この記事”Many choices seems promising until you actually have to choose“の以下の一節にparalyzing paradoxという英単語が出てくる。
Despite the apparent opportunities presented by a lot of options, the need to choose creates a “paralyzing paradox,”
多くの選択肢から選べる機会が与えられているにもかかわらず、選択しなければならないことがparalyzing paradoxを作り出す。
paralyzing paradoxとは、選択肢がいっぱいあることによって、何を選んだらよいか分からなくなったり、間違った選択をしたらどうしようという思いが強くなって、選択決定プロセスにおいて思考が麻痺してしまうことを言う。早い話が、多くの選択肢があることは一見良いことのように見えても、実際は選択するのが大変であるということを言っている。例えば、外出中に何を食べようかと考える場合、まず、イタリアン、フレンチ、中華、和食、カレー、ラーメン、ファストフード、牛丼、豚丼など、先ずどの店に入るかを選択する必要がある。店が決まった後も、大量のメニューの中から注文するのもまた一苦労である。ジョナサンに入ったと仮定すれば、国産牛ステーキ、オールビーフハンバーグ、パスタ、とんかつ、エビフライ、ドリア、オムカレーと何を選んで良いか分からなくなる。こういった選択もかなりのストレスになる。注文した後で、やっぱりあっちにしておくべきだったと後悔することが多々あるからだ。さらに、デザートとサラダの選択、パンとライスの選択、ドリンクバーでのドリンクの選択にも頭を悩ませる。選択肢が多過ぎると気苦労が絶えない。