AI革命、人工知能はどう利用されるべきなのか?

ワトソンやアルファ碁など、ハイテク産業は史上空前の人工知能ブームですが、今後もこの流れが続くことは間違いありません。世界中の巨大企業が人工知能ブームに乗り遅れまいとして四苦八苦していますが、軍事技術等にもAIを組み込むことを目指し、国単位でも切磋琢磨しているので、主導権争いは熾烈なものになっています。

人工知能の扱いは、人工知能の知能が向上するに連れ、難しくなってくるでしょうし、人間の知能を超えるようになれば、人間でさえも手に負えなくなる可能性があります。それは子供が親の手に負えなくなることに似ています。知能が優れた者が知能を劣ったものを支配するように、人間が機械に支配されるようになる日も近いと言えます。なんて事は当分ないとは思いますが、そういう日が来ないとも言えません。

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AI搭載モノのインターネット

Tech giants race for edge in artificial intelligence

Major technology firms are racing to infuse smartphones and other internet-linked devices with software smarts that help them think like people.

「主要テックファームは、スマホや他のネットに繋がったデバイスに、それらが人間型思考を持てるようにするスマートソフトを注ぎ込む競争中です。」

software smartsは、book smarts(本だけの知識), street smarts(通りの知識)

The effort is seen as an evolution in computing that allows users to interact with machines in natural conversation style, telling devices to tend to tasks such as ordering goods, checking traffic, making restaurant reservations or searching for information.

「その試みは、ユーザーが商品注文、通行量チェック、レストラン予約、あるいは、情報検索などのタスクをするようデバイスに命じる、普通の会話形式で機械と情報をやりとりすることを可能にする、コンピューティングの進化と見られています。」

そのくらい自分でやれよって感じですが、車の運転中など、手が離せない時は、会話形式で命令できるのは便利かもしれません。明日6時に起こしてとか、何時のテレビ番組予約しておいてとか、レストランやっているかどうか確認してとか、自分でやるよりははるかに楽なのは確かです。時間の節約にはなります。

The artificial intelligence (AI) component in these programs aims to make create a world in which everyone can have a virtual aide that gets to know them better with each interaction.

Here are some of the offerings available:

「これらのプログラムのAI要素は、会話するたびに賢くなる仮想助手を誰もが持てる世界を作ることを目標にしています。下記が利用可能なオファーの一部です。」

会話をしていくことで機械が賢くなるのは深層学習とか強化学習とか言われているやつで、これが今人工知能分野で一番熱い技術でもあります。

グーグル

Google is making a high-profile push into AI, with the internet titan’s chief referring to it as a force for change as powerful as powerful as smartphones.

Google Assistant software is being built into new Pixel handsets—aiming to outdo Apple’s Siri—enabling users to organize and use information on the devices and in the cloud—to check emails, stay up to date on calendar appointments, news or ask for traffic and weather data.

「グーグルは、そのネット巨人のチーフが、スマホの影響力に匹敵する変化のための勢力としてそれを言及しているように、AIに目立ったプッシュをしています。」

スマホは、かつて倒産しかけていたアップルを、時価総額世界一に押し上げる程のパワーを持ち、社会的な影響力も相当なものがあります。そのスマホに匹敵する程の影響力が人工知能にはあるとグーグルのチーフが言っているようです。

Google also offers AI through its Allo messaging application which can be installed on smartphones, and its Google Home hub, a standalone device similar to Amazon’s Echo which responds to voice commands to manage tasks and fetch information where people live.

「また、グーグルは、スマホにインストール可能なアロメッセージングアプリと音声命令に応じてタスクをこなしたり家の情報を取得するアマゾンのエコーに似たスタンドアロンデバイスのグーグルホームハブを介してAIを提供しています。」

アップルのシリ、アマゾンのエコー、グーグルの独自性が出ています。

サムスン

The South Korean electronics giant moved to jumpstart its AI efforts by purchasing the US startup Viv Labs, launched by the creators of Apple’s Siri.

「韓国の電子機器超大手は、米ベンチャー企業のビブラボ社を買収することで、頓挫していたAI活動を活性化する方針転換をしています。」

Samsung says the acquisition announced this month is part of its effort o provide AI-based voice assistance services its customers can use across all Samsung devices and products, from smartphones to televisions to washing machines.

「サムスンは、今月発表された買収が、スマホからテレビから洗濯機に至るまで、全てのサムスン機器・製品にわたって顧客が使用可能なAIベースの音声アシスタントサービスを提供するための試みの一部だと言っています。」

Samsung is world’s leading maker of smartphones powered by Google’s free Android software, but also has its own Tizen mobile operating system, so how it may field its own virtual assistant technology remains to be seen.

「サムスンは、グーグルのフリーアンドロイドソフトウェア製スマホの世界一のメーカーですが、自社製のOSタイゼンもあるので、どうやってバーチャルアシスタント技術を活用するのかは、現時点では不明ではあります。」

サムスンはタイゼンを全てのサムスン製品に組み込むことを画策中らしいので、そういった思惑もあっての今回の買収なのかもしれません。

アマゾン

Amazon in 2014 unveiled its Echo home assistant, a voice-activated speaker, powered by its “Alexa” artificial intelligence program.

Users can ask for news or information updates, as well as ordering goods from the online retail giant.

「アマゾンは2014年に、自社製アレクサ人工知能プログラムを搭載した対話型アシスタントのエコーホームアシスタントを発表しています。ユーザーは、エコーを使って、ニュースや情報更新の他に、アマゾンで商品を注文したりもできます。」

voice-activated speakerを直訳すれば、音声作動式話者、あるいは、音声起動スピーカーになりますが、音声認識アシスタン程度に訳すのがベストです。

人工知能を搭載したスマホが勝手に商品を注文したりするようになるかもしれません。スマホが勝手に注文したとか、そういう日がくるのも近いのかもしれません。あるいはスマホがオンデマンドサービスで勝手に映画鑑賞や音楽鑑賞したり、そんな時代は来ることはないと思いますが、ユーザーと喧嘩して110番とか、そこまで賢いスマホが登場するとかなり厄介なような気もします。あくまでも冗談です。

マイクロソフト

Microsoft’s personal assistant uses the name Cortana and is available on Windows devices and its Xbox console and as an application on Apple iOS and Android devices.

「マイクロソフトのパーソナルアシスタントはコルタナという名前を使っていて、ウインドウズデバイス、Xboxコンソール、アップルのiOSやアンドロイドデバイスのアプリとして利用可能になっています。」

Unveiled in 2014, Cortana—a name based on a character in its blockbuster game “Halo”—responds to conversationally spoken requests or commands, using insights gleaned from calendars, contact lists, online searches and other smartphone sources to respond in a manner akin to a real-life aide.

「2014年に発表されたコルタナは、自社製大ヒットゲームであるヘイローの中に出てくるキャラクターを基にした名前で、実際に本物の助手がやるように、カレンダー、連絡表、オンラインサーチや他のスマホソースから収集した情報を使って、会話によるリクエストか命令に応じています。

ヘイローはマイクロソフトが発売したゲームなようです。マイクロソフトゲームと言えば、プロジェクトスコーピオがかなり話題になっていますが、6TFLOPSという怪物スペックを持つ新型ゲーム機を開発しているみたいです。

フェイスブック

Facebook, heavily investing in artificial intelligence, is widely believed to be working on a personal assistant with the codename “M.”

The social network’s founder Mark Zuckerberg has said he wants to create a real-life version of “Jarvis,” the assistant in the assistant in the Marvel Comics series “Iron Man.”

「フェイスブックは人工知能に巨額の投資をしていて、コードネームMを持つパーソナルアシスタントの研究をしていると広く信じられています。そのソーシャルネットワークの創始者であるマーク・ザッカーバーグは、マーベルコミックシリーズのアイロンマンに出てくるアシスタンの現実版ジャービスアシスタントを作りたいと言っています。」

アイロンマンでもアイアンマンでも無問題ですが、アイロンマンだとアイロン掛けをする人みたいな響きがあるので、アイアンマンの方が好まれているみたいです。ジャーヴィスとかいうアシスタントは見たことがないので全く分かりません。

For now, Facebook is enabling AI-powered “bots” on its Messenger mobile application that allows users to get answers to questions and engage in text exchanges as though chatting with the social network itself.

「今のところ、フェイスブックは、ユーザーがあたかもソーシャルネットワーク自身とチャットしているかのように、質問の答えを得たりテキストのやり取りをすることを可能にするモバイルメッセンジャーアプリにAI搭載ボット機能を付与しています。」

人工無能に人工知能を搭載したようです。

アップル

Apple was the first to offer its personal assistant, introducing Siri for the iPhone in 2011, and has been working to improve it over the years.

Recently, Siri was upgraded to interact with non-Apple applications, so users can book a ride with Lyft or make payments using Square Cash.

「アップルが、2011年にシリをiPhoneに導入することで、パーソナルアシスタントを最初に提供し、ここ何年もそれを改良するのに取り組んでいます。最近シリはユーザーがリフトで乗車の予約、またはスクエアキャッシュを使って支払いできるようにアップル以外のアプリでも情報をやり取りできるようにアップグレードされました。」

Apple has also introduced a Home application that can connect with smart appliances and other devices, and is reportedly working on a standalone speaker similar to Amazon Echo and Google Home.

「また、アップルはスマート家電や他のデバイスと接続できるホームアプリを発表、アマゾンエコーやグーグルホームに似たスタンドアロンな対話型アシスタント開発に取り掛かっていると伝えられています。」

スタンドアロンスピーカーでググると、スピーカーが出てきます。日本でスピーカーと言うとあのスピーカーの事ですが、アメリカだと、スピーカーはスピーカー以外にも、話者(話し手)とかポール・ライアンという意味も持っています。

IBM

Technology stalwart IBM made headlines nearly 20 years ago with “Deep Blue” software that beat world chess champion Garry Kasparov at his own game, and more recently with “Watson” artificial intelligence that triumphed over top human players in a Jeopardy television game show.

「テクノロジーの熱烈支持者であるIBMは、ほぼ20年前に、チェス世界チャンピオンのガルリ・カスパロフをチェスで破ったディープブルーソフトウェアで、もっと最近では、テレビのゲームショーであるジェパディ!において、トップ対戦者に勝利した人工知能ワトソンで新聞の見出しになりました。」

IBM has put Watson to work making business systems and services smarter with data and customers. Thousands of people are expected to attend a World of Watson conference later this month in Las Vegas.

「IBMは、データや顧客にもっとスマートに対応するビジネスシステム・サービスを構築するためにワトソンを投入しています。何千人もの人々が、ラスベガスで今月末に開催されるワトソン会議に参加することが予想されています。」

ワトソンカンファレンスというか、IBM World of Watson 2016が開催されるみたいで、かなり大規模な展示会みたいな感じです。ワトソンと言えば、白血病のタイプを何とたったの10分で見抜いたという物凄いニュースで8月に相当な話題になっていましたが(人工知能、患者の命救う 国内初か IBM「Watson」、白血病のタイプ10分で見抜く)、グーグルのアルファ碁と並んで、現時点で世界二大人工知能であることは間違いありません。

人工知能はスマホを物にかざせばその物の詳細なデータが表示されるとか、グーグル・グラスで人間の戦闘力を表示するとか、名探偵コナンのスマートグラスのような物が出てくればかなり売れるのではないでしょうか。人工知能を用いて室温超伝導体を発見させたり、癌の特効薬を開発させたり、早くそういう時代が来てもらいたいものです。人工知能と量子コンピュータ、あるいは脳型コンピューターとの組み合わせ、特に人工ニューロンと人工シナプスを使った脳型コンピュータはかなり期待が持てます。

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