英語ペラペラになりたい人はシャドーイングをマスターすべし!

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

大昔、英語の勉強のやり方を英語がかなり流暢な日本人に聞いた時に、とにかくネイティブの発音を真似ろと言われたことがあります。要するに聞いて覚えろということで、ネイティブの話し方を真似ればペラペラになれるとのことでした。その人が言うには、洋楽を完璧に歌えるようになれる人は、英語ペラペラの素質があると言っていましたが、逆に、音痴は諦めた方がいいとも言っていました。例えば、カラオケでビリー・ジョエルのオネスティを完璧に歌えるようになれる人は、英語ペラペラの素質があるとも言えるので、英語の歌を暗唱してみては如何でしょうか。

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覚えたいことは声を出して読む

Study finds reading information aloud to yourself improves memory

You are more likely to remember something if you read it out loud, a study from the University of Waterloo has found.

何かを覚えたようとする場合、その覚えたいことを声に出して読み上げることで記憶される可能性が高まることを、ウォータールー大学の研究が示唆しています。

※read it out loudは大声で読むではなく、声に出して読む、音読するという意味のようです。

英語学習も、覚えたい決まり文句やカッコイイ言い回しを、ネイティブの発音の後で、声を出して真似る努力をすることで、文章の暗唱がしやすくなる可能性があるみたいです。なかなか英語の文章を暗記できない人は、とにかく音読するのがいいのかもしれません。覚えたい文章がCDに収録されている教材、特に、アメリカ英語の発音で、ネイティブが普通に話す速度で話されている教材を選びましょう。シャドーイングが最適の勉強法だと言えます。

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自分で話して自分で聞く

A recent Waterloo study found that speaking text aloud helps to get words into long-term memory. Dubbed the “production effect,” the study determined that it is the dual action of speaking and hearing oneself that has the most beneficial impact on memory.

今回のウォータールーの研究は、テキストの音読が、長期記憶に単語を記憶しやすくする事を示しています。本研究は、プロダクション効果と名付けられた、自分で話して自分で聞く事の二重行為が、記憶に最も良い影響を与える事を割り出しています。

※read aloudは大声で読み上げるではなく、音読するという意味のようです。

The study tested four methods for learning written information, including reading silently, hearing someone else read, listening to a recording of oneself reading, and reading aloud in real time. Results from tests with 95 participants showed that the production effect of reading information aloud to yourself resulted in the best remembering.

本研究は、書面情報学習法に、黙読、人が読んでるのを聞く、自分で読み上げたものを録音して聞く、リアルタイムでの音読を含む、4つの方法をテストしました。95人の参加者が関わったテストの結果が、自分自身で、書面情報を声を出して読み上げるプロダクション効果が最も記憶力を高めることを示しています。

CD付きの参考書を買った場合、参考書の黙読、付属CDのリスニングだけではなく、CDをリスニングしている間、参考書に書かれた英文を見ながら、ネイティブの発音・話し方を真似る形で大声で復唱(シャドーイング)をすることで、暗記力が高まるみたいです。テキストを見ずに暗唱できるまで音読を続ければ、ネイティブに近い話し方が身に付くかもしれません。

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動くことで記憶力は高まる

This latest study shows that part of the memory benefit of speech stems from it being personal and self-referential.

今回の研究は、スピーチの記憶効果の一部は、それが、個人的かつ自己言及であるということから生じていることを示しています。

口を動かすのがいいのかもしれません。動きがあるのがいいみたいです。例えば、年寄りはパズルやクロスワードパズルをやるのがいいと言われていますが、パズルには動きが伴うからいいみたいです。さらに、書いたり、タイプしたりするのもいいみたいです。書いたりタイプしながら大声で読み上げるのも効果的かもしれません。運動が、記憶力を高めることを立証している研究はいくつもあるので、体の一部を動かすことで、記憶は向上するようです。ただ闇雲に大声でテキストを朗読しても、ネイティブのような発音にはならないので、やはり、CDなんかを聞きながらのシャドーイングが一番効果的だと思われます。ある程度、暗唱できるようになれば、今度は、その英文を書き出したり、タイプしたりしながら、大声で読み上げるのもありかもしれません。とにかく、アクションを伴うことが必須みたいです。つまり、黙読とか人が読んでるのを漠然と聞いたり、CDを聞いているだけではダメだということです。受動的な勉強ではなくて、能動的な学習(発話したり書いたり)が英語上達の鍵だと言えます。黙読とかリスニングだけでも、リーディング・リスニング能力は向上するでしょうけど、それだけをいつまでやっていても、スピーキング・ライティング能が向上することはまずないでしょう。

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