東海地震、単独発生は有り得る?首都圏民にはここが一番の懸念事項

東海地震はもう30年間いつ来てもおかしくないと言われ続けています。本当にいつ来てもおかしくないのでしょうか?単独発生は過去に例が無いことから、早くても2036年までは起きないような気もします。前回発生したのが、1854年12月23日(安政の東海地震)なので、既に161年が経過しています。東海地震の首都圏への影響は限定されるのですが、安政の東海地震の最大余震(1855年11月7日)が起きた4日後に安政江戸地震(11月11日)が発生して大きな被害を出しているのです。東海地震に誘発されたかどうかは分かりませんが、安政の東海地震はM8.4と推定されていて、かなり巨大な地震だったことが分かります。1707年10月28日に発生した、東海・東南海・南海の3連動地震とされている宝永地震から147年2ヶ月後に発生していることから、今回の東海地震は単独で起きたとしても、相当巨大な規模になると予想されています。

東海地震単独発生説

東海地震は歴史的に単独では発生しないことが分かっています。しかし、単独で発生しない保証はどこにもありません。何故なら、There’s a first time for everything (あらゆるもに初めが存在する)だからです。今回歴史初の東海地震単独発生の可能性もあるということです。とは言っても、歴史的に見た場合、2050年辺りに3連動~5連動で起きる可能性の方が遥かに高いみたいです。想定東海地震 ← このサイトも東海地震単独発生説には懐疑的です。東海地震は当分起きないからと言って、首都圏直下型地震も当分起きないとは限りません。東海地震単独発生説の否定が、首都圏直下型地震の切迫性も同時に否定できればいいのですが、東海地震が起きなくても首都圏直下型は待ったなしの風潮があります。もちろん、東海地震のようにいつ起きてもおかしくなと何十年も言い続ける結果に終わる可能性も当然あります。地震予知が出来ない以上は、危機を煽って心の準備だけはさせておく必要があるのも確かで、いつ来てもおかしくない大地震に備えることが私達にできる唯一の地震対策なのです。

東海地震と富士山噴火

宝永地震では富士山は噴火(宝永大噴火)しましたが、安政東海地震後には噴火はありませんでした(小噴火が起きたという説もある)。今回は富士山も噴火する可能性が高いと言われているので、いつ起きるかは全く分からいのですが、色々な意味で注意が必要と言えます。富士山よりも箱根山や阿蘇山の噴火の方が、富士山噴火とは比べ物にならないくらい危険なのですが、東日本大震災の後では何が起こっても不思議ではありません。一部の識者の間では、東海地震の発生を待つことなく、いつ富士山が噴火してもおかしくないと囁かれています。富士山噴火保険まで登場しています(富士山噴火に「保険」 損保ジャパン、観光被害軽く)。2014年9月の御嶽山小噴火の教訓からも噴火保険は観光業には必須だと言えるかもしれません。富士山噴火で一番問題に鳴るのは火山灰みたいで、火山ガラスという微粒子が含まれているので、吸い込めば肺や気管支を傷つけ、目に入れば眼球を傷つけてしまうみたいなので、非常にやっかいな存在みたいです。交通機関の麻痺や、水道水への影響、農作物や畜産への莫大な被害、工業地帯に与える影響などを考えた場合、噴火による直接被害(溶岩や火山弾)以上に、降灰による2次被害も懸念されています。噴火の規模にもよりますが、経済的損失はかなり深刻なものになるみたいです。東海地震も富士山噴火も2050年以降に起こる可能性が非常に高いので、私のようなおっさんやおばさん連中には影響はないのかもしれません。とは言っても、いつ起きてもおかしくないと言われているだけに、準備だけは怠るわけにはいきません。水、救急箱、非常食、割り箸、紙皿、非常用コンロ、ガスボンベ、マスク、ゴーグル、ウェットタオル、ティッシュ、トイレットペーパー、テントや寝袋などのキャンプ道具一式揃えておくのも必須かもしれません。備えなれば憂いなしです。

東海地震はもう起きた

東海地震が既に起きているという説もあります。これは2009年8月11日に発生したM6.5の駿河湾地震のことを指してそういう説を唱えているみたいなのですが、ただ、M6.5ではあまりにも小さ過ぎる気もします。東日本大震災時の最大余震が茨城沖で発生したM7.6だった事を考えると、東海地震の予想マグニチュードが8クラスなので、さすがにこの説は有り得ないと言えるのではないでしょうか。日本人が東日本大震災の教訓から学ぶとすれば、従来通りの学説や常識は自然には通用しないということで、100年~400年周期で発生する巨大地震とは別に、数千年単位で発生する超巨大地震の可能性も決して否定できません。なので、駿河湾から琉球海溝に達する超東海地震の発生を荒唐無稽の与太話として扱うことは誰にもできないはずです。数千年以内にそういう地震が起きる可能性は無いとは言えないし、数万年以内に超超東海地震が起きる可能性さえあります。ドランゴンボールに出てくる悟空の敵のような戦闘力のハイパーインフレ化が、人類の敵とも言える地震にも起こり得ると言っても決して過言ではないのです。