サーチュイン遺伝子、レスベラトロール、SIRT1、SIRT6

人間の老化に関わっていると信じられているサーチュイン遺伝子は以前メディアでかなり取り上げられました。長時間空腹を感じることで活性化されると言われているこのサーチュイン遺伝子ですが、その真偽の程は別として、サーチュイン遺伝子そのものについては案外知られていないようなので、今日はサーチュイン遺伝子とは何なのか?という事を少し調べてみようと思います。ストレスに強い脳をつくるタンパク質を発見―うつ病の脳のしくみ解明へ前進―

サーチュイン遺伝子(SIRT1)

長寿遺伝子あるいは抗老化遺伝子ともよばれる。遺伝子発現制御に重要な核内ヒストンタンパクの脱アセチル化酵素として働く。また細胞質においても様々なタンパク質を脱アセチル化することでそれら活性を制御している。脳神経系において高発現しており、睡眠・肥満・記憶・日内リズムなど多様な脳高次機能に関与することが示されている。

調べてみると、このサーチュイン遺伝子はSIRT1から7まであるみたいです。

サーチュイン遺伝子、SIRT1

エネルギー代謝を制御する脱アセチル化酵素SIRT3のケミカルバイオロジー研究

ヒトSirtuinは7種類のサブタイプ(SIRT1-7)が存在します。現在、ヒトSirtuinによる寿命制御に関する研究は非常に着目されていますが、その研究の中心は酵母Sir2と最も相同性の高い核タンパク質であるSIRT1です。

寿命を司る可能性が最も高いのがサーチュイン遺伝子SIRT1ということらしいです。

リスベラトロール(レスベラトロール)

サーチュイン遺伝子は、本当に長寿遺伝子だった

例えばサーチュイン遺伝子の1つSIRT6(サートシックス)を大量に発現させたマウスはふつうのマウスより長生きになります。またサーチュインの機能を高める化学物質としてポリフェーノールの一種、リスベラトロールが発見され、健康補助食品として売られていることはご存知の方も多いことでしょう。

SIRT6も寿命と関係しているようです。リスベラトロールというポリフェノールの一種のことが気になったので調べてみました。

長寿遺伝子を活性化させるレスベラトロールとは!?

レスベラトロールは、ブドウの茎や皮などから抽出されるエキスの中に微量に含まれる成分で、ポリフェノールの一種です。赤ワインにも含まれています。

レスベラトロールはぶどう抽出液に含まれているポリフェノールの一種のようです。

レスベラトロールはサーチュイン遺伝子に直接作用し、活性化すると考えられます。つまり、レスベラトロールを摂取することによって、つらいカロリー制限をしなくても、サーチュイン遺伝子が活性化し、老化抑制効果が期待できるのです。

長時間空腹に耐えなくても、このレスベラトロールを大量に摂取すればサーチュイン遺伝子が活性化して寿命が伸びるようです。サプリで摂取するのが理想的なようです。

サーチュイン遺伝子、SIRT6

Mutant enzyme study aids in understanding of sirtuin’s functions

The enzyme sirtuin 6, or SIRT6, serves many key biological functions in regulating genome stability, DNA repair, metabolism and longevity, but how its multiple enzyme activities relate to its various functions is poorly understood.

「酵素サーチュリン6、あるいは、SIRT6は、ゲノム安定性、DAN修復、新陳代謝、寿命を調整する多くの重要な生物学的機能を果していますが、どのようにして、SIRT6の複数の酵素活動が多様な機能に関連しているのかはほとんど知られていません。」

サーチュリン遺伝子、SIRT6の働きは多岐に渡っていますが、どの酵素がどの機能にかかわっているのかについては不明な点が多いみたいです。

A team of Cornell University researchers, led by Hening Lin, professor of chemistry and chemical biology, has devised a method for isolating one specific enzyme activity to determine its contribution and lead to better overall understanding of SIRT6.

化学/生物化学の教授Hening Lin率いるコーネル大学の研究チームは、ある特定の酵素を選別し、その酵素の役割を割り出す方法を考案し、結果として、SIRT6(Sirtuin 6)の総合的理解度を深めることを可能にしました。」

SIRT6のどの酵素がどんな役割を果しているのかを知る方法を考え出したようです。これによって謎の多かったSIRT6の理解を深めることに成功したとのことです。良かったです。サーチュリン研究は各国で盛んなようなので、人間の寿命を伸ばす事ができる日がくるのかもしれません。もちろん、それは数十年先の話である事は言うまでもありません。