豊田工業大学シカゴ校という大学がシカゴ大学構内に存在するらしい

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このニュース記事”AI capable of outlining in a single chart information from thousands of scientific papers“を読んでいたら以下の一節が目に止まった。

NIMS and the Toyota Technological Institute at Chicago have jointly developed a Computer-Aided Material Design (CAMaD) system capable of extracting information related to fabrication processes and material structures and properties–factors vital to material design–and organizing and visualizing the relationship between them. The use of this system enables information from thousands of scientific and technical articles to be summarized in a single chart, rationalizing and expediting material design.

上の文中のToyota Technological Institute at Chicago(豊田工業大学シカゴ校)という大学名がかなり気になったので調べてみた。このサイトに以下のような内容が掲載されていた。

TTI-Cは、豊田工業大学の姉妹校として大学院情報援用工学専攻「情報基礎理論」の分野をさらに強化、充実するため、2003年に設立されました。キャンパスはシカゴ大学構内にあり、この分野で最先端のレベルを誇るシカゴ大学と共同で研究・教育を行っています。

豊田工業大学についてはwikiに以下のような記述があった。

トヨタ自動車の社会貢献活動の一環として設立されたため、授業料ならびに入学金が私立大学としては群を抜いて安く、学部に関しては国立大学とほぼ同額である。所在地は愛知県名古屋市であり、豊田市ではない。

もともと社会人大学として設立された経緯から、かつては工業技術に関する実務経験がないと事実上入試は受験できず、そのため予備校などの入試難易度ランキングの対象から外されていた(ただし中学校卒業後、トヨタ工業高等学園を修了した場合は実務経験ありとされていた)。現在は学生の大半が一般学生であり、社会人学生は20%に満たない。授業などでの教育も一般の4年制大学に近い。なお、自動車についての講義はほとんど行われていない。

どうやらトヨタ自動車が設立した私立大学のようだ。上述の英文の訳はこのサイトに以下のように掲載されている。

NIMSは豊田工業大学シカゴ校と共同で,科学技術論文から材料設計に必要なプロセス・構造・特性に関する因子とその相関関係を抽出し,整理・可視化するAIを開発しました。開発したAIを使って,数千篇の科学技術論文に収録された知識を1枚の図として整理することで,設計者の知識を補助し,合理的・効率的な材料設計が可能となります。

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