ヘッドホンやイヤホンの大音量が子供の耳に良くないのは当たり前

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

耳の健康を守る。ヘッドホンやイヤホンの大音量やステレオの大音量が耳に悪い事は自分が子供の頃から言われていたし、スピーカーからの大音量も当然耳に良くないことは知っていました。そんな事を今さらと思うかもしれませんが、子供達の耳が世界的に危険な状態にさらされているらしいのです。大音量で音楽を聴くことは耳に悪いとは分かっていても、止められないということなのかもしれません。自分もゲームは目に悪いと周囲から散々言われ続けていたにもかかわらず、子供の頃からゲームばかりしていたので、今では読書も満足に出来ないほど視力が低下しています。視力が悪いだけならまだしも、ゲームと部活のやり過ぎですっかり馬鹿になって、すべり止めの大学すら受からずに、その後悲惨な人生を歩み続けた経験からも、子供の時は勉強に専念すべきだったとかなり後悔しています。学校の先生から勉強が学生の仕事と言われ続けたのに、勉強をしなかった自分の愚かさを恨むしかありません。一心不乱に勉強をして良い大学に行った元友人達がみな結構な生活をエンジョイしている現実が、勉強こそがまさに学生の本分ということを如実に物語っています。スマホのやり過ぎは目に悪いだけでなく、子供の頭を悪くするだけなので、子供にスマホを持たせるのもどうかと思います。

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慢性耳鳴りの恐怖

Evidence of hearing damage in teens prompts researchers’ warning ← このニュース記事から引用させてもらいます。

New research into the ringing-ear condition known as tinnitus indicates an alarming level of early, permanent hearing damage in young people who are exposed to loud music, prompting a warning from a leading Canadian researcher in the field.

「耳鳴りとして知られている耳がギンギンする症状の新しい研究が、大音響音楽にさらされている若者達の間に、早期かつ恒久的な聴力障害が憂慮すべきレベルにあることを示唆していると、その分野では一流のカナダ人研究者が警告を促しています。」

Neuroscience research indicates that such “hidden hearing loss” caused by exposure to loud sounds in the early years deepens over the life span, worsening one’s hearing ability later in life.

「神経科学リサーチは、子供の頃に大音響にさらされることが原因している、そのような隠れた難聴は年を重ねるに連れ悪化し、晩年聴力が損なわれてしまうと指摘しています。」

子供の頃から大音響で音楽を聞いたり、特にイヤホン・ヘッドホンで音漏れさせながらガンガン音楽を聴いている若者を見かけますが、若気の至りとは言え、代償は加齢とともに高く払わされることになるようです。子供の頃からスマホでイヤホンしながらゲームをしているとか、目と耳と脳に対する拷問以外の何者でもないという意見もあります。目と耳を悪くするだけでなく、貴重な勉強時間まで削られてしまうので、親は絶対に止めさせるべきだし、そもそも子供にスマホを買い与える行為自体が愚の骨頂という声さえあります。とは言っても、スマホで勉強をしている子供もいるらしいので、スマホは必ずしも全てが否定されるべきでないという意見もあります。どちらが正しいかは置いておくとして、個人的には、子供にスマホは百害あって一利なしなので必要ないと思います。

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irreversible damage (回復不可能な損傷)

irreversible damage とは非常に恐ろしい言葉ですが、一度傷ついていしまった聴覚細胞(蝸牛の有毛細胞)は2度と再生されないみたいです。

The 28 per cent of participants with persistent tinnitus also showed heightened sensitivity to loud sounds, indicating that the neurons that transmit sounds to the brain may have been damaged, said Roberts. While some other forms of hearing loss can be repaired, such nerve damage cannot be undone. The only solution, he says, is prevention.

「永続的な耳鳴りのある28%の参加者達は、大きな音に非常に敏感でもあり、音を脳へ伝達する神経細胞が損傷しているかもしれないことを示唆しています。とロバーツは語った。いくつか他の難聴は修復可能な一方で、このような神経損傷は元には戻せないのです。たった1つの解決策は、彼が言うには、予防だけだということです。」

耳鳴りが原因の難聴や年を取ってからの難聴の重症化を防ぐには、子供の頃から大きな音を避ける習慣を身に付けることだけのようです。イヤホンやヘッドホンを付けてのゲームプレイや音楽鑑賞などは子供の頃は禁止した方が良さそうな感じです。子供の仕事は勉強、学生の本分は勉強ということを親と教師は子供に徹底的に教え込む必要がありそうです。音楽鑑賞やリスニングの勉強をする時は、部屋で小さい音でスピーカーを通して聴くのがベストな選択です。

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子供に教えることが大切

とにかく子供に音楽をイヤホンやヘッドホン、スピーカーからの大音量で聴くのは耳に良くないと、教育することが一番大切みたいです。子供は教育を通して人間らしくなっていくので、人間らしい大人に成長させるには小さい時からの親の教育が非常に重要になってきます。

Roberts, a veteran researcher and advocate, compares the evolving campaign against loud music to the early years of the campaign against smoking, in the sense that many people have no idea that they are hurting themselves, and would take steps to prevent damage if they had the right information.

「経験豊富な研究者で提唱者でもあるロバーツは、徐々に進展しつつある大音量音楽に対するキャンペーンと大昔の禁煙運動とを、多くの人々が自分で自分を傷つけているとは夢にも思っていないし、もし彼等が正しい情報を得ていれば、損害を防ぐための処置を講じているだろうという意味で、同じであると見なしています。」

禁煙運動も煙草の害を啓蒙することで、喫煙者が世界的に減ったように、大音量音楽に対しても啓蒙が必要なのはその通りだと思います。ただ子供の喫煙がほとんどの国で法律で禁止されているのとは違い、大音量音楽を法律で禁止することは不可能なので、親の教育が重要な意味を持ってきます。そう考えた場合、永久にこの問題が解消されることはありません。一種の文明病として受け入れて、諦めるしかないです。ゲームやスマホが眼に悪いからと言って、ゲームやスマホを止める子供はまずいないでしょうし、余程教育に厳格な親以外は子供を制御するのはほぼ不可能です。その前に持って生まれた子供の資質も関係してきます。大きな音やイヤホンが耳に悪いことは自分が子供の頃から既に言われていたので、あれから数十年経った今のような高度にデジタル化された社会においては、もうどうにもならない問題でもあるのです。

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