音楽鑑賞でがんの痛みや不安を軽減できる!?

Music therapy(音楽療法)という言葉があるように、やはり音楽鑑賞は体に良いみたいです。この度、デレクセル大学の研究者が、がん治療に音楽を用いることで、患者の精神面を癒す効果がある事を発見したという事です。音楽を聞く事で、心が癒やされたり、勇気づけられる人が多いので当然と言えます。

失恋や失職等による傷心を音楽が癒してくれます。音楽を聞くと勇気が湧いてきたり、やる気が出たりもします。音楽を聞いただけで、涙が出てくることさえあるほどです。それだけ音楽の力は偉大で、それ故に、世界中で歌手や作曲家が持て囃されています。

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笑うと健康になる

Music demonstrated to alleviate cancer patients’ symptoms

We’ve all heard of laughter being the best medicine, but what about music?

「我々全てが、笑いが一番の薬と聞いていますが、音楽はどうなんでしょうか?」

笑うとがんにならないなんていう話を耳にするぐらい、笑いは体に良いみたいです。昔から、笑う門には福来たる、なんて言われているので、笑いがいかに大事か分かります。笑顔に勝る化粧なしとも言うので、女性は特に笑うことが大切です。ブスッとした顔をしていると本当にブスになってしまいますし、美人も台無しです。病院でも、看護婦(看護士ではない)の表情1つで、物凄く不快な気分になるので、とにかく笑顔はそれほど大事だということです。

笑いのある家庭は幸せに満ち溢れています。家族でバラエティ番組を見ながら馬鹿笑いをすれば、心と体が健康になるだけでなく、家族の絆まで深める事ができます。とにかく、腹の底から笑うことが健康の秘訣とも言われているので、笑いましょう。

音楽は精神安定剤

A systematic review published by the Cochrane Library found that there is significant evidence that music interventions help alleviate symptoms of anxiety, pain and fatigue in cancer patients, while also boosting their quality of life.

Cochrane Libraryによって公表された系統的レビューが、音楽介入が、がん患者の不安、痛み、疲労感の症状を軽減するのに役立つ一方で、彼らの生活の質を高める有効な証拠がある事を明らかにしました。」

音楽によって、がん患者の精神面の改善や、痛みなどの症状を緩和できるようです。音楽鑑賞が人間の生活の質を向上させることは確かで、ストレス解消にもなり、音楽を聴きながら運動することで、運動効果を高めることができるとも言われています。さらに寝る前に、メンデルスゾーン、ベートーベン、バッハ、モーツァルト、ショパン等の音楽を聴くことで、ぐっすり眠れるようになります。音楽はまさに精神安定剤と言えます。

音楽療法と音楽医療

Led by Joke Bradt, PhD, associate professor in Drexel University’s College of Nursing and Health Professions, a team looked into studies that examined the impact of music therapy (a personalized music experience offered by trained music therapists) and music medicine (listening to pre-recorded music provided by a doctor or nurse) on psychological and physical outcomes in people with cancer.

「ドレクセル大学のCollege of Nursing and Health ProfessionsのJoke Bradt博士率いるチームが、がんを患った人々の心理的肉体的効果に対する音楽療法(訓練された音楽療法士によって提供された個別の音楽体験)と音楽医療(医師か看護師によって与えられた事前に録音された音楽を聴くこと)の影響を調べた研究を検証しました。」

音楽医療と音楽療法は違うみたいです。音楽医療はやっつけ仕事的というか、適当な感じがします。それに対して、音楽療法はかなり本格的で、かなりの効果が期待できそうです。

“We found that music therapy interventions specifically help improve patients’ quality of life,”

「我々は、音楽療法介入が特に患者の生活の質を向上する助けになる事を発見しました。」

音楽療法の方が効果的な事は火を見るよりも明らかです。そうは言っても、程度の差こそあるものの、どちらも効果的である事は言うまでもありません。

音楽療法で医療費削減

“The results of single studies suggest that music listening may reduce the need for anesthetics and analgesics, as well as decreased recovery time and duration of hospitalization, but more research is needed for these outcomes,”

「ただ1つの研究結果が、麻酔薬と鎮痛薬の必要性を減らすと同時に、回復時間と入院期間を短縮するかもしれないことを示唆していますが、これらの結果のための、さらなる調査が必要とされています。」

麻酔薬と鎮痛薬の使用を抑えたり、術後回復や入院期間を短くできるのは、さすがに盛り過ぎなような気もしますが、それだけの効果が本当にあるならば、どこの病院も音楽療法を取り入れるべきだと思うし、それが医療費削減にもつながるので、国家的事業として、癌大国である日本は、積極的に音楽療法士育成等に力をいれるべきかもしれません。

“We hope that the findings of this review will encourage health care providers in medical settings to seriously consider the use of music therapy in the psychosocial care of people with cancer,”

「我々は、このレビューの検出事項が、医療機関のヘルスケア提供者が、癌を患っている人々の心理社会的ケアにおいて、音楽療法の使用を真剣に検討することを促進するだろう事を願っています。」

医療費の問題だけではなく、がん患者の心の不安や、肉体的苦痛をも緩和できるなら、医療従事者だけではなく、国民全体でこの事を真剣に考える必要があるのかもしれません。何しろ日本人の2人に1人は最終的に癌を患うわけだし、医療費で国家財政が破綻しかけているだけに、音楽療法の医療の現場での採用は必須であるとも言えます。

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