1日8gのビタミンC摂取が風邪の症状を改善・短縮する!

ビタミンC用量とその効能が風邪の症状の継続期間に与える影響との相関関係は、1日6~8gにまで及ぶかもしれません。様々な生物種を使った数十の動物実験が、ビタミンCが、多種多様な細菌、ウイルス、原虫が引き起こす感染症を、かなりの部分、予防、軽減できることを示しています。多種多様の動物種の多種多様の感染症に対するビタミンCの効果の普遍性から、ビタミンCが、人の感染症に対する脆弱性と重篤性にも影響を与えることが明白であるようにも見えますが、人の感染症に対するビタミンCの実際的な重要性に関しては、未だに不明です。

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ビタミンCの風邪への効果

Larger doses of vitamin C may lead to a greater reduction in common cold duration

The common cold is the most extensively studied infection regarding the effects of vitamin C. The majority of controlled trials have used a modest dosage of only 1 g per day of vitamin C. The pooled effect of all published studies has shown a statistically highly significant difference between the vitamin C and placebo groups, which indicates a genuine biological effect. However, the optimal doses and the maximal effects of vitamin C on the common cold are unknown.

感冒は、ビタミンCの効果に関して、最も幅広く研究されている感染症です。対照臨床試験の大部分が、1日たった1gの控え目の用量のビタミンCしか使われていません。公開されている全ての研究の総体的な効果が、ビタミンC群とプラセボ群間の、統計上の明確な違いを明らかにしていて、ビタミンCのれっきとした生物学的効果を示唆しています。しかし、一般的な風邪に対する、ビタミンCの至適用量と最大作用については、今のところ不明なままです。

1日1gのビタミンC

The trials that used doses higher than 1 g per day usually found greater effects than trials with exactly 1 g per day, which suggests a dose dependent effect. Nevertheless, definitive conclusions cannot be made from such a comparison because of numerous confounding differences between the trials. The most valid examination of dose-response is therefore within a single trial that has randomly selected trial groups with different vitamin C doses, so that exposure to viruses is similar and the outcome definition is identical in the study groups.

1日1g以上の用量を使った臨床試験では、ほとんどの場合、1日きっかり1gを用いたトライアルに比べ、大きな効果を示していることから、用量依存効果を示唆しています。それにもかかわらず、最終的な結論は、トライアル間の数多の交絡差の理由から、そういった比較からは導き出すことはできません。従って、用量反応の最も有効な試験は、ウイルスへの暴露が類似していて、アウトカム定義が試験群内で全く同じになるように、多様なビタミンC投与量を用いたランダムに選ばれた臨床試験群を使った単一臨床試験の中に存在します。

Dr. Harri Hemilä from the University of Helsinki, Finland, analyzed the findings of two randomized trials each of which investigated the effects of two vitamin C doses on the duration of the common cold. The first trial administered 3 g/day vitamin C to two study groups, 6 g/day to a third group, and the fourth group was administered a placebo. Compared with the placebo group the 6 g/day dose shortened colds by 17%, twice as much as the 3 g/day doses did.

フィンランドのヘルシンキ大学のハリ・ヒミラ博士は、風邪の継続期間に与える2つのビタミンC投与量の各影響を調べる、2つのランダム化試験の結果を分析しています。最初のトライアルは、2試験群に1日3gのビタミンCを、3番目の群に1日6gを、4番目の群にプラセボを投与しました。プラセボ群と比べ、6g群は3g群の倍の、風邪の期間が17%も短くなっています。

1日15gまでOK?

二回目の試験で、1日4gと8gのビタミンCとプラセボが、別のグループに投与されましたが、風邪の初日のみに投与されています。プラセボ群と比べ、8g群は、4g群の倍の19%も風邪の期間が短くなっています。両試験が、ビタミンC服用量と風邪の期間の間にある、重大な用量反応関係を明らかにしています。これら2試験の用量反応関係は、最大で1日6-8gのレベルまで非常にリニア(線形)でもあったので、もっと多くの投与量が、風邪の期間の大きな短縮につながる可能性があるかもしれません。ヒミラ博士は、風邪の一番の治療のためには、ビタミンC投与量が1日15g以上であるべきといった提唱が存在している一方で、ランダム化試験でこれまで調査された最大用量が、これよりはるかに低いことに言及しています。

Dr. Hemilä concludes that “given the consistent effect of vitamin C on the duration of colds, and its safety and low cost, it would be worthwhile for individual common cold patients to test whether therapeutic 8 g/day vitamin C is beneficial for them. Self-dosing of vitamin C must be started as soon as possible after the onset of common cold symptoms to be most effective.” Dr Hemilä also states that further therapeutic trials should be carried out to investigate the dose-response relation in the region of over 8 g/day of vitamin C.

ヒミラ博士は、風邪の期間にビタミンCが与える首尾一貫した効果とその安全性と低コストを鑑みた場合、風邪の患者が、自分達で1日8gのビタミンCが効果的かどうかをテストっする価値があると締め括っています。ビタミンCの自己服用は、最大の効果を得るためには、可能な限り、風邪のひきはじめで開始される必要があります。ヒミラ博士は、さらなる治験が、1日8g以上のビタミンCにおける用量反応関係を調べるために実施されるべきだと述べています。

ビタミンCは摂取し過ぎることがないみたいです。1日15gの安全性についてはまだ分からないみたいですが、8gまでは安全みたいです。風邪かなと思ったら、とにかくビタミンCをとりまくることが、ベストな風邪治療法のようです。普段からビタミンC不足にならないことも、最大の風邪予防法だと言われているので、とにかくビタミンCが健康には非常に重要っぽいです。

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