“Anchor Babies” and “Birthright Citizenship” アンカー・ベイビー、バーサー

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Ted Cruz Positions on “Anchor Babies” and “Birthright Citizenship”

Important to note, before these video’s surfaced Mark Levin was saying there is no such constitutional right as “birthright citizenship”.  However, given the contrarian position of his candidate, perhaps someone could ask Levin now – he’s probably evolved too.

The Last Refuge
Rag Tag Bunch of Conservative Misfits - Contact Info: TheLastRefuge@reagan.com

「注意すべき大切な事は、これらのビデオが表面化する以前に、マーク・レビンはバースライト・シティズンシップなんていうような憲法上の権利は存在しないと言っていた事なのだ。しかし、彼の推す候補者(クルーズ)の過去の彼と真逆の見解について、たぶん誰かが今彼にその事を尋ねたら、彼もまた、恐らく、クルーズのように意見を変えたと言うのだろ。」

この記事はクルーズの14th amendment (憲法修正第14条)に対するflip-flopping (意見を180度変える事)を揶揄していて、2011年には選挙の手前、Latino に媚び、2015年にはトランプ人気にあやかる為に、トランプに同調した、その浅ましい政治的ご都合主義を糾弾している。レビンに「クルーズはバースライト・シティズンシップについてはあなたと全く違う見解だった事についてどう考えますか?」と今尋ねたとしても、レビンもまた自分もクルーズのように意見を変えたというのだろう。つまり、クルーズの政治的ご都合主義に迎合しているという事で、トランプのflip-floppingは批判しても、クルーズのflip-floppingは全く批判しないレビンのダブスタを批判している。ここはレビンがクルーズと個人的に密接な関係がある裏事情を知らないと全く理解できないだろうと思われる。

ナチュラル・ボーン・シティズン(NBC)
生粋のアメリカ市民。両親共にアメリカ人でアメリカ生まれがその条件という人間もいるし、アメリカで生まれれば両親の国籍は関係無いという人間もいるし、両親のどちらかがアメリカ人なら別にアメリカで生まれている必要は無いという人間もいる。定義が確定されていない。

バースライト・シティズンシップ
アメリカ領内で生まれさえすれば、誰であろうと(但し、各国大使の子は除く)自動的にNBCであるいう事を出生証明によって認められるという事。NBC:ナチュラル・ボーン・シティズン

アンカー・ベイビー
バースライト・シティズンシップを悪用して、不法移民や観光客がアメリカ領内で出産して、子供をアンカーとして、将来的に自らもアメリカ国内で暮らせるようにするという合憲行為。昨今はアジアからのアンカー・ベイビー・ツアーがアメリカでもかなり問題視されている。

トランプが大統領選に共和党から出馬した時に、彼の不法移民に対する人種差別的な蔑視発言により、彼は左派メディアだけでなく、保守派からも猛烈な批判を浴びた。トランプが、アメリカで生まれたからと言って自動的にアメリカ市民になるのはおかしいと異議を唱えた時、多くの憲法学者が憲法修正第14条を盾に、例え両親が不法移民であったとしても、アメリカ領内で生まれさえすれば、親の国籍に関係無しに誰でも自動的にアメリカ市民になると断言した時に、トランプ、クルーズ、レビンはその意見に対し意を唱えた。トランプは大統領に就任した暁には、最高裁でこの問題を争うと宣言して、この問題は一旦は沈静化した。(ルビオの親もルビオが生まれた時はアメリカ市民ではなかったので、ルビオの事をアンカー・ベイビーという輩さえもいる。)クルーズは現在、自身のNBC (Natural Born Citizen) 問題により、例えアメリカ領内で生まれなくても、片親がアメリカ人なら誰でもNBCだと宣言した。クルーズがカナダで生まれた時は、父親はルビオの両親同様にキューバ人だったが、クルーズの母親はアメリカ人だった。トランプがオバマはハワイで生まれていないからNBCではないとバーサー問題を執拗に追及していた事を鑑みた場合、クルーズは何なんだという事は以前から指摘されてはいた。保守派の言い訳としては、オバマの母親はアメリカ市民ではあったが未成年(19歳)だったのでオバマが海外で生まれていた場合はNBCにはなれないと主張していた。この辺の所は当時のImmigration and Naturalization Laws に絡んだ問題なのであまり踏み込まないでおく。何れにしてもアンカー・ベイビー、バーサー問題は今後もクルーズ、ルビオに付いて回るのは不可避で、二人のどちらかが共和党の候補者になった折には、オバマよろしく、左派からこの問題を徹底的に追及されるのは目に見えているし、今現在、実際にトランプはクルーズに対してバーサー問題を利用して攻撃しているし、ルビオの事もアンカー・ベイビーと言い出すのは時間の問題だろう。トランプの性格からしてどちらかが共和党候補になった場合、報復としてこの問題を法廷で徹底抗戦するのは火を見るよりも明らかなのではないだろうか。

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