ブラックバイト!?非正規雇用のさらなるブラック化

そもそも非正規雇用自体がブラックなような気もしますが、ブラックバイトなんていう言葉まであるらしく、使い捨て低賃金非正規雇用にもかかわらずに、重い責任や重労働、果てはサビ残や賃金未払いの信じられないケースまであるそうなのです。

しかも将来有望な勤労学生バイト達までもが酷い目にあっているらしいので、さらに驚きです。この国は本当にどうなってしまったんでしょうか。

私も高校卒業後、生活費用を捻出するために、少しでも時給が高いアルバイト先へと、バイトを転々としていましたが、ブラックバイトはさすがになかったです。

途中で不安定な非正規雇用ではなく、正社員として働き始めた時は、結構ブラックが多かった記憶はありますが、少しでもやばいと感じたら有無を言わさずに速攻で辞めたので、不快な思いをすることはそんなにありませんでした。

待遇がやたらと良い案件はブラックが多いと言えます。バブル崩壊後の採用凍結などで、正社員案件はブラックが多かったという事情もあったのですが、それが留学を決意するきっかけにもなっています。

ブラックアルバイトの実態

【ブラックバイト】夜中まで毎日タダ働き?”学生酷使”の壮絶現場

ブラック企業ならぬ“ブラックバイト”という言葉が世間に認知されつつある。

認知されつつあるんですか?ブラック企業の存在は知っていましたが、ブラックバイトという言葉は知りませんでした。あくまでも正社員の話だとばかり思っていました。

ブラックバイト 自分の意思を示して

飲食店でアルバイトをする都内の男子大学生からは、三カ月連続で休みがほぼゼロとの叫びがあった。時給九百五十円なのに、開店閉店の管理や従業員の勤務シフト作成など、本来は正社員の店長がするようなことまで背負わされている。「辞めたい」と申し出ると、上司から「責任を持ってやれ」と暴言を吐かれたという。

辞めたいじゃなくて、辞めればいいだけなんですけど、それができない人というのは、優し過ぎたり、責任感がやたら強い、本当に優秀で良い人が多いんだと思います。

聖書にも、小事に忠実な者は大事にも忠実、と書いてあるように、こういうたかが低賃金のバイトの仕事に、全力で取り組む学生を企業は優先的に採用すべきなんです。口先八丁で要領がいいだけの世渡り上手な学生を優先的に採用し続けた結果が、今のジリ貧日本の原因なのかもしれません。

口下手でシャイ(面接ベタ)でも優秀な人間は腐るほどいるし、面接もプレゼンみたいな、そんな風潮が良い人材を採用できない元凶なのではないでしょうか。

アメリカは特にその風潮が顕著で、スピーチの上手さで大統領が決まるとさえ言われているように、プレゼン能力の優れた人間が真に優秀みたいな風潮が未だに根強いみたいです。大学の授業でも、スピーチ、グループディスカッション、ディベート、グループワークが非常に重視されているので、いかに聴衆への訴求能力とチームワークを培う事に重きを置いているかが推し量れます。

話は逸れましたが、ブラックバイトは、人のいい人が搾取されてしまう構図のようです。

ブラックバイトの抜け出し方

過酷な勤務を強いられた揚げ句、メンタルを病んでいく。抑うつ、倦怠(けんたい)感、不眠、不安神経症-。病欠で無収入となった際に健康保険法に基づき補償される傷病手当金のうち、精神疾患の割合は26%に上る。この割合は過去十六年で六倍にも跳ね上がった。「発症したら辞めさせる。若者を部品のように扱っている」

こうなる前に辞めなければならないのですが、やはり、自分の健康は自分で守るしかないので、嫌なら辞める以外に方法がありません。

記事内に出てくる、ブラックバイトユニオンやNPO法人「ほっとプラス」等に相談するという手もあります。こういう団体は全国各地にもあるっぽいので、最寄りの所で相談するのがいいかもしれません。

ブラックがブラックで居続けられる事を許していたら、犠牲者が増えるだけです。人材が集まらなければ、経営者も経営方針を変えざるを得なくなるので、もはやブラック企業ではいられなくなるはずです。潰れるか、ブラック企業の汚名を返上するかの2択を迫られるからです。

ブラックバイトが蔓延る原因

学生がブラックバイトに手を出す背景には、親の貧困がある。「安定した職を求めようとすると、高卒より大卒の方がいい。しかし、親が非正規雇用の家庭も少なくない。仕送りでは足りず、バイトで生活費を稼がざるを得なくなる」と、貧困が連鎖していく現状を指摘する。

ブラック企業が蔓延る一番の原因はやはり貧困だと思います。国家が貧困を放置し続けている事で、ブラック企業を蔓延らせているというわけです。

薄給使い捨て非正規雇用ワープア世帯の子供達が、薄給使い捨て非正規雇用勤労学生としてブラック企業に食い物にされてしまっているみたいです。何とも酷い話です。

貧困の連鎖なんてもんじゃありません。末期状態の国家なんていうものは、所詮はこんなものなのかもしれませんが、にしても、あまりにも慈悲の無い現実です。