アニメThe Simpsons(ザ・シンプソンズ)のベストエピソード(神回)

The Simpsons(ザ・シンプソンズ)は、1989年にスタートして、少なくとも、2019年まで継続されることが既に決定しているので、30年(シーズン30)続くことになります。ドラえもんやサザエさん等の超長寿アニメ番組が複数存在する日本と違って、アメリカでは異例の長寿アニメ番組になっています。本来は、シーズン25を以てキャンセルと言われていたのですが、高給取り声優陣が30%のpay cut(減給)に応じてキャンセルを免れたと伝えられています。当時一人当たり1エピで40万ドル(4800万円、2015年は1ドル120円)だったそうなので、22エピなら880万ドル(約10億円、今だと約9億円)という、日本の水準だと有り得ない高給です。

The Simpsons(ザ・シンプソンズ)ネ申回

ザ・シンプソンズは、28シーズン全618エピソードが存在するわけですが、個人的に最も記憶に残っているエピが、シーズン1エピソード4(There’s No Disgrace Like Home)で、この頃のホーマーは、まだまだ正常で、テレビを質に入れてまで、ファミリーカウンセリングを受けに行くくだりは、機能不全の家族を何とかしようという気概に溢れています。このエピが頭から離れないのは、イギリスの童謡、Bingo Was His Name-Oと、シンプソン家が行ったカウンセリングセンターで流れていたBGM、Love is Blueのせいです。Bingo Was His Name-Oの人気は凄まじく、ツベで最高1.83億回の再生数を誇り、再生回数千万超えが連発しています。

Love is Blue(恋はみずいろ、仏語でL’amour est bleu)は、メロディーから曲名に行き着くまでかなりの時間を要し、最終的に、インターネットが普及し始めた後で、シンプソンズのエピを詳説しているサイトで知ることができました。このエピを初めて見た時は、まだインターネットが無い時代だったので、当り前と言えば当り前ですが、調べようがありませんでした。

基本的にパロディーは面白い

シンプソンズには、例えば、巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督のRear Window(裏窓)をパロった、Bart of Darkness、イギリスの超有名ナニーのMary Poppins(メリー・ポピンズ)をパロった、Simpsoncalifragilisticexpiala(Annoyed Grunt)cious、名優ロバート・デ・ニーロ主演の Cape Fear(ケープ・フィア)をパロった、Cape Feare等、色々なパロディーエピが存在しますが、中でも、ダスティン・ホフマンのThe Graduate(卒業)をパロった、Lady Bouvier’s Loverは特に秀逸で、このエピソードには、GrampaことAbraham Simpson(エイブ)と、滅多に出てこない貴重キャラ、マージの母親の Jacqueline Bouvier (ジャッキー)が登場します。

リサが生徒会会長選挙に立候補したエピ、The President Wore Pearlsは、最初、リース・ウィザースプーン主演のElection(ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!)のパロディーかと思っていたら、実際のところは、Eva Perón(エバ・ペロン)の生涯を描いたミュージカルのEvita(エビータ)をパロったものらしいです。2003年の作品にしてはかなり良い出来です。

他の面白いエピソード

So It’s Come to This: A Simpsons Clip Showが、恐らく一番笑ったエピだったような気もしますが、気のせいかもしれません。バートがホーマーを指差して、エイプリルフールと言った瞬間に家が吹っ飛ぶシーンはかなりハマります。回想シーンの中の、ホーマーが救急車から放り出されて再び崖下に落下していくシーンは、腹を抱えて笑わずにはいられません。

I, (Annoyed Grunt)-Botも笑えます。不器用なホーマーが組み立てたチャリが、バートが試し乗りしている最中にバラバラになっていくシーンはとにかく笑えます。加えて、リサのペットのスノーボールⅡが、エピ中にスノーボールⅢ→Coltrane→スノーボールⅡ(本当はスノーボールⅤ)と変わっていくのも笑えます。ホーマーがロボットの中に入っているのがツボです。

古い作品ほど優秀なエピが多いというのが、長寿番組の宿命なのかもしれませんが、シンプソンズの場合は特にその傾向が顕著なような気がします(出来の良い作品が初期に集中)。

他にも面白いエピはありますが、シーズン25以降は皆無と言っても過言ではありません。ある意味、シーズン25で終わっといた方が良かったのかもしれませんが、来年以降の奮起に期待するしかありません。惰性でダラダラ続けている現状を打破する必要があると、多くのファンサイトや、ファン同士の憩いのチャットサイトなどで指摘されています。