寝不足はダイエットの大敵!睡眠不足は肥満や糖尿病の危険因子

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睡眠不足の英国人成人が、体重超過、肥満、さらに、より劣悪な代謝健康状態に陥りやすいことを新たな研究が示しています。本発見は、1日平均6時間睡眠の人々が、1日9時間の睡眠を取っている人達より胴回りが3cm太く、睡眠が短いほどデブる事を見い出しています。今回の研究結果は、不十分な睡眠が、国民保険サービスが直面している大きな健康問題である糖尿病などの代謝性疾患の発症に大きく寄与している可能性を示す証拠を付け加えています。

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睡眠時間と代謝性疾患

Could insufficient sleep be adding centimeters to your waistline?

The study – led by Dr Laura Hardie, Reader in Molecular Epidemiology at the University of Leeds – not only looked at the links between sleep duration, diet and weight, but also other indicators of overall metabolic health such as blood pressure, blood cholesterol, blood sugar, and thyroid function.

リーズ大学分子疫学准教授、ローラ・ハーディ博士主導の今回の研究は、睡眠時間・食事・体重間の因果関係だけではなく、血圧、血中コレステロール値、血糖値、甲状腺機能等、他の総合的な代謝健康に関する指標にも注目しています。

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睡眠不足は心臓病の原因

Shorter sleep was also linked to reduced levels of HDL cholesterol in the participants’ blood-another factor that can cause health problems. HDL cholesterol is ‘good’ cholesterol that helps remove ‘bad’ fat from the circulation. In doing so, high HDL cholesterol levels protect against conditions such as heart disease.

より短い睡眠は、健康問題を引き起こすもう1つの要因である、本研究参加者達の血中HDLコレステロール値減少にも関わっていました。HDLコレステロールは、悪い脂肪を血流から除去する役割を果たしている良いコレステロールです。そうすることで、高いHDLコレステロール値は、心臓病等のコンディションから人体を保護してくれます。

高過ぎるHDLコレステロール値は、逆に寿命を縮める可能性があるという研究結果も存在しますので、注意が必要かもしれません。

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睡眠不足と食事選択に関連性なし

Interestingly, the study did not find any relationship between shortened sleep and a less healthy diet – a fact that surprised the researchers. Other studies have suggested that shortened sleep can lead to poor dietary choices.

興味深い事に、本研究は、短い睡眠と不健康な食事の関係を何一つ見い出さず、研究者達を驚かせました。他の幾つかの研究が、短い睡眠が、酷い食事の原因であると示唆しています。

睡眠時間が短いと、寝不足で冷静な判断ができなくなって、食事の選択にも影響が出たり、夜ふかしして夜中にポテチやカップ麺等のジャンクフードを食べることも当然肥満の原因になるので、そういった意味からも、短い睡眠時間はダイエットの大敵と言えるのです。特に、夜ふかしはダイエットの敵ということを肝に銘じておく必要があります。

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睡眠は1日7時間以上必要

Dr Laura Hardie, the study’s senior investigator, added “Because we found that adults who reported sleeping less than their peers were more likely to be overweight or obese, our findings highlight the importance of getting enough sleep. How much sleep we need differs between people, but the current consensus is that seven to nine hours is best for most adults.”

本研究の主任研究員である、ローラ・ハーディ博士は、”私たちが、他の研究参加者達よりも睡眠時間が短いと申告している大人達が、太り過ぎもしくは肥満である傾向が強いことを示していることから、私達の発見は、十分な睡眠を取る事の重要性を明確にしています。どのくらいの睡眠が必要なのかは、個人差があるのですが、現在のコンセンサスは、1日7時間~9時間の睡眠が、大部分の成人にとってはベストであるとなっています。”

何かと多忙な現代人が1日9時間睡眠は有り得ないとしか言えませんが、成人男性なら6~7時間、成人女性なら7時間半がベストな睡眠時間であるとも言われているので、男でも7時間は必要なのかもしれません。23時~6時がベストな選択らしいのですが、何かと忙しい現代人は、1日6時間の睡眠時間を確保することも難しいと思うので、寝られる時に少しでも長く寝ておくのが良いのかもしれません。

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