アメリカの託児所事情:まともな保育所探しはどこの国も大変らしい

可愛い我が子にとって最良の幼稚園(保育園、託児所)探しは、ほとんどの子を持つ親達にとって非常に頭の痛い問題で、子供のためにと思って選んだ最良と思われる託児所が、果たして本当に安全で衛生的な施設なのかどうか定かではないことが、新たに行われた、全国規模の世論調査が示しています。どこの国も安全・安心な託児所探しは、厄介な問題のようです。

託児所の安全性に対する懸念

Two out of 3 parents struggle finding childcare that meets their health, safety standards

About 62 percent of parents say it’s difficult to find childcare options that meet all of their standards, and only about half were very confident that they could tell if a childcare option was safe and healthy, according to the C.S. Mott Children’s Hospital National Poll on Children’s Health at the University of Michigan.

約62%の親達が、自分が求める基準を全て満たす保育所を探すのは面倒だと言い、自分が選んだ託児所が、安全かつ衛生的だと確信できる親は半数程度しかいないことが、ミシガン大学の子供の健康に関するC.S.モット小児病院全国調査が示しています。

アメリカの場合は、子供に対する安全確保は特に大変で、安心・安全な保育所探しは、親達の至上命題にもなっています。日本でも個人託児所で虐待事件がありましたが、安全性が担保されない場所に子供を預けることの危険性を考える必要があります。一時託児所と保育園や幼稚園は違いますが、幼稚園や保育園でも子供に対する犯罪が後を絶たないので、子供に一生涯消えない心の傷を残さないためにも、安心・安全な保育所を探すことは親の使命と言えます。

子供を預ける施設は安全第一

The most important factors on parents’ checklists depended on the childcare setting. Parents of children attending childcare centers prioritized safety (background checks for staff, locked doors) and practical considerations (cost and location). Parents of preschoolers named similar safety factors as the most important factors they consider when choosing care, as well as those related to play (active play every day in a safe outdoor play area).

親の保育所選びの最も重要な要素は、保育環境に左右されます。保育園(保育所)に通う子供を持つ親達は、安全性(職員の前歴、施設のセキュリティー)と実際的な考慮事項(保育にかかる費用と施設がある場所)を重視します。幼稚園児の親達は、施設選びに際し、同じような安全要素に加えて、遊びに関した安全性(安全な野外遊び場での日常的遊戯)を最重要視しています。

preschoolは幼稚園で、一般的に3歳~5歳までの子供lが対象で、休園日が多く比較的短時間子供を預かる託児所のようです。一方のchildcare center(daycare center)は、フルタイム子供を預かる施設で、こっちの方が働く親にとっては都合が良いみたいです。日本で言う、幼稚園と保育園の違いみたいなもんかもしれません。どっちも安全性が第一のようです。

In contrast, the most important factors among parents whose children attend an in-home childcare ranged from healthy food and clean kitchens, to availability of books and educational toys.

対照的に、子供を個人保育所に預ける親達は、食の安全と家(特に台所)の清潔度、本や教育的な玩具の利用可能度を最重要しています。

教育的玩具とは、例えば、牛の絵が書いてあって、それを押すとモ~と鳴いたりするおもちゃのことを指しています。個人保育所(自宅で託児所経営している個人)の場合、日本でも色々な問題が指摘されていますが、あっちでも安全性が危惧されています。台所が汚いと食中毒とかの心配があるので、やはり、清潔感のある綺麗な家に我が子を預けたいはずです。

施設の安全・衛生基準は統一されるべき

Still, 9 in 10 parents felt that childcare centers and in-home childcare providers should have the same health and safety standards.

9割の親は、保育所と個人託児所は、同じ衛生・安全基準を儲けるべきだと感じています。

“Parents want to feel confident that all childcare and preschool options meet certain standards,” says poll co-director Sarah Clark. “Parents could then choose their preferred childcare option without compromising their child’s health and safety.”

”親は、全ての保育所・幼稚園が、一定の基準を満たしていることを願っているし、その願いが叶えられれば、子供の健康と安全を危険にさらすことなく、自分達が望む保育施設を選択できるようになります。”と、本調査の共同責任者サラ・クラーク氏は言います。

多くの親達は、治安が怪しい場所、家の中に銃がある個人託児所、職員以外の怪しい大人がいる保育施設には、愛する我が子を預けたくないと言っています。予防接種を受けていない子供が通園する施設にも預けたくない親が多いようです。職員が喫煙可能な施設も、親達は敬遠する傾向が強く、完全禁煙の保育施設が望まれているようです。誘拐予防策として、屋外で遊ぶ子供達を見守り隊の存在も重要です。アメリカなんかは、親権争いに敗れた離婚した親が子供を誘拐するケースが非常に多いので、保育施設の治安維持には相当気を遣うようです。

衛生面では、遊具や玩具がどれくらい頻繁に消毒されているとか、子供のアレルギーや持病に対して適切な対応が可能であるとかのチェック項目もあるようです。全ての条件を満たす施設はなかなかないでしょうが、全ての親が、我が子を少しでも安全性を担保できる施設に入所させたいと願っています。親が事前に施設を訪問チェックしたり、アメリカの場合は、多くの州で特定犯罪者の前歴がチェックできるようになっているので、スタッフに怪しいのがいないかも事前にチェックできるようです。日本も早くそうなるといいですね。この国は、とにかく犯罪者に甘すぎる犯罪者天国(子供にとっては地獄)なので、何とかしてもらいたいものです。