キャノーラ油摂取はアミロイド斑を増加させるので脳にかなり有害

カノーラオイルは、世界で最も広く使われている食用油の1つなのですが、意外にも、その健康への影響はほとんど知られていません。今回、テンプル大学ルイス・カッツ医学部の研究者たちによってScientific Reports誌にオンライン掲載された新しい研究が、アルツハイマー病モデルマウスにおいて、キャノーラオイルの食事摂取と、記憶力・学習能力低下及び体重増加と結び付けています。本研究は、カノーラ油が、脳にとっては、健康的どころではなく有害であることを示唆している初めての研究です。

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キャノーラ油は本当にヘルシーなのか?

Temple research: Canola oil linked to worsened memory & learning ability in Alzheimer’s

“Canola oil is appealing because it is less expensive than other vegetable oils, and it is advertised as being healthy,” explained Domenico Praticò, MD, Professor in the Departments of Pharmacology and Microbiology and Director of the Alzheimer’s Center at LKSOM, as well as senior investigator on the study. “Very few studies, however, have examined that claim, especially in terms of the brain.”

”キャノーラ油は、他の植物油よりも安価なことから訴求力があり、ヘルシー(健康的)であると宣伝されています。”と、本研究の主任研究員でもあり、LKSOM薬理学・微生物学科教授かつアルツハイマー病センター長ドメニコ・プラティコ医学博士は説明します。”しかし、その健康であるという主張、特に脳に関して調査している研究はほとんど存在しません。”

マウスモデルによる検証

Curious about how canola oil affects brain function, Dr. Praticò and Elisabetta Lauretti, a graduate student in Dr. Pratico’s laboratory at LKSOM and co-author on the new study, focused their work on memory impairment and the formation of amyloid plaques and neurofibrillary tangles in an Alzheimer’s disease mouse model. Amyloid plaques and phosphorylated tau, which is responsible for the formation of tau neurofibrillary tangles, contribute to neuronal dysfunction and degeneration and memory loss in Alzheimer’s disease. The animal model was designed to recapitulate Alzheimer’s in humans, progressing from an asymptomatic phase in early life to full-blown disease in aged animals.

キャノーラ油が脳機能にどう影響するのかに興味を持ったプラティコ博士と、プラティコ博士の研究室の院生で本研究の共著者エリザベッタ・ラウレッティ氏は、アルツハイマー病マウスモデルにおける、記憶障害とアミロイド斑と神経原線維濃縮体の形成に関する、彼等の研究に焦点を当てました。アミロイド斑と、タウ神経原線維変化に関与するリン酸化タウは、アルツハイマー病における、神経機能障害・神経変性や記憶障害に関係しています。本研究のマウスモデルは、ヒトにおけるアルツハイマー病を再現するようデザインされており、若年期の無症候フェーズを経て、老年期の完全発症へと進行します。

キャノーラ油摂取が、amyloid beta(アミロイドβ)1-40を減らして、その結果として、アミロイドβ1-42が増え、その結果として、アミロイド斑が増え、ニューロン接続に干渉することで記憶障害をもたらすようです。キャノーラ油は頭を悪くするとも言えそうです。

カノーラ油は脳の健康にはならない

The findings suggest that long-term consumption of canola oil is not beneficial to brain health. “Even though canola oil is a vegetable oil, we need to be careful before we say that it is healthy,” Dr. Praticò said. “Based on the evidence from this study, canola oil should not be thought of as being equivalent to oils with proven health benefits.”

本研究結果が、キャノーラオイルの長期的な摂取が、脳の健康のためにはならないことを示唆しています。”たとえ、キャノーラ油が植物油であったとしても、それが健康的であると述べる前には注意が必要です。今回の研究の論拠に基づけば、カノーラ油は、健康効果が証明されているオイルと同等であると考えられるべきではありません。”

“We also want to know whether the negative effects of canola oil are specific for Alzheimer’s disease,” Dr. Praticò added. “There is a chance that the consumption of canola oil could also affect the onset and course of other neurodegenerative diseases or other forms of dementia.”

”我々は、キャノーラオイルの弊害が、アルツハイマー病に対して特異的なのかどうかも知りたいと思っています。キャノーラ油摂取が、他の神経変性病や他の種類の認知症の発症と経過にも影響を与えている可能性があります。”

アルツハイマー病だけではなく、他の種類の認知症や神経変性疾患発症にも、キャノーラ油の摂取が絡んでいる可能性があるようです。脳のためにもキャノーラオイルではなく、オリーブオイルやアボカドオイルなんかを使うのがいいのかもしれません。

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