超格差社会:収入が不安定だと早世リスクが劇的に高まる

この記事”Fluctuating personal income may be associated with an increased heart disease risk“に以下の一節がある。

The study found that the biggest fluctuations in personal income were significantly associated with nearly double the risk of death and more than double the risk for cardiovascular diseases, such as heart attacks, strokes, heart failure or death during the following 10 years compared to a similar group of people with less fluctuation in personal income. Women and African-Americans were more likely to experience high income volatility and income drops than white men.

「今回の研究が、個人所得変動が少ない類似グループの人々と比較して、個人所得の最も大きな変動が、死亡リスクをほぼ倍増し、心臓発作、脳卒中、心不全等の心血管病リスクやその後10年間の死亡リスクを倍増させることと有意に関連していることを発見している。女性と黒人が、白人に比べて、高い所得変動と所得減少を経験する傾向が強かった。」

収入が不安定だと、心臓病を患うリスクと早世リスクが倍増するらしい。収入が不安定=社会の底辺とも取れるので、貧困によって、食生活が偏ったり、ストレスが溜まったり、生活が不規則になったりと、色々な意味で心血管に負担がかかるのだろう。しかしながら、今回の研究が観察研究であるが故に、実際の因果関係については分かってはいないようだ。

経済格差の拡大は、今や世界的な社会問題になっているが、単に政治の怠慢であり、それ以上でもそれ以下でもない。政治というのは本来、経済格差を作らないように努力すべきなのだが(最大多数の最大幸福)、特権階級の最大幸福に重きが置かれ、その他大勢の庶民が置き去りにされてしまっている。

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