がん検診の功罪:がん診断後に自殺リスクが著しく上昇する

この記事”Suicide risk increases significantly following a cancer diagnosis”に以下の一節がある。

When studied according to cancer site, the highest increase in risk was seen following pancreatic cancer and lung cancer. The risk of suicide also increased significantly following a diagnosis of colorectal cancer, but the risk of suicidal death did not increase significantly following breast and prostate cancer diagnoses.

「がん部位毎の研究によると、膵臓がんと肺がんの診断後に自殺リスクが最も高まる。また、大腸がん診断後にも有意に自殺リスクが上昇するが、乳がんと前立腺がん診断後、自殺リスクは有意に上昇しなかった。」

先ず、米国においては自殺は死因の10位となっていることに言及しておく。ちなみに日本もそんなもん。とは言っても、日本の自殺者数は公称の倍以上あるので実際の順位はもっと上。検視官の数が先進国中群を抜いて少ないのが原因だそうだ。話が逸れたが、膵がんはとにかく痛いし、肺がんも苦しい、結腸直腸がんは人工肛門の恐怖があるので、こういったがんを患うと死にたくなる気持ちは良く分かる。自分が当事者なら死にたくなるだろう。知らなければ死にたくなることもなかったことを考えると、がん検診も考えものと言える。がん検診は金と時間の無駄と言っている医者もいるので、がん診断を受けて死にたくなりそうな人はがん検診は避けた方がいいのかもしれない。しかし、早期発見で命拾いしているいるので、心配な人はがん検診を受けるべきだろう。

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