ノンカロリー甘味料は健康に悪影響を与えないことが判明

この記事”Not enough evidence linking noncaloric sweeteners with adverse effects on gut microbiota“によると、ノンカロリー甘味料は健康に悪いみたいに言われているが、どうやらそんなことはないらしい。それどころか、一部の低カロリー甘味料は体に良い影響を与えることが分かっているので、むしろ、砂糖よりもそっちが成分表に記入されている食品の方が体には良さげだ。

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甘味料と腸内細菌叢

The main goal of this review has been to critically discuss the evidence supporting the effects of nonnutritive sweeteners (NNSs), both synthetic sweeteners (acesulfame K, aspartame, cyclamate, saccharin, neotame, advantame, and sucralose) and natural sweeteners (NSs; thaumatin, steviol glucosides, monellin, neohesperidin dihydrochalcone, and glycyrrhizin) and nutritive low-calorie sweeteners (polyols or sugar alcohols) on the composition of microbiota in the human gut.

非栄養性甘味料の合成甘味料(アセスルファム・ケィ、アスパルテーム、チクロ、サッカリン、ネオテーム、アドバンテーム、スクラロース)と天然甘味料(タウマチン、ステビオール配糖体、モネリン、ネオヘスペリジン、ジヒドロカルコン、グリチルリチン)、そして、栄養性低カロリー甘味料(ポリオール類、または、糖アルコール)がヒト腸内微生物叢の組成に及ぼす影響を裏付ける証拠を吟味することが本レビューの主旨である。

サッカリンとスクラロース

One of the main discoveries is that “the only nonnutritive and noncaloric sweeteners that significantly alter microbiota are saccharin and sucralose, although their impact on human health is unknown and further research should be carried out in order to confirm said alteration,” professor Gil explains. “The same could be said about steviol glucosides, although only for intakes greater than the ADI.”

主要な発見の1つが、有意に腸内細菌叢を変化させる非栄養性甘味料とノンカロリー甘味料がサッカリンとスクラロースだけだったということだが、それらの人の健康に対する影響は未知数で、前記の変化を裏付けるためのさらなる研究が必要とされている。同じことがステビオール配糖体にも言えるが、1日摂取許容量を超えて摂取した場合のみである。

ポリオール甘味料

“In this sense, sweeteners based on amino acid derivatives don’t exert great changes on gut microbiota due to their low concentration and because those amino acids are absorbed by the duodenum and the ileum,” emphasizes the president of the FINUT. “With respect to polyol sweeteners (such as isomaltose, maltitol, lactitol, and xylitol), which are poorly absorbed or even not absorbed at all, they may have prebiotic actions and can reach the large bowel and increase the numbers of bifidobacteria in animals and humans.”

そういう意味では、アミノ酸誘導体ベースの甘味料は、それらが低濃度であるということと、それらアミノ酸が十二指腸と回腸で吸収される理由から、腸内微生物叢に大きな変化を与えない。ほとんど吸収されない、または、全く吸収されさえしない(イソマルトース、マルチトール、ラクチトール、キシリトール等の)ポリオール甘味料については、それらがプレバイオティクス作用を有している可能性があり、大腸に達することが出来て、動物と人のビフィズス菌の数を増加させる。

この記事では、EU内で認可された全ての甘味料については、ADI(Acceptable Daily Intake:一日摂取許容量)さえ守れば安全であると結論付けている。こういった甘味料は、欧州食品安全機関やアメリカ食品医薬品局などの世界中の食品衛生に関する公的機関から、物凄い厳重に管理されているので安全なのは当然とのことだそうだ。安全な上に甘くてゼロカロリーなら何も言うことはないだろう。

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