何故アメリカは脊髄反射的にテロリストを支援してしまうのか?

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アメリカが民主主義の擁護者などというのは真っ赤な大嘘で、新米政権であればテロリストだろうと凶悪独裁者だろうと喜んで支援します。アフガンで親米傀儡政権を樹立し、その汚職まみれの腐敗政権を維持するために300兆円近い金をドブに捨てています。

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アフガン侵攻のデタラメさ

NATO軍によるアフガニスタン侵攻は、アメリカが80年代に敵の敵は味方ということでソ連に対抗していたテロリスト集団を支援したことが災いして始められています。まさに撒いた種を刈り取らされた形になっています。というか、そもそもアフガンに侵攻して傀儡政権を樹立する必要もなかったというのが真実で、ピンポイントでアルカイダだけ攻撃すれば済む話でした。アルカイダ掃討が目的というよりは、アフガニスタンをテロリストの養成所にさせないという適当な理由を付けて傀儡政権樹立を目指していた節があります。20年という時間を無駄にし、2.3兆ドルもの税金を溝に捨て、何十万人というアフガニスタン人を犠牲にした戦争に果たして意味があったのか?と聞かれれば、誰もが意味などあるはずもないと答えるしかないでしょう。アメリカ軍の誤爆・誤射と称した大量虐殺の犠牲になったアフガン市民は911の死者を余裕で超えます。911テロの報復として911とは全く何の関係もないアフガンに侵略戦争を仕掛け一般市民にテロ行為を行ったわけです。しかも、アルカイダ首領のオサマ・ビン・ラディンは最終的にパキスタンが匿っていたというのですから何とも腑に落ちません。

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イラクへの侵略戦争はアメリカ史上最悪の汚点

イラク戦争前はベトナム戦争がアメリカ史上最悪の汚点だったことは間違いありませんが、少なくともあの戦争はフランスによって始められた戦争という側面があります。イラク戦争はアホブッシュとネオコン仲間達が始めた侵略戦争でしかありません。イラクは911に絡んでいる、核兵器を開発しようとしている、イエローケーキが証拠、証拠はないが生物・化学兵器を開発・製造している、イラク国内のWMDを破壊・廃棄しなければと適当な難癖を付けて侵略を開始します。10年以上に渡る経済制裁と度重なる空爆によって、イラク軍は事実上壊滅状態かつ兵士の士気はゼロ、そんな国に対して開戦初日に数千発のミサイル・爆弾を使って攻撃します。開戦前にブッシュ政権の関係者は、フセインが弾圧・投獄している自由の戦士達を解放すればイラクは民主化すると真顔で言っていましたが、蓋を開けてみれば、フセイン大統領が弾圧・投獄していたのはテロリストで、フセイン大統領はそのテロリスト達からイラク国内のクリスチャンや無宗教者達を守っていたという落ちで、アメリカとイギリスがやったことはフセイン大統領が維持していた国内の安定と平和を破壊しイラクを血みどろの内戦地獄に叩き落としただけでした。フセイン政権崩壊後、原理主義者達の反乱によって、多くのクリスチャンと無宗教者達が虐殺されています。結果的にアメリカはテロリストを支援する形でフセイン大統領とその子供達を殺害したことになります。

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リビアとシリアでは直接テロリストを支援

イラクの反省が全くないどころか、リビアとシリアでは直接テロリストを支援しています。リビアでは一応国連のお墨付きを得てますが、NATO軍がやったことは、リビアを地獄の内戦を叩き落としただけです。フセイン大統領と同じで、カダフィ政権がリビアの安定と平和を維持しており、反乱を起こしたテロリストを支援するなんていうのは愚の骨頂としか言えません。結局はイラクと同じで石油のための侵略戦争と言っても過言ではないでしょう。シリアに至っては、アメリカだけではなく、トルコ、カタール、サウジアラビアが絡んでいるのでさらに複雑化しています。こちらも天然ガスパイプラインルート争奪戦が内戦の主因になっています。侵略者に対してロシアとイランがアサド政権を支援していますが、未だにシリア内戦は続いています。

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アメリカ自体がテロリスト国家

結論としては、アメリカ自体がテロリスト国家だからテロリストを脊髄反射的に支援してしまうのかもしれません。元宗主国のイギリスにとってみれば暴力革命で独立したアメリカはテロリストそのものだったし、広大な領土を略奪されたインディアンやメキシコにとっても、アメリカという国はテロ国家にしか見えなかっただろうと思われます。ベトナム戦争時のカンボジア爆撃がアメリカがテロ国家以外の何者でもないということを証明しています。ノロドム・シハヌーク王子統治下でカンボジアは平和を享受していましたが、アメリカ空軍がカンボジア領内のベトコンと北ベトナム軍に対する爆撃を始めると、平和だったカンボジアに暗雲が漂い始めます。そして、1970年にシハヌーク王子がロン・ノルによって追放されると事態は悪化の一途をたどります。結果はクメール・ルージュ政権が誕生し、1975年〜1979年の間に150万人〜200万人のカンボジア人が虐殺されることになります。アメリカがカンボジア爆撃さえ開始しなければこのような大量虐殺は起き得なかったのです。

参照サイト
Ukraine’s Anti-Russia Azov Battalion: ‘Minutemen’ or Neo-Nazi Terrorists?

U.S. wrong to support Ukraine movement

Ultra-nationalist Ukrainian battalion gears up for more fighting

Why Arming Ukrainian ‘Resistance Fighters’ Would Be a Really Bad Idea

Pakistani leader Imran Khan said Osama bin Laden was able to hide in his country because his guerrilla fighters were once regarded as ‘heroes’

Obama authorizes secret support for Syrian rebels

CIA-trained Ukrainian paramilitaries may take central role if Russia invades

Is the US backing neo-Nazis in Ukraine?

A timeline of disaster and displacement for Iraqi Christians

The Obama Administration Wrecked Libya for a Generation

Is the fight over a gas pipeline fuelling the world’s bloodiest conflict?

King Sihanouk, An Artist And Architect Of Cambodia

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