今日は受験や英作文に使えそうな単語やフレーズをピックアップしてみました。flex its muscles, look 特に look here (there), look her in the eyes というフレーズと単語を選んでみました。lookは基礎英語の中でも基礎中の基礎で、中学生どころか小学生でも余裕でバリバリ使っている単語でしょう。今更こんな初歩中の初歩のありきたりの英単語を覚える必要はないと思われるかもしれませんが、この単語が意外と奥が深いんです。なので、今日はこのlookを少しだけ掘り下げていきたいと思います。
flex its muscles の意味と使い方
flex (your, its) musclesを普通に辞書で調べると、直訳すれば、筋肉を収縮する、まぁ、力こぶを作って筋肉誇示みたいな意味になり、そこから転じて、力を誇示する、(才能、力、能力、影響力)を(使う、増す、伸ばす)という意味になる。例文として
The attorney general is flexing his legal muscles to enforce gun control laws.
(司法長官は権限を行使して銃規制法を施行)
India and Japan strengthen their ties as China flexes its muscles.
(インドと日本は、中国が力を誇示する中、関係を強化)
As North Korea flexes its muscles, Japan and South Korea ponder their options. (北朝鮮が力を誇示する中、日本と韓国は対応策を熟慮)
look, look at の意味、使い方、違い
lookとlook atの違いは意外とやっかいです。というか使い分けがかなり難しい。例えば次のような問題の場合、どちらを選択したらいいのか結構迷うかと思います。
not much to look at here | 約 49,300 件 |
not much to look here | 5 件 |
その通りの結果となっています。Look here! と not much to look at here, many things to look at here をそのまま覚えてしまいましょう。次の問題の場合はどうでしょうか。
一つ言えることは何故そうなるのか?なんていうつまらない事は考えないことです。日本語を使う時にそこまで文法に拘って使ってますか?使ってませんよね。言葉は話せて、それなりに正しい書き方をしていれば事足りるのです。細かい文法に拘わる必要なんか全然必要ありません。文法博士にでもなりたいなら話は全く別ですが。ESLの講師にも日本人は文法に拘り過ぎると注意された事があります。細かい文法を覚える暇があったら早くまともに英語が話せるようになれと叱られました。ネイティブはある意味文法がメチャメチャです。ラボのグループでラボレポートを順番で書いていく時に、他のラボメンバー(ネイティブ)の英文にかなり文法上の誤りがあったことを今でも覚えています。それを指摘しても物理の授業に英文法なんか関係ないと言われてしまいましたが、まさにその通りかなと。実際教授も文法まではチェックしませんでしたし。余程特殊な職種(例えば英語教師とか)にでも就かない限り文法はそこまで必要としません。なので文法的な事は気にせずに、これはこういうものなんだなと英文丸ごと暗記してしまうのが一番なのです。