BrexitかBremainか、日経平均株価/ドル円の行方と日銀

いきなりBrexitへの警戒感が高まったみたいです。日経平均株価もドル円も大きく下げています。このまま株価とドル円の下落基調が続くようだと、15日~16日の日銀金融政策決定会合で何らかの追加緩和策が打ち出されても不思議はないでしょうね。日経平均株価の鉄壁の16000円防衛ラインが持ち堪える事ができるのか?ドル円は再び105円台へ下落、105.55円を下抜けるようだと、いよいよ105円割れも視野に入って来ますが、政府・日銀がどこまで円高を黙認するのか?、売り方が市場介入に怯えながらドルをどこまで売り込めるのか?政府・日銀vs短期筋のチキンレースと言った様相を呈してきているように見受けられます。

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為替相場、どうなるドル円?

6月13日15時55分現在、ドル円は106円台を回復していますが、ドル円が今後どこまで下がるのかは、はっきり言って全く分かりません。そして、政府・日銀がどこまで円高を黙認できるのか?最終防衛ラインはどこなのか?全く想像がつきません。以前は1ドル=105円が防衛ラインと言われていましたが、最近では100円とも95円とも言われています。一番無難なのは100円なんでしょうけど、100円~105円のどこで介入が入ってもおかしくないような気もしますが、介入はできないというconsensus (意見の一致)のようなものも見受けられるので(為替こうみる:日米政策会合は円高イベント、週内にドル105円割れも)、介入がない場合、Brexitの最悪シナリオなら100円割れも有り得るかもしれません。
ドル円日足チャート
ドル円チャートを見れば一目瞭然で、2014年8月以来の安値更新も、もはや時間の問題となっています。1ドル100円割れなら、2013年11月以来となるので、2年7ヶ月ぶりの円高水準になります。Brexitなら100円割れも視野に入って来ますが、市場介入の恐怖心も根強いと思われるし、実際に介入が入るかもしれないしで、ドル円の下値は限定的なのかもしれません。そうこう言っている間にもユーロドルが3年4ヶ月ぶりの安値水準まで下落しているようです(〔マーケットアイ〕外為:ユーロが119円付近まで下落、3年4カ月ぶり安値つける)。

日経平均株価の今後

為替相場とは一線を画す動きを見せていた株価ですが、今日はドル円以上に売り込まれています。それでも1ドル105円台で16000円を維持しているのは驚愕的というしかありません。
日経平均株価とドル円の日足相関チャート
今日の終値も16019円でかろうじて16000円台を維持しています。日経平均先物は16000円台を割り込んでいますが、持ち直すかもしれません。と思ったのですが、結局15970円で引けました。Brexitへの警戒感も日毎に高まって行くと思われるのですが、日銀サプライズ緩和も期待されるので(【今週の債券】長期金利低下か、日銀会合サプライズ余地大きいとの声)、株価の下値は限定的だと思いますが、失望売りの危険性も高まるので、今週は目が離せない展開になるでしょうね。明日反発するのか、16000円台を維持できるのか、あるいは、16000円を大きく割れ込んで終わるのか、そこが問題で、株価が大幅に下落すれば、日銀もさすがに動かざるを得なくなるのではないでしょうか。

Brexitへの高まる警戒感

Markets In Turmoil As Brexit Fears Mount And Japan, China Data Tumbles

FX, equity, and bond markets are in turmoil as Asian markets begin trading with Japan ugly, Sterling getting spanked, China devaluing FX (stocks down hard), and crude ($48 handle) and US equity futures (Dow -70) extending losses (as bond markets are all tumbling to record low yields). The hangover from further brexit concerns is not helped by the weakness in Japanese and Chinese data tonight.

「為替、株式、債権市場はアジア市場が日本の荒れ模様の展開で始まったことにより、混乱状況に陥っていて、英ポンドが叩き売られ、中国は通貨切り下げ(株価も大きく下落)、原油価格も下落、ダウ先物も絶賛下落中(債権市場が記録的な低金利へと下落しているので)。深まるBrexit懸念による後遺症は、日本と中国の今夜の弱いデータには救われませんでした。」

アジア市場が混乱状態で、日経平均株価582円安がそれを象徴しています。上海株も日本株ほどではありませんが、1%超下落しています。明日以降の世界の金融市場の動きがどうなるのかに注視が必要です。ダウが持ち直せば、明日は反発するでしょうが、全てはニューヨーク市場次第とも言えます。FOMCでイエレン議長が大きくハト派に傾けば、ダウには追い風となっても、日本株には向かい風になります。イエレン議長がBrexitが現実性を帯びてきている現状で市場を逆撫でする発言をするとは思えないので(FRBの利上げ判断、「自然利子率」も問題に)、円高圧力がかかる懸念もあるのですが、日銀のサプライズ緩和の可能性もあるので、イベント通過までは静観するのがベストなのかもしれません。4月のような失望売りはさすがにないでしょうが、ある程度は下げると思われます。

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