結婚しない若者達。結婚離れ(恋愛離れ)の若者が激増しているらしいのです。最近の若者は全てを悟った仙人の如く現世離れが進み、ありとあらゆる物から離れて行ってしまっています。メディアからは無欲な草食動物扱いされていて、さとり世代とさえ言われています。何故そのような面白味のない無味無臭人間になってしまったのでしょうか?若者の貧困の深刻化が社会問題化して久しいですが、貧困による絶望感から無気力人間になってしまったのでしょうか。日本の破局的未来を考えれば、若者達が絶望しても無理もない話なのです。古い世代の若者達に蔓延していた刹那主義のような社会の迷惑にしかならない生き方に比べれば、今の若者達はだいぶましになったとも言えるでしょう。70年代に中学生(荒れる中学生)だった世代は、ろくでなし世代とも呼ばれていますが、その世代から比べれば今の若者達はあまりにもまとも過ぎるのかもしれません。そんな無欲な若者達だからこそ、ろくでなし世代の悪い大人達から搾取されまくっているとも言えます。若者達から夢を奪い去り絶望のどん底に突き落とすような国に未来があるわけがありません。
結婚しない若者
結婚しない若者が今世紀に入って急増しているせいで、出生数の低下に歯止めがかからなくなってきているのです(2015年はかろうじて微増)。出生数と合計特殊出生率に気になることが書いてあります。
結婚しない人が増え、結婚する年齢も遅くなっているからだよ。〈1〉身分の安定しない非正規労働者として働き、暮らしに余裕のない若者が増えている〈2〉 働く女性が増えているのに、子育ては女性の役目という雰囲気が職場や社会に残り、仕事を持つ女性に育児の負担がのしかかる――というのが背景にあるんだ。
晩婚化というのは実は嘘で、男は35歳を過ぎると結婚できる確率は年3%、40歳を過ぎると確率はさらに低下するらしいのです。なので、男は35歳未満で結婚するのが理想と言えます。まともな男は遅くとも35歳までに売れてしまうという人さえいます。35歳を過ぎて売れ残っている消費期限切れの、何か重大な欠陥や問題を抱えているのかもしれない男と結婚する物好きな女性はいないとかなり辛辣な暴言に近い意見すらたまに目にします。結婚しない男性の中にはモテまくりで結婚する暇もないという人が1万人中1人はいるでしょうし、そこそこモテるけどなかなか相手を選びきれないという人もいるかと思われます。しかし、そういう結婚しようと思えばいつでもできるがあえてしない人達は、結婚しない男達の1%にも満たないのではないでしょうか。残りの99%は結婚したくてもできないというのが本音なのかもしれません。とは言っても、家の事情(親の介護等)や異性を愛せない男性もいるでしょうし、様々な事情から結婚できない男性も世の中には存在するのも確かです。そういう事を加味しても、生涯未婚率の上昇は異常事態と言わざるを得ません。その根本的な原因はやはり貧困に行き着いてしまうのです。女性も非正規労働者や名の知れぬ会社の正規社員とは結婚したくないのです。今やまともに結婚できるのは公務員か上場企業の正社員、非正規でもイケメンだけのようです。イケメンなら無職でも引く手あまたという話さえ聞きます。日本人の男に不細工が増えたのか?という疑問さえ生じてきます。あるいは、女性のイケメン至上主義に原因があるのか?不細工男は人に非ずのような風潮を作り出したメディアの責任なのか?とにかく不細工男は社会に不要のような今の風潮は是正される必要があるのは確かです。キモくて貧しい独身おっさんが街に溢れるようになれば、若い女性や子供達が安心して暮らせない世の中になってしまいます。
男の3割が生涯未婚!?
「結婚できないの俺だ」日本どうすんだ!!!生涯未婚率の上昇は日本経済の深刻な問題だ
国立社会保障・人口問題研究所によると、生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚したことがない人の比率)は直近の2010年に男性が20.1%、女性が 10.6%だった。これが2035年には男性の29%、女性の19.2%に上昇する見通しだ。つまり、男性のおよそ3人に1人、女性の5人に1人が生涯未 婚者となる。
男性の3割、女性の2割が生涯未婚者となる予想らしいのですが、逆に言えば、男性の7割、女性の8割が最終的には結婚する予想でもあります。誰でも正社員になれる時代がとっくの昔に終了している以上、誰でも結婚できる時代が終了しても何の不思議もないとも言えます。昨今の生涯未婚化激増の原因を、お見合い結婚がほぼ消滅したせいだとする識者もいます。ただ、非正規雇用やブラック企業が増えることで安定した就業機会を剥奪された若年層の現状を鑑みれば、お見合い候補の女性達を紹介できる経済的に安定した適齢期男性が皆無と言っても過言ではないような気もします。結婚相手募集中。職業や収入は一切問いません。※但しイケメンに限ります。では男性と女性の生涯未婚率が上昇していくのも仕方のないことなのかもしれません。女性も安売りしたくない気持ちは分かります。それならば、日本人男性ではなく世界に目を向けてもいいのではないでしょうか。日本人の売れ残り男がわけありっぽくて嫌なら、イケメン外国人を結婚対象にするしかないはずです(ペルー人男性に告白された私…国際結婚と日本人【統計編】)。
結婚できないおっさん達
結婚より仕事(金)、離婚歴あり、モテまくりで相手が決まらない、彼女はいるが結婚に踏み切れない、同棲中と、結婚しない理由は人それぞれでしょうが、そういう人達はほんの一握りの特殊ケースで、ほとんどの未婚おっさん達は結婚したくてもできない、できなかった人達なのは言うまでもありません。しようと思えばいつでも結婚できる中高年未婚者は非常に稀だということです。なので未婚男子は35歳までに結婚するのが無難です。そもそも未婚女性は高望みさえしなければいつでも結婚できるはずです。最も、変な男と結婚するくらいなら生涯独身の方がましと考える女性も多いのかもしれません。未婚おっさんの場合も未婚女性同様、外国人女性との国際結婚も考えるべきでしょう。過去にロシア人女性や中国人女性と結婚した中高年日本人を実際知っています。中高年独身者も健康な間はいいのですが、健康を害した時は悲惨としか言えません。年を重ねれば体にガタも来ますし、独身者なら食生活の関係からなおさらでしょう。将来的に激増する高齢独身者は支え切れない国の負担になると、既に一部で囁かれ始めています。今はいいかもしれませんが、25年後(今の35歳が60歳)を考えた場合、とんでもない世の中になっている可能性も否定できません。そこまで待つまでもなく、2030年で日本は終わるという悲観的な予測もされています。何れにしても、日銀による出口なき異常な金融緩和により経済が良いような幻覚の中にいる日本人にとって、その魔薬が切れた時の禁断症状は想像を絶するものがあるでしょう。そんな異常な金融緩和が2030年まで続けられるとは、まともな人間ならとても思えないはずです。
未婚当然時代?
未婚当然時代に突入したのか? 婚活現場から見るリアル事情 ← このサイトを見ていると、高齢未婚婚活者と現実のギャップが激しすぎてある意味笑えます。男性の生涯未婚率が2割程度の現状では、未婚当然時代とはとても言えません。2035年でもせいぜい3割程度です。8割以上の女性と7割以上の男性は最終的には結婚すると考えるべきでしょう。いい年した男がいつまでも一人でいるのはおかしいという、社会的な空気を作り出すことがそろそろ必要という声もあります。しかし、そういう人達は、生涯未婚率上昇の背景にある若年世代の貧困問題も考慮に入れるべきなのです。結婚できないのは身分の不安定な低収入労働者で、余程のイケメンかチョイ悪でもない限り、そういう男性と結婚しようと思う女性はまず存在しません。どういうわけか、女性はチョイ悪男に惹かれてしまうみたいです(それがDVのそもそもの原因でもある)。真面目で気弱な低収入労働者が社会に取り残されてしまっている感が否めません。結婚はぜいたく時代に突入したと言った方が、今の社会の現状を正確に物語っていると言えるでしょう。給与所得者(賃金労働者)総非正規時代こそが、今の日本には求められています。全ての労働者が人並に暮らせる所得を継続して得られる環境を構築すべきだからです。