心理:友好的な競争心(ライバルの存在)がやる気を引き出す

部活なんかでもライバルは必ずいるもんで、レギュラー争いをするので当然なのですが、何とかレギュラーの座を射止めようと、部員が一丸となって切磋琢磨してチームは強くなっていきます。なので、部員間での友好的な競争心は非常に大事で、ライバル同士の争いが、チームを牽引する原動力にもなっています。

とは言っても、後腐れのない友好的ライバル心である事が条件で、ライバルの足を引っ張って蹴落としてやりたいとか、そういう敵対的な競争心はチームを亀裂させるだけで、百害あって一利なしです。あくまでも、我々選手一同はスポーツマンシップに則り正々堂々と戦うことを誓うことが大切です。

ライバルがいることで人はやる気を出します。それはスポーツだけでなく、勉強や恋、仕事においても一緒で、競争心が人間の向上心を刺激するのは自明の理です。ライバルがいなければ人の成長もありませんし、現状に満足してしまい、全く進歩しなくなります。

競争心と奨励金で運動を奨励

Penn study: Friendly competition and a financial incentive increases team exercise

Would having your exercise performance compared to that of your peers motivate you do more? A new study suggests it might. And adding a financial incentive would only sweeten the deal even more. Comparing performance to average peers (the 50th percentile), and offering financial incentives was the most effective method for increasing physical activity among teams of employees,

「あなたの運動能力を同僚と比較される事があなたをやる気にさせますか?新しい研究がそうかもしれないことを示しています。そして、奨励金付加はさらにそのやる気に火を付けるだけです。普通の同僚(50パーセンタイル、中央値)と能力を比べて、奨励金を出すことは、従業員のチーム間で身体的活動を増やすための最も効果的なやり方でした。」

従業員の運動能力とか訳が分からないのですが、日本で言うところの実業団スポーツの事を言っているのか、従業員に体力測定のような事をさせているのか、非常に曖昧です。日本企業でも運動会のような事をやりますが、アメリカでもそのような事があるのかもしれません。

何れにしても、従業員に運動をする習慣を付けさせると、仕事効率がアップするらしいし、従業員の健康維持は会社の業績にも影響を及ぼす可能性があるので、非常に重要な事も確かで、運動だけでなく、仕事上でもお互いに競争心が芽生え、企業が活性化されるみたいです。

チームワークを養う

In the study, 288 employees, grouped into teams of four, were asked achieve at least 7,000 steps per day. Participants used a smartphone app to track their steps, and each week received feedback on how their steps – and their team’s – stacked up to peers.

「調査では、288人の従業員は、4チームに分けられ、1日最低でも7000歩を達成するように要求されました。参加者はスマホアプリを使って自分たちの歩数を追跡記録し、週毎に自分の歩数、とチームの歩数、がどのくらい同僚達に匹敵しているかのフィードバックを受け取りました。」

チームで競わせることでチームワークも培われます。チーム内でお互いに励まし合ったりして、少しでも金銭的なインセンティブを得られるように最大限に努力をします。そういう意味でも部署内のチーム分けや、奨励金(インセンティブ)は非常に重要な意味を持っています。

全ては社員の健康のため

何処の世界も派遣は使い捨てで、派遣切りの後はどうなろうと知ったこっちゃなくても、正社員様の健康はとても重要なので、多くの会社がその正社員様の健康管理に関心を持っているようです。この事が現代の歪んだ社会構成を如実物語っています。

“Using behavioral economics approaches offers the potential of generating truly innovative approaches for promoting healthy behavior,”

「行動経済学アプローチを用いることは、健康的な行動を促進するための真に革新的な試みを産み出す可能性を提供します。」

社内で友好的な競争心を煽るのは非常に大事なことで、個人だけではなく、チームで成績を競わせたり、人参を吊るして全力を出させる、とても面白い試みだと思います。ライバルがいないと確かにやる気が出ません。恋敵がいた方がやる気が出るのと一緒で、何でも好敵手は必要な存在で、人生その物を面白いものにしてくれます。

学生時代のクラス対抗リレーとか、徒競走などで、チームと個人で運動能力を競い合うことで、クラスの結束を強めると同時に、個人の運動能力を高める効果もあります。企業も学校の延長と考えれば、そういう事が大事になってくるのも頷けます。