nano:ナノ粒子で歯垢を完全除去して虫歯予防!?

nano technology(ナノテクノロジー)を使って虫歯予防ができるそうです。ほとんどの日本人が虫歯を患っているので、こういう画期的な技術革新は大歓迎ではないでしょうか。虫歯ほど痛くて辛いものはありません。歯医者へ行くことすら恐怖で、治療の痛さは大人でも泣いてしまうほどです。

虫歯は痛いだけではなく、治療にもお金がかかるし、歯がなくなれば入れ歯や差し歯でさらに金がかかり、さらに治療が長引けば、肉体的にも経済的にも相当痛いです。なので、ナノ粒子で虫歯予防ができれば、多くの日本人にとっては朗報ですし、歯の健康維持は、食事を楽しくするので、人生の糧にもなります。

歯垢の中に住む虫歯菌退治

Penn Team Uses Nanoparticles to Break Up Plaque and Prevent Cavities

The bacteria that live in dental plaque and contribute to tooth decay often resist traditional antimicrobial treatment, as they can “hide” within a sticky biofilm matrix, a glue-like polymer scaffold.

「歯垢の中に住んでいて虫歯の原因になっているバクテリアは、たいてい、それらが糊のような高分子足場の粘着性のある生物膜基質に隠れることができるので、従来の抗微生物処理に耐えてしまいます。」

従来の歯垢除去技術だと、虫歯の原因になる細菌を完全に退治することは不可能なようです。

A new strategy conceived by University of Pennsylvania researchers took a more sophisticated approach. Instead of simply applying an antibiotic to the teeth, they took advantage of the pH-sensitive and enzyme-like properties of iron-containing nanoparticles to catalyze the activity of hydrogen peroxide, a commonly used natural antiseptic. The activated hydrogen peroxide produced free radicals that were able to simultaneously degrade the biofilm matrix and kill the bacteria within, significantly reducing plaque and preventing the tooth decay, or cavities, in an animal model.

「ペンシルバニア大学の研究者によって考え出された新しい研究は、より洗練された手法を取りました。抗生物質を単純に歯に塗布する代わりに、彼等は、ペーハー感受性と一般的な天然消毒薬の過酸化水素活性に触媒作用を及ぼす、鉄分を含んだナノ粒子の酵素に似た特性を巧みに利用しました。活性化した過酸化水素は、生物膜基質を分解して、同時に中の細菌を始末できる活性酸素を発生し、動物モデルにおいて、歯垢を著しく減らし、齲歯(うし)、または、虫歯を防ぎました。」

普通の消毒剤の過酸化水素とナノ粒子を組み合わせることで、歯垢と歯垢に棲み着いている細菌を同時に除去可能なようです。今までは歯垢をとっても、細菌が生物膜基質に隠れてしまうので、虫歯を防ぐことができなかったみたいです。

“Adding nanoparticles increased the efficiency of bacterial killing more than 5,000-fold.”

「ナノ粒子を加える事で、バクテリア退治の効率が5000倍超増えました。」

過酸化水素だけの時よりも、何と5000倍も消毒力が上がるみたいです。これなら虫歯菌退治も完璧ですね。人類が虫歯と永遠の決別をする日も近いのかもしれません。

過酸化水素の濃度も1%と低いので、副作用の心配も少ないらしく、後はナノ粒子の安全性とかを臨床研究でテストしたりする必要があるみたいですが、動物実験では、特に問題はなかったようなので、この治療は間違いなく近い将来虫歯予防の主流になるのではないでしょうか。

この虫歯予防方法はさらに非常に安価というのも魅力的で、早い段階での実用化が期待されます。人類がこれ以上、虫歯で泣かされることのない、そんな明るい未来が到来することを、心の底から願わずにはいられません。