生姜で唐辛子のカプサイシン発がんリスクを低減!?

日本人は辛い物好きで世界的に有名ですが、唐辛子に含まれるカプサイシンには発がん性が疑われているだけに、酸辣湯麺、キムチ、激辛カレーファンにとっては、気が気ではないかもしれません。今回そんな激辛ファンの朗報として、生姜がカプサイシンの発がん性を低減できるかもしれない事が分かったそうです。風邪には生姜葛湯がいいと言われているように、ショウガが体に非常に良いことは大昔から知られていますが、発がんリスクまで抑制することができてしまうみたいです。生姜の健康効果の奥深さを感じます。

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6-ジンゲロールとカプサイシン

Ginger and chili peppers could work together to lower cancer risk

For many people, there’s nothing more satisfying than a hot, spicy meal. But some research has suggested that capsaicin, the compound that gives chili peppers their kick, might cause cancer. Now researchers show in mouse studies that the pungent compound in ginger, 6-ginergol, could counteract capsaicin’s potentially harmful effects. In combination with the capsaicin, 6-gingerol could lower the risk of cancer, they say.

「多くの人々にとって、辛い、スパイシーな食事よりも満足なものはありません。しかし、一部の研究者は、唐辛子にスリルを与えている化合物であるカプサイシンががんを引き起こすかもしれない事を示唆しています。現在研究者達はネズミを使った実験で、ジンジャーに含まれる刺激的な化合物の6-ジンゲロールがカプサイシンの潜在的に有害な作用を中和できるかもしれないことを明らかにしています。6-ジンゲロールとカプサイシンとの組み合わせが、癌のリスクを低減できる可能性があると、彼等は言ってます。」

日本人にはしょうがは欠かせない薬味でもあります。辛いものを食べる時はしょうが粉末をかけるのがいいのかもしれません。無類の辛いモノ好きは、常にショウガ粉末を持ち歩くべきと言えます。あるいは生姜飴やショウガサプリでもいいかもしれません。カレーに生姜と唐辛子を入れることには深い意味があったというわけです。

赤唐辛子と生姜

Both chili peppers and ginger are widely used spices in certain cuisines, particularly in Asia, and have been studied for potential health effects. Although some studies have shown that peppers can have benefits, others suggest that diets rich in capsaicin might be associated with stomach cancer.

「唐辛子と生姜のどちらも、特にアジアにおいて、一部の料理に広く使われていて、潜在的な健康効果が研究されています。いくつかの研究が、赤唐辛子には健康効果があると示唆しているのですが、別の研究が、カプサイシンが豊富な食べ物が、胃がんと関連しているかもしれないことを示唆しています。」

Ginger, however, has shown promise as a health-promoting ingredient. Oddly enough, capsaicin and 6-gingerol both bind to the same cellular receptor — one that is related to tumor growth.

「しかし、生姜は健康促進成分として見込みがある事を示しています。奇妙なことに、カプサイシンと6-ジンゲロールはどちらも、腫瘍増殖に関係がある同じ細胞受容体に結合します。」

どうやらどっちもがん発生メカニズムにからんでいるみたいです。

生姜と唐辛子の相互作用

Over several weeks, the researchers fed mice prone to lung cancer either capsaicin or 6-gingerol alone, or a combination of both. During the study period, all of the mice that received only capsaicin developed lung carcinomas while only half of the mice fed 6-gingerol did. Surprisingly, an even lower percentage — only 20 percent — of the mice given both compounds developed cancer. The researchers also dug into the potential molecular underpinnings of how the compounds interact to lead to this effect.

「数週間に渡り、研究者は、肺がんに罹りやすいネズミに、カプサイシンか6-ジンゲロールだけを、または、2つの組み合わせを与えました。研究期間の間、カプサイシンだけを受け取った全てのネズミが肺がんを発現し、しかし一方、6-ジンゲロールだけを受けていたネズミの半分だけが肺癌を発現しました。驚いたことに、両方の化合物を与えられていたネズミのたったの20%だけが癌を発現しました。研究者は、その化合物がこの結果をもたらすためにどのように相互に作用しているのかについての可能性がある分子基盤を徹底的に調べています。」

6-ジンゲロールとカプサイシンの組み合わせが、どのように相互作用してガン発生率を低減させているのか、その仕組みの分子レベルの基盤を解明しようとしているようです。何れにしてもカプサイシンに発ガン要素がある事はネズミの実験で証明されています。とは言っても人間にそのまま当てはまるのかは分かりません。唐辛子をよく食べる国のがん発症率を見ればはっきりするかもしれません。唐辛子と生姜を同時摂取することで、がん発症リスクが5分の1にできるので、唐辛子好きにショウガは必須という事になります。

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