フィッシュオイル(魚油)とラード(豚脂)はどっちが健康的?

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

fish oil(魚油)とlard(豚脂)はどちらが体に良いのか?健康志向な人間には気になる疑問かもしれません。ラードというと、豚の背脂のイメージが強いのですが、とんかつはラードで揚げるのが1番美味いと良く耳にします。とんかつよりもフィッシュフライの方が体に良さそうなのですが、味は圧倒的にとんかつが上です。特にシャ豚ブリアンは別格です。

魚油も大間の本マグロの大トロは別格ですが、庶民には無縁の存在ですので、ここでは割愛しています。フィッシュオイルにしても、ラードにしても、美味いものは美味いという事で、美味ければ健康は気にしなくてもいいんじゃないの?という意見が多いのも事実です。

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飽和脂肪の多い食べ物は控える

Fish oil vs. lard — why some fat can help or hinder your diet

If people are looking to lose weight, stay clear of saturated fat. Consuming these types of fatty food affects a part of the brain called the hypothalamus, which helps regulate hunger.

The fat causes inflammation that impedes the brain to control the food intake. In other words, people struggle to control how much they eat, when to stop and what type of food to eat – symptoms seen in obesity.

「もし人々が減量することに気を配っているなら、飽和脂肪は控えましょう。これらのタイプの脂肪の多い食べ物は、空腹を制御する働きのある、視床下部と呼ばれる脳の一部に悪影響を与えます。脂肪は、食料摂取量をコントロールするための中枢部を妨害する炎症を引き起こします。言い換えれば、人々はどのくらい食べ、いつ食べるのを止め、どんなタイプの食品を食べるのかをコントロールするのが難しくなります。」

脂っこい食べ物は空腹感を管理する視床下部には良くないみたいです。脂肪が炎症を引き起こし、脳が馬鹿になり、食欲をコントロール出来なくなってしまうようなので、飽和脂肪を多く含む、脂っこい食べ物は控えた方がいいと言われる理由にもなっています。果物・野菜中心の食生活がベストです。

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飽和脂肪が脳に与える影響

“These days, great attention is dedicated to the influence of the diet on people’s wellbeing. Although the effects of high fat diet on metabolism have been widely studied, little is known about the effects on the brain;”

「最近、大きな注目が、人々の健康に対する食事の影響力に捧げられています。メタボリズムに対する高脂肪食の影響は広く研究されていますが、脳に対する影響はほとんど知られていません。」

脂っこい食事は確かにメタボの原因と言われていますし、食べても長時間激しい運動をすればいいのですが、そういう事が出来る人間は少ないので、トレーニングが嫌なら、カロリーを削減するしかありません。運動嫌いな人は、甘い物や、脂っこい物を控えるのが懸命と言われているように、カロリー摂取量と運動量を天秤にかける必要があります。

脂肪が脳に与える影響はあまり詳しく知られていないみたいで、今後の研究課題の1つになるのかもしれませんが、魚の脂肪は頭に良いとは広く知られているので、豚(あぐー豚やイベリコ豚等の高級銘柄豚)の良質な脂も頭に良いのかどうかも調べる必要があるのかもしれません。

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不飽和脂肪

A diet rich in fat can take different forms and in fact, there are different types of fats. Saturated fats are found in lard, butter or fried food. Unsaturated fats are rich in food such as fish, avocado or olive oil.

「脂肪を多く含む食事は、さまざまな形をとる事ができます。実際に、異なるタイプの脂肪が存在します。飽和脂肪はラード、バター、あるいは、揚げ物に含まれています。不飽和脂肪は魚、アボカド、あるいは、オリーブオイルに豊富です。」

飽和脂肪は体重を増やしやすく、メタボの原因になる一方で、魚等に豊富な不飽和脂肪はどうなのかという問題が生じます。どっちも脂肪だから減量には良くないのかもしれません。

Consuming fish oil instead of lard makes a significant difference. The research shows that brain function remains normal and manages to restrain from eating more than necessary.

「ラードの代わりにフィッシュオイルを摂取することは、重大な違いを生みます。研究は、脳機能が正常を維持し、必要以上には食べないように抑制できる事を示しています。」

魚油というか、魚の脂肪は脳には悪影響を与えないので、食べ過ぎたりせずに、体重をコントロールできるようです。フィッシュオイルに含まれるDHAやEPAは頭を良くするので、どう考えてもイワシや鯖、鮭を毎日食べた方が良い事は言うまでもありません。ただ、魚介類は、放射性セシウムやストロンチウム、水銀、カドミウム、PCB(Poly Chlorinated Biphenyl(ポリ塩化ビフェニル))、その他の有害物質等に汚染されている可能性があるので、魚の摂り過ぎも体には良くないのかもしれません。

“The difference was very clear and we were amazed to establish the impact of a fatty diet onto the brain. Our results suggest that being more aware about the type of fat consumed with the diet may reduce the risk of obesity and prevent several metabolic diseases”,

「その違いはとても明確で、私達は脳へのこってりした脂っこい食事の影響を立証して驚かされました。我々の研究成果は、食事で摂取される脂肪の種類についてもっと知る事は、肥満のリスクを低減して、いくつかの代謝病を予防するかもすれません。」

metabolic syndrome(メタボリックシンドローム、代謝症候群)が叫ばれ続けて相当な年月が経ちますが、未だにメタボ親父は増殖を続けているようです。しょうもないこと(人生にとってどうでもいいこと)には大枚を叩くくせに、人間にとって最も重要な健康に一切金も気も使わない人間が多過ぎるからです。義務教育で健康教育を真剣に行わない事も原因なのですが、国ももっと健康教育に力を入れるべきです。国民の健康維持が労働力確保と医療費の国庫負担を減らすことにつながるので、もっと真剣に国民の健康問題を考える必要があります。

野菜や果物中心の食生活で、良質のタンパク質は鶏肉、海藻や魚介類を食べて、ナッツや豆類を食事に取り入れ、白米だけではなく、発芽玄米や全粒粉製品も主食の一部にし、緑茶や梅干しも摂取、スーパーフードを積極的に食すようにすれば、健康は間違いなく維持されます。食品からだけでは摂取しにくい栄養素については、健康補助食品(サプリメント)によって補給する必要があります。全ての国民が、健康は食から、を座右の銘にすべきなのです。

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