んなアホな:赤身の肉と鶏肉の大量摂取が糖尿病リスクを高める?

植物由来の食物(例えば野菜や果物)は、糖尿病リスク予防において、一般的に肉類よりも健康的だと考えられています。デューク・シンガポール国立大学医学部(Duke-NUS)臨床科学教授プアイ氏と彼女チームは、赤肉と鶏肉の大量摂取が、この種の肉類の高ヘム鉄含有量に一部起因する、糖尿病発症リスクの有意な増加と関係していることを突き止めました。本研究は、糖尿病リスクを緩和してこの慢性疾患の医療制度への負担を軽減するために、シンガポール国民に、科学的な根拠に基づいた食事推奨の基準を提供しています。

肉より魚介類を食え

Eating meat linked to higher risk of diabetes

In trying to understand the underlying mechanism for the role of red meat and poultry in the development of diabetes, the study also investigated the association between dietary heme-iron content from all meats and the risk of diabetes, and found a dose-dependent positive association. After adjusting for heme-iron content in the diet, the red-meat and diabetes association was still present, suggesting that other chemicals present in red meat could be accountable for the increase in risk of diabetes. Conversely, the association between poultry intake and diabetes risk became null, suggesting that this risk was attributable to the heme-iron content in poultry.

赤身肉と鶏肉の糖尿病発症における役割の基本メカニズムを理解する目的で、本研究は、全ての肉類由来の食事性ヘム鉄含有量と糖尿病リスクの関連性も調査し、用量依存的な明らかな関連性を見つけ出しています。食事のヘム鉄含有量調節後も、赤身肉と糖尿病の関連性は依然健在で、赤肉に含まれる他の物質が糖尿病リスク増加に寄与している可能性を示唆しています。反対に、鶏肉摂取と糖尿病リスクは無効化され、このリスクが、鶏肉のヘム鉄含有量に起因している事を示唆しています。

This is one of the largest Asian studies looking at meat consumption and diabetes risk. While the findings are consistent with other Western studies that have shown that the increased intake of red meat and increase in heme-iron content of diet could increase the risk of diabetes, this study demonstrated the additional risk of red meat attributable to other possible chemicals, other than its heme-iron content. It also suggested that chicken parts with lower heme-iron contents such as breast meat, compared to thighs, could be healthier. Finally, the study also demonstrated the benefit of replacing red meat or poultry with fish/shellfish.

今回の研究は、肉の摂取と糖尿病リスクを詳しく調査している、最も大規模なアジアの研究の1つになっています。研究結果は、赤肉の高摂取と食事のヘム鉄含有量の増加が、糖尿病リスクを増加させるという、他の西欧研究と一致している一方で、本研究は、赤肉にはヘム鉄以外にも、糖尿病リスクを増加させる他の化学物質が含有されている可能性を明らかにしています。本研究は、鶏の胸肉などのヘム鉄含有量が低い鶏肉部位が、もも肉に比べてよりヘルシーな可能性があり、赤身肉と鶏肉を魚肉や甲殻類に置き換えることの恩恵も明らかにしています。

赤身肉や鶏肉がダメなら、霜降り肉を食べればいいじゃんと思いますが、多分、脂肪の多い食事が寿命延長に関連しているという最新の研究結果からも、和牛の真髄である霜降り肉を食べるのがいいのかもしれませんが、これは、あくまでも個人的な見解です。しかし、超ヘルシーなイメージのある鶏肉が、赤身肉と変わらん糖尿病発症リスクがあるとか意外でした。もちろん、胸肉がもも肉に比べてヘルシーなのは知っていましたが、それでもあまり食べない方がいいというのは意外です。テレビでも良質なタンパク質なので、鳥の胸肉を食べるように推奨されていますが、実際は、魚介類を食べた方がいいみたいです。とは言っても、魚介類の方も、水銀、カドミウム等の重金属や抗生物質、成長ホルモン、糞尿、その他いろんな有害汚染物質を含有している可能性があるので、必ずしも安全とは言えないし、昨今の世界的な漁獲量減少を見ても、資源枯渇の懸念すらあります。牛肉も狂牛病や病死牛肉不安は拭えないし、鶏肉も鳥インフルとかあるので、こっちの方も何とも言えません。そんなことをいちいち気にしていたら食べる物がなくなるので、リスク覚悟で食べるしかありません。

結論としては、赤身肉を食べる代わりに、鶏胸肉、魚介類、植物性タンパク質、乳製品を食べることによって糖尿病リスクを減らせるみたいです。霜降り肉はどうなのか?が気になるところです。