dung beetle農法:有機農法にはフンコロガシが必要らしい

この記事”Food safety: Dung beetles and soil bacteria reduce risk of human pathogens“によると、有機農法にはdung beetle (フンコロガシ)が必須なようだ。

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フンコロガシによる糞処理

Dung beetles likely kill harmful bacteria when they consume and bury the faeces. Previous research also suggested that these beetles have antibiotic-like compounds on their body.

フンコロガシは、糞を食って埋める時に有害な細菌を殺すようだ。フンコロガシが抗生物質様化合物を体内に有していることを過去の研究も示唆している。

フンコロガシは、有害細菌(例えば大腸菌)を含んだ豚の糞をせっせと食べて埋めることで無毒化することができるらしい。フンコロガシを使えば、安全に有機農法が実践できるようだ。さらに、フンコロガシが生息できる農場には、その他の益虫や有益土壌細菌も多く生息しているので、フンコロガシと土壌細菌の相乗効果で、糞の無毒化分解が促進されると記事に書いてある。農薬、除草剤、化学肥料をふんだんに使用する一般農法は、こういった有益細菌や益虫を殺してしまい、野生動物等の糞による農地汚染が問題になってくるそうだ。

虫も食わない野菜

かつて、美味しんぼの中で、山岡士郎氏は、「俺達は、虫も鳥も食わない野菜を食わされている」と宣わったが、やはり、自然農法が、作物にとっても、蜜蜂、有益土壌細菌、ミミズ、オケラ、フンコロガシにとってもいいようだ。

“Nature has a ‘clean-up crew’ of dung beetles and bacteria that quickly remove faeces and the pathogens within them, it appears. So, it might be better to encourage these beneficial insects and microbes.”

自然は、フンコロガシや細菌といった、糞や病原菌を自身の中に素早く取り込む、掃除屋を有しているように見える。なので、こういった益虫や微生物の増殖を促進したほうがいいのかもしれない。

人間はそろそろ自然に帰る時に来ているのではないだろうか。何故なら、人間も所詮は自然の一部でしかないからだ。いつまでも自然を破壊し続けていては、真の繁栄は望めないはずだ。物質的豊かさと心の貧しさは正比例するので、物質的に豊かになればなるほど人の心は貧しくなっていく。利益や利便性のみを重視して、人の健康や自然を蔑ろにする今の生き方を改めないと、人は自然から大きなしっぺ返しを食らうことになる。

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