健康・長寿の秘訣:赤唐辛子を食べると健康で長生きするらしい

赤唐辛子を食べると長生きすることが今回新たな研究で分かったようです。日本人がキムチ好き(キムチ鍋が鍋の中で一番人気らしいので)なことは、すなわち、日本人が唐辛子好きな事を意味しています。一味・七味唐辛子をうどんやそばにかけて食べることからも明らかです。寒い冬に唐辛子たっぷりの料理を食べると体も温まるのでW効果です。

酸辣湯麺とか蒙古タンメンとか、激辛麺の人気が相変わらず高いようですが、一時期超流行ったハバネロは、今はすっかり影を潜めていますが、根強い人気があるみたいです。

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赤唐辛子を食べて長生きしよう!

Study finds association between eating hot peppers and decreased mortality

Like spicy food? If so, you might live longer, say researchers at the Larner College of Medicine at the University of Vermont, who found that consumption of hot red chili peppers is associated with a 13 percent reduction in total mortality – primarily in deaths due to heart disease or stroke — in a large prospective study.

「辛い食べ物好き?もし好きなら長生きするかも、赤唐辛子の摂取が、主に心臓病と脳卒中に効果的で、13%寿命を延ばすことを大規模前向き研究で発見した、バーモント大学ラーナー医科大学の研究者が言っています。」

前記の研究は、PLoS ONE誌に最近掲載されました。

何世紀にわたって遡ると、唐辛子とスパイスは、病気の治療に良いと考えられていましたが、他に中国で行われ2015年に発表された研究だけが、過去に赤唐辛子摂取と寿命との関連を考察しています。今回の新しい研究は、前回の研究結果を裏付けています。

大規模調査を精査・分析

Using National Health and Nutritional Examination Survey (NHANES) III data collected from more than 16,000 Americans who were followed for up to 23 years, medical student Mustafa Chopan ’17 and Professor of Medicine Benjamin Littenberg, M.D., examined the baseline characteristics of the participants according to hot red chili pepper consumption. They found that consumers of hot red chili peppers tended to be “younger, male, white, Mexican-American, married, and to smoke cigarettes, drink alcohol, and consume more vegetables and meats . . . had lower HDL-cholesterol, lower income, and less education,” in comparison to participants who did not consume red chili peppers. They examined data from a median follow-up of 18.9 years and observed the number of deaths and then analyzed specific causes of death.

「最長で23年間追跡調査された16,000人以上のアメリカ人から集めた米国全国健康栄養調査(NHANES) IIIデータを使い、医学生ムスタファ・チョパン氏と医学教授ベンジャミン・リッテンバーグ博士は、ホット・レッド・チリペッパー摂取に照らして参加者達の基本特性を詳細に調べました。彼等は、赤唐辛子の摂取者が、赤唐辛子を摂取しなかった参加者達と比べて、若く、男、白人、メキシコ系アメリカ人、既婚者、嗜好品愛好者、肉と野菜をよく食べ、低 HDL コレステロール、低所得、低学歴な傾向にあることを見つけ出しました。彼等は、中央値が18.9年の追跡調査のデータを吟味し、調査参加者達がどんな病気でどのくらいの数亡くなっているのかを注意深く分析しました。」

結局、赤唐辛子を食べる人は、メキシコ系アメリカ人や若い白人男性で、不健康な生活をしている人間が多い傾向にあるようです。低学歴と低所得者が辛い物を好むのは、何か相関性があるのかと勘繰ってしまいますが、辛い料理が比較的安いからかもしれません。アメリカにはタコベルというメキシコ料理のファストフードチェーンがあります。

やっぱりカプサイシン

“Although the mechanism by which peppers could delay mortality is far from certain, Transient Receptor Potential (TRP) channels, which are primary receptors for pungent agents such as capsaicin (the principal component in chili peppers), may in part be responsible for the observed relationship,” say the study authors.

「唐辛子が寿命を伸ばすメカニズム(仕組み)は、全くと言っていい程分かっていないのですが、カプサイシン(赤唐辛子の主成分)等の辛味因子の一次受容体である、一過性受容体電位(TRP)チャネルが、観測されている関係に一部関与しているかもしれません。」

赤唐辛子の健康効果の可能な説明がいくつか存在しているようで、その中の1つが、赤唐辛子の主成分のカプサイシンが、肥満を防ぎ、冠血流を調節し、腸内微生物叢を変える事で、間接的に宿主に影響を与えている可能性がある抗菌特性をも有している細胞・分子機序に関係していると考えられてるという事実です。

今回の研究は、過去の研究結果の一般可能性を補強し、赤唐辛子または辛い食べ物が推奨食になる可能性があり、臨床試験の形でさらなる研究をもたらす可能性があるようです。

カプサイシンは発がん性が疑われてもいますが、生姜と一緒に食べるといいようなので、タイカレーのような激辛カレーに生姜をたっぷり入れて、されにヨーグルトやココナッツミルクで辛味を低減するのが良いと言われています。カプサイシンが寿命を延ばしてくれる可能性があることは、激辛業界にとっては朗報ではないでしょうか。もちろん、この研究や過去の研究だけで、そう結論付けるのは危険ですが、少なくとも今回の研究はかなり大規模で詳細に人を使って行われているので、かなりの信憑性があるのも確かです。人種的なものとかも関係しているのかもしれませんが、そばやうどんに唐辛子をふりかけるのは、やはり日本人の知恵なのかもしれません。先人達の偉大さが分かります。

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