Nikkei surges 900 points or 6%, rebounds from 16-month low

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

Nikkei recoups Friday’s loss, up more than 900 points. (日経は900ポイント上昇、金曜の下げを取り戻す。) 為替相場も$1=¥114を回復しそうな勢いである。先週までの悲観相場はなんだったんだろう?と言わんばかりの上昇を見せている。総悲観は買い、と昔から言われている様に、行き過ぎた投げ売りの後は必ずこういう展開になるのはもう過去に何度も経験している。中国の1月輸出が予想を大幅に下回っている経済指標には見向きもしない所が、今の相場はファンダメンタルズを完全に無視しているように思える。”Bad news is good news” (悪いニュースは良いニュース)みたいに、悪い経済指標は中央銀行の追加緩和を連想させ、さらに催促相場と言われるように、行き過ぎた売りは中央銀行のアクションを要求している、みたいな不健全相場は如何なものだろうか?TBTF議論からも分かるように、社会主義的資本主義の限界というか終焉は近いのかもしれない。アメリカにおける、Bernie Sanders revolution (バーニー・サンダース革命)は社会主義的資本主義の徹底批判であり、TBTFに見られる最大多数の最大幸福とは明らかに逆行する経済原理が貧富の差を拡大させるばかりでなく、政府と資本家達が結託して資本を独占する事により資本の希少化の元凶を人工的に作り出している現状への”antithesis”(アンチテーゼ)としての”Proletarian Revolution”(プロレタリア革命)とも言えるだろう。”crony capitalism”(縁故資本主義)打倒はトランプ、サンダース支持者達の共通命題でもあるのだ。日本にもこの革命が起こるかどうかはmillennials(18歳~39歳人口)に全てがかかっていると言えるだろう。若年層の不満爆発が政治的革命を呼び起こすにはサンダース、トランプのようなカリスマ的な存在が必要となるのだが、日本にはそういうカリスマ性を持った人間は存在するのだろうか?

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