男性ホルモンのアンドロゲンで細胞が若返る!?

男性ホルモンの1つであるandrogen(アンドロゲン)で細胞の老化を逆行させる事ができるみたいな感じですが、あくまでも可能性の話みたいです。将来的には若返りとか、不老不死のようなことが可能になるのでしょうが(数百年後)、今のところは老化は防ぎようがありません。

数千年、あるいは、数万年後、不老不死とスーパーマン並の能力、ドラえもんのひみつ道具を得た人類は、広大な宇宙を自由に行き来し、数千の惑星を開拓、時間をも支配し、神を超越した存在になっている可能性すらあります。その可能性は誰も否定出来ないでしょう。もっとも、そうなる前に、愚かな人類は互いに足を引っ張り合って、滅亡している可能性の方が遥かに高いという意見の方が多いのかもしれません。

テロメラーゼ

Male hormone reverses cell aging in clinical trial

Telomerase, an enzyme naturally found in the human organism, is the closest of all known substances to a “cellular elixir of youth.”

「人体中に自然に見つかる酵素であるテロメラーゼは、既知の物質で、若さの細胞エリクサーに最も近いです。」

テロメラーゼは、若さを保つ不老不死の薬に最も近い物質みたいです。不老不死は幸せな人間にとっては永遠の夢でしょうが、不幸な人間にとってはどうでもいいことです。不老不死になりたいなんていう人間は、圧倒的なマイノリティーなのではないでしょうか。

The strategy was tested in patients with genetic diseases associated with mutations in the gene that codes for telomerase, such as aplastic anemia and pulmonary fibrosis. The authors say that the results suggest that the approach can combat the damage caused to the organism by telomerase deficiency.

「その方法は、再生不良性貧血や肺線維症などの、テロメラーゼをコード化する遺伝子における突然変異に関連している遺伝病を持っている患者でテストされました。(研究論文の)著者達は、テスト結果は、そのアプローチがテロメラーゼ欠乏症よって生命体にもたらされるダメージに対抗でき得る事を示唆していると言っています。」

テロメラーゼが不足すると大変なことになるみたいです。

老化のメカニズム

“One of the processes associated with aging is progressive shortening of telomeres, DNA-protecting structures at the ends of chromosomes, like the plastic tips on shoelaces,”

「老化と関連付けられているプロセスの1つが、靴ひものプラスチック先端のような、染色体の端にあるDNA保護構造である、テロメア(染色体末端部位)の進行性短縮です」

テロメアが短縮すると老化が進むみたいな感じです。

“Each time a cell divides, its telomeres get shorter. Eventually, the cell can’t replicate anymore and dies or becomes senescent. However, telomerase can keep the length of telomeres intact, even after cell division.”

「細胞が分裂する度に、細胞のテロメアは短くなります。最終的に、その細胞はもはや複製不能になり、機能不全になるか、老化します。しかし、テロメラーゼは、細胞分裂の後でさえ、テロメアの長さをそのままに保つことができるのです。」

細胞分裂の度にテロメアが短縮されていき、最終的にはテロメアがなくなって、細胞が分裂できなくなることが、細胞老化で人間の老化現象でもあるようです。ところがテロメラーゼは、細胞分裂してもテロメアが減らないようにするので、永久に細胞分裂を繰り返せる、つまり、細胞が永久に老化しない事になります。まさに不老不死です。

In practice, he added, telomere length is a laboratory measure of a cell’s “age.” Some cells avoid aging by using telomerase to lengthen their telomeres through the addition of DNA sequences, thereby maintaining their capacity to multiply and “stay young.”

「実際には、テロメアの長さは、細胞年齢の実験室の尺度です。一部の細胞は、DNA配列の追加物を介して、テロメアを長くするために、テロメラーゼを使うことで、老化を回避し、それによって、増殖能力を維持して、若さを保っています。」

一部の細胞は、テロメラーゼを使って細胞自身が若さを保っているようですが、全ての細胞でそうならないのが、やはり自然の摂理というやつなんでしょうね。老化は自然現象なので、受け入れるしかないのかもしれません。

In an embryo, where tissue is still in the formative stage, telomerase is expressed by practically every cell. After this period, only cells that are constantly dividing, such as hematopoietic (blood-forming) stem cells, which can differentiate into a variety of specialized cells, continue to produce telomerase.

「細胞組織が依然として発達段階の胎児においては、テロメラーゼは実質的に全ての細胞によって絞り出されています。この期間終了後、色々な特殊化した細胞に分化でき、テロメラーゼを生産し続けられる造血幹細胞などは、絶えず分裂し続ける唯一の細胞です。」

発達段階終了後は、造血幹細胞やその他極一部の細胞だけが、テロメラーゼを生産し続けることができて、分裂を繰り返す事ができるみたいです。

再生不良性貧血

“Aplastic anemia is one of the diseases that can be caused by telomerase deficiency,”

「再生不良性貧血は、テロメラーゼ欠乏症によって引き起こされる病気の1つです。」

“Bone marrow stem cells age prematurely and fail to produce enough red blood cells, white blood cells and platelets, making the patient dependent on blood transfusions and more susceptible to infections.”

「骨髄幹細胞が早老化して、十分な赤血球、白血球、血小板が生産できなくなり、患者を輸血依存にさせて、感染症に感染しやすくさせます。」

再生不良性貧血はテロメラーゼが不足することで起きる遺伝病で、男性ホルモンの1つのアンドロゲン投与により、患者を輸血依存から脱却させることに成功したそうです。つまり、アンドロゲンがテロメラーゼ不足を改善できるという事になり、若返りへの道を開く潜在性を有しているみたいです。

とは言っても、健康な人間に男性ホルモンを投与する事が、リスクを上回る利益があるかどうかはまだ現段階では不透明で、この治療法を若返りのためだけに使うことは、まだまだ未知の領域のようですが、今後の研究に期待が持てることは確かです。