ボケ防止:中年のおっさんおばさんには運動が必須

中年になると運動するのが億劫になってきます。なので腹にぜい肉がつきまくってポッコリお腹(特に下腹ボッコリ)になったりします。腹の贅肉は成人病の原因とも言われているだけに、無駄な脂肪をつけないように努力する必要があります。高脂肪食を避け、鶏肉・魚・野菜・果物・ナッツ・豆類・海藻中心にします。食と生活態度の改善が、健康的な人生を少しでも長く続ける鍵になります。健康に生きる事が、人生を色々な意味で豊かにし、医療費削減になるので国の負担も減り、労働者不足の解消にもつながります。

中年時代の運動は大事

Midlife physical activity is associated with better cognition in old age

A long-term follow-up study of 3050 twins from the Finnish Twin Cohort has shown that midlife, moderately vigorous physical activity is associated with better cognition at old age.

フィンランド双生児コホートの3050組の双子の長期追跡調査が、中年の程よく激しい身体活動が老後のより良好な認知と関連している事を示しています。」

This suggests that the beneficial influence of physical activity on the brain and cognition is not solely based on decreasing vascular risk factors

「この事が、脳と認知に対する身体活動の好影響が、単に血管リスク要因の減少に基づいているだけではないことを示しています。」

中年というと30代、40代のことだと思いますが、このくらいの年代が一番不摂生になりやすい年齢だと言われています。自堕落にもなりやすく、スポーツ界では引退の年でもあるし、40歳定年論が議論されているように、人間も40歳を過ぎると心身共に使い物にならなくなると言っても決して過言ではありません。普段から体と脳を鍛えている人は別として、そういう人が非常に稀な事を鑑みた場合、中年にいかに運動させるかは国の未来のためにも、産官学が連携して事に当たる必要があるのではないでしょうか。

双子を比較

The association was studied first in all individuals of the cohort, and then by comparing later cognition in pairs where one twin was more physically active than the other.

「関連性が、双子の1人が他の双子よりも身体的に活発であるペアにおけるより最近の認知を比較することで、コホートの全個人において先ず詳しく調べられました。」

Increasing the volume of physical activity was not, however, associated with increased memory-protecting benefits. Instead, quite a moderate amount of physical activity was found to be sufficient for memory-protecting benefits, and only the most inactive group of twins stood out with a significantly higher risk for cognitive impairment.

「しかし、運動量の増加が、記憶を保護する利得の増加とは関連しませんでした。その代わりに、かなり適度な運動が記憶保護利得にとって十分であることが発見され、最も不活発な双子のグループだけが、認知機能障害の重大なリスクが顕著でした。」

運動の量が問題ではなく、運動しないことが問題なようです。1日最低でも10分程度のかなり適度な運動はすべきということのようです。それで将来ボケずに済むなら簡単な事のはずなのですが、分かっちゃいるけどやってられないんです。

シナプス可塑性

Overall, the study shows that moderately vigorous physical activity, meaning more strenuous than walking, is associated with better cognition after an average of 25 years. “This finding is in accordance with earlier animal model studies, which have shown that physical activity increases the amount of growth factors in the brain and improves synaptic plasticity”

「総合的に、その調査は、散歩より激しい意味のかなり適量な運動が平均25年後良好な認知と関連があることを示しています。”この発見は、運動が脳における成長因子の量を増やし、シナプス可塑性を向上させる過去の動物モデル研究と一致しています。”」

シナプス可塑性とやらが認知、学習機能と大きく関わっているようです。運動すると頭が良くなるし、煩悩を消すこともできるし、成人病の予防にもなるし、さらに将来的にボケ防止にもなります。1日10分の運動でも人生が大きく変わります。そもそも人間は動くように作られているので、身体を動かさないと心身共にやられます。

どんな運動が良いのか?

“However, few long-term, high-quality, follow-up studies on physical activity and cognition have been published, and it has remained unclear what type and amount of exercise is needed to safeguard cognition”

「しかし、運動と認知に関する長期にわたる高品質の追跡調査はほとんど発表されてはいませんし、どんな種類でどのくらいの運動量が認知の保護手段に必要とされるのかは不明なままなのです。」

どんな種類の運動と言っても、歩くことがボケ防止になると言われているので、まぁ、散歩よりはハードに歩くみたいな感じでいいのかもしれません。スクワットや軽いウェイトトレーニングも効果的だと言われています。あくまでも軽い運動でいいんだと思います。無理をするとそれがストレスになるし、活性酸素の問題もあるので、激しすぎない散歩より激しい運動が望ましいと言えるのではないでしょうか。とにかく大切なのは日々の適度な運動であって、1日何の運動もしないよりは遥かにましなことだけは確かです。