1日800gの野菜と果物が多くの病気リスクを劇的に減少させる!

果物と野菜を1日5回以上摂取すると、心臓発作、脳梗塞、癌、早世のリスクを減少させる大きな効果があるそうです。インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者達が主導した今回の新しい研究の発見は、フルーツと野菜摂食に関する95の研究を分析した結果のようです。当該研究チームは、推奨されている1日5ポーションの果物・野菜が病気リスクを減らしますが、より大きな効果が、800g(大体10ポーション相当、1ポーションの果物か野菜は、80gに匹敵)

1日800gの野菜・果物

Up to 10 portions of fruit and vegetables a day may prevent 7.8 million premature deaths

世界中の人口を使った入手可能な研究のメタ分析である今回の研究には、最大で200万人もの人々が調査対象に含まれていて、最大で、43000例の心臓病、47000の脳卒中、81000の循環器疾患、112000の癌と94000の早世を評価しています。

International Journal of Epidemiology誌に掲載されている、今回の研究の中で、研究チームは、もし人々が、1日10ポーション、あるいは、800gのフルーツや野菜を食べれば、毎年世界中の約780万人の早世を防げる可能性があることを推定しています。

1日200gでも効果的

The results revealed that even a daily intake of 200g was associated with a 16 per cent reduced risk of heart disease, an 18 per cent reduced risk of stroke, and a 13 per cent reduced risk of cardiovascular disease.

‘研究結果は、たった200gの日常的な野菜と果物の摂取が、心臓病16%、脳梗塞18%、循環器疾患13%の疾患発症リスクを減少させることを明らかにしています。’

1日200gでもかなりの効果がある事が分かります。ジャンクフードを毎日大量に食べるのと野菜や果物を毎日食べるのとでは雲泥の差があります。健康的な生活を心掛ければ、身体的にも精神的にも健全さを保て、辛く激痛を伴う高価でうざい治療の必要もなく、国家の医療負担も激減できるので、個人と国にとってはwin-winなんですが、なかなかうまくいきません。

1日800gの効果

Further benefits were observed with higher intakes. Eating up to 800g fruit and vegetables a day – or 10 portions – was associated with a 24 per cent reduced risk of heart disease, a 33 per cent reduced risk of stroke, a 28 per cent reduced risk of cardiovascular disease, a 13 per cent reduced risk of total cancer, and a 31 per cent reduction in dying prematurely. This risk was calculated in comparison to not eating any fruit and vegetables.

‘いっぱい食べるともっと効果的です。1日最大800g(10ポーション)の野菜・果物摂取は、心臓病24%、脳梗塞33%、循環器疾患28%、全癌13%、早世31%のリスクを減少させることと関わっています。このリスクは野菜・果物を摂取しない場合と比較して計算されています。’

1日800gの野菜や果物を食べても、癌発症リスクは1割程度しか低減できないのは意外なような気もしますが、癌予防には、適度な睡眠、適度な運動、ストレス発散、不健康な行為を極力抑制する、環境的要素など、色々な要素が絡んでいるので、野菜や果物だけでは限界があるのもうなずけます。癌にならない健康的な生活を常とするのが、健康への近道と言えそうです。

800gの野菜・果物の目安

An 80g portion of fruit and vegetables equals approximately one small banana, apple, pear or large mandarin. Three heaped tablespoons of cooked vegetables such as spinach, peas, broccoli or cauliflower count as a portion.

80gポーションの野菜や果物は、大体一本の小さいバナナ、りんご、洋梨、あるいは、大きなマンダリン (オレンジの一種) に相当します。ほうれん草、豆類、ブロッコリー、カリフラワー等の加熱処理した野菜の大さじ山盛り三杯分を、1ポーションと見なしています。

1日800gの野菜摂取はかなり無理がある感じがします。特に、野菜や果物が異常に割高な日本では経済的に無理があり過ぎます。野菜ジュースで摂取するという手もありますが、高級な野菜ジュースもべらぼうに高いです。貧乏人は雑草でも食ってろと言っているようなもんです。

どんな野菜や果物が良いのか

They found the following fruits and vegetables may help prevent heart disease, stroke, cardiovascular disease, and early death: apples and pears, citrus fruits, salads and green leafy vegetables such as spinach, lettuce and chicory, and cruciferous vegetables such as broccoli, cabbage and cauliflower. They also found the following may reduce cancer risk: green vegetables, such as spinach or green beans, yellow vegetables, such as peppers and carrots, and cruciferous vegetables.

研究者達は、以下のフルーツや野菜が、心疾患、脳卒中、循環器疾患、早世防止に効果的な可能性がある事を発見しています。りんご、西洋なし、柑橘類果実、ほうれん草、レタス、チコリー(キクニガナ)等のサラダ野菜や緑葉野菜、ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー等のアブラナ科野菜。彼等は、下記の野菜・果物が癌リスクを減らせるかもしれないことを同時に発見しています。ほうれん草や青サヤインゲン(グリーン・ビーンズ)等の青野菜、ピーマン(パプリカとかカラーピーマン)やニンジン等の黄色野菜とアブラナ科の野菜たち。

He added that compounds called glucosinolates in cruciferous vegetables, such as broccoli, activate enzymes that may help prevent cancer. Furthermore fruit and vegetables may also have a beneficial effect on the naturally-occurring bacteria in our gut.

彼は、ブロッコリーのような、アブラナ科野菜に含まれているグルコシノレートと呼ばれる化合物が、癌を予防するのに役立つ可能性がある酵素を活性化させていると付け加えました。さらに、果物と野菜が、天然腸内細菌に有益な効果を与えている可能性もあります。

健康サプリにはこういった疾患抑制効果はあまりないような感じです。やはり、健康補助食品はあくまでも補助食品でしかないようで、本来は野菜・果物を食べる必要があり、それによって数多くの病気の予防ができるようです。野菜・果物中心の食事が健康の秘訣みたいです。