雑草から抗がん物質、雑草からオメガ3脂肪酸、雑草最強

どこにでも生えているような雑草から抗がん剤が作り出されたようです。まさに雑草最強過ぎます。昔から Ill weeds grow apace. (憎まれっ子世にはばかる)と言われているように、雑草はとにかく嫌われ者で、我が家でも庭に所狭しと生えまくっている雑草刈りは、毎年の一大行事となってしまっています。近所の河原へ行っても雑草ぼうぼうでやばいです。毎年刈っても刈っても生えてくるので、管理しているのが誰だか知りませんが、大変だと思います。前回もスベリヒユという雑草について少し書きましたが、このスベリヒユという雑草に大量のオメガ3脂肪酸が含まれているのですからびっくりです。ただでオメガ3脂肪酸を摂取出来てしまうというわけです。雑草も侮れないし、植物のポテンシャルの高さを改めて実感させられます。雑草も健康に役立つ事があるという事です。

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オオキンケイギク

毎日新聞のニュース記事に雑草から抗がん物質というのがありました。

外来雑草から抗がん物質 岐阜大教授ら

全国の河川敷などで在来野草の生態系を壊し、厄介者となっている特定外来生物「オオキンケイギク」の花に、抗がん作用のある物質が含まれていることを、岐阜大工学部の纐纈(こうけつ)守教授らが突きとめた。

どこにでも生えてる雑草ですから、安価に抗がん剤が作れてしまうのではないでしょうか。最も、この雑草だけではなく、前駆物質や触媒なども必要となってくると思われるので、そんなに簡単なものではないんでしょうけど。それにしても凄い発見ではないでしょうか。

駆除後には捨てられる運命の花だが、色の濃い花や果実には一般的に抗酸化作用があるフラボノイド系化合物が含まれることが多いとされる。

雑草にフラボノイド系化合物とは以外ですね。フラボノイド自体が体にいいです。

「4−メトキシランセオレチン」が、がん細胞を死滅させる様子を実験で確認した。治療に使われている抗がん剤と同程度の抗がん作用だという。

4−メトキシランセオレチンが気になったので調べてみました。

4−メトキシランセオレチン

ググったらこのニュースは去年に既に報じられていました。去年の12月30日の岐阜新聞電子版のニュース記事です。オオキンケイギクに抗がん作用 岐阜大・纐纈教授発見

4―メトキシランセオレチンは他ではほとんど報告例のない化合物で、纐纈教授は「オオキンケイギクは希少なフラボノイドの供給源。安全性を確認し、効果を高めて薬にする可能性を見いだしたい。花以外の部位からも役立つ成分を探したい」と語った。

半年前に既にニュースになっていたのに、なんで今頃?って気もしますが、まぁ、知らなかったので改めてニュースにしてもらって有難いです。4―メトキシランセオレチンはかなり希少な化学物質らしく、ググってもこれ関連のニュース記事やブログしか出て来ません。それが雑草から抽出されるのは凄い事だと思います。オオキンケイギクについても詳しく載っていました。

【オオキンケイギク】 北米原産のキク科の多年草。日本には1880年代に観賞や緑化用で持ち込まれた。一度定着すると在来の野草を駆逐し、景観を一変させるとして外来生物法で栽培や運搬、販売が原則禁じられ、違反すると罰則もある。日本生態学会が生態系などへの影響が特に大きい生物100種を指定した 「日本の侵略的外来種ワースト100」にも選ばれている。

こんな正真正銘の雑草が、希少なフラボノイドの供給源なのですから世の中本当に分からないものですね。無価値だと思われても実は凄い価値が隠されているとは、日本にはそのような優秀な人材が眠っている可能性もあるような気がします。関係ない話ですけど。

それでもオオキンケイギクは厄介者

生態系を壊す危険な花 オオキンケイギク、県内ほぼ全域に

市生活環境課はホームページに情報を掲載し、所有地で見つけた場合は駆除するよう呼び掛けている。担当者は「認識がなく庭に植えたり、草刈り時にもあえて残したりするケースも多いようだ。より多くの市民に特定外来生物だと知ってほしい」と話している。

この雑草からフラボノイドを抽出する事はできないのですかね。なんだかもったいないような気もします。採算が合わないのか、まだ知られていないのかは分かりませんが、希少なフラボノイドを含んでいるのですから何とかならないのでしょうか。まぁ、特定外来種なので駆除される必要はあるのでしょうが、駆除した後の有効利用を考えて欲しいものです。

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