映画「万引き家族」論評のon the up and upの意味

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是枝裕和監督の「万引き家族」についてのこの映画評”A Japanese Cinematic Masterpiece About Life on the Margins“を読んでいたら、”Something isn’t on the up and up about the Shibata tribe”という一節があり、この中のイディオムon the up and upの部分が分からなかったので意味を調べてみた。

on the up and up = (米)誠実(正直)である。信頼できる。(英)上向きで。上り調子で。というような意味になっていた。なので、”Something isn’t on the up and up about the Shibata tribe”は「柴田一家はどこかおかしい。」みたいな意味になると思われる。There is something wrong with the Shibata tribe”でも同じような意味になるだろうと思われる。最初にこのフレーズを見た時、柴田家はアップアップしていないと訳し、柴田家は上手くいってるんだなーと考えた。

この映画は見ていないが、IMDB(Manbiki kazoku (2018))でもかなりの高評価を得ている。先月お亡くなりになった樹木希林さんも出演されているようだ。来年の第91回アカデミー賞外国語映画賞受賞はほぼ決定的だろうと思われる。万引きで思い出したのが、ぶどう一粒(Ⅰ房ではない)盗んで捕まったお爺さんの事件だ(「ぶどう1粒で逮捕」のニュースは、もっと背景の報道を)。たかが葡萄ひと粒で逮捕とかアホかよと思うが、コメント欄を見てみると色々な意見があり、事件の真相が分からないので、無責任なコメントは控えた方が良さそうだが、もし貧困に起因しているなら、さしずめ、怒りの葡萄(grapes of wrath)といったところか。

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