知将トランプ大統領の戦略的大勝利!

下院が負けるなんてのは馬鹿でも分かっていた事で、トランプ大統領もそのことは百も承知で、上院議席を1議席でも多く獲得する作戦に打って出たわけだ。結果はトランプ大統領の作戦が見事に功を奏した格好となった。クリントンは1994年の中間選挙で下院52議席と上院8議席を失い、オバマは2010年の中間選挙で下院63議席と上院6議席を失っている。トランプ大統領は下院がオバマの半分程度、そして、上院に至っては3〜4議席増の勢いだ。トランプ大統領の戦略的大勝と言っても決して過言ではないのだ。

さらにトランプ大統領の真の狙いは2020年にある。民主党がトランプ大統領に対する妨害工作に走れば、2年後の大統領選でトランプ大統領は圧勝するだろう。それどころか、下院も奪還、上院でも過半数を維持するのは必至だ。そのこともトランプ大統領の計算の内であることは言うまでもあるまい。民主党が愚かにもトランプ大統領を弾劾した場合、民主党は歴史に残る大惨敗を喫するだろう。

個人的にはテッド・クルーズ議員の嫌われっぷりが意外だった。テキサス州知事選でアボット知事が14ポイント近い大差で圧勝しているのに、クルーズ議員は僅か3ポイント差の辛勝となっている。本来なら10ポイント以上の大差を付けて圧勝しないといけないのだが、ベト・オルークが80億円を超える選挙資金を掻き集めたことを考えれば仕方ないのかもしれない。

ニュージャージー州で共和党が上院選挙でメネンデスに勝てなかったことが、民主党がいかにmorally bankrupt person (道徳的に破綻した人間)の集団であるかを物語っている。共和党ならこういった腐敗にまみれた汚職議員は確実に落選させる。ウィスコンシン州、ミシガン州、オハイオ州の上院選で1議席も獲得できなかったことも予想外であった。ネバダ州でヘラー議員が負けたのも予想外ではあった。

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