ピクルスの漬け汁にはまる?caught in a pickleの意味

in a pickle = 苦境に陥る、困ったことになるといった意味なので、caught in a pickleも似たような意味になることは自明の理である。この記事”Women caught in a pickle by their own immune systems“のタイトルはどう訳したらいいのだろうか?自身の免疫系によって苦境に追い込まれる女性達とでも訳せばいいのだろうか?このサイトでcaught in a pickleを調べると以下のような例文が出てくる。

(baseball) A rundown.
Jones was caught in a pickle between second and third.

ジョウンズは、2・3塁間に挟まれた(2・3塁間で挟殺された)。

このサイトでは、caught in a pickle = rundownとなっている。前出の記事タイトルをこの意味に照らし合わせると、自身の免疫系に挟殺される女性達と意味不明になる。この記事に以下のような一節がある。

Women get autoimmune diseases, such as multiple sclerosis, lupus and rheumatoid arthritis eight times more than men do. On the other hand, women have a smaller risk of getting non-reproductive cancers such as melanoma, colon, kidney and lung cancer.

女性は男性に比べ、多発性硬化症、エリテマトーデス、間接リウマチ等の自己免疫疾患を8倍患いやすい。その一方で、女性は、メラノーマ、結腸、腎臓、肺癌等の非生殖器癌を患い難い。

ある種の癌には罹り難いが、自己免疫疾患には罹りやすいというジレンマが女性自身の免疫系によるものだと言っているので、前出のタイトルは、自身の免疫系によってジレンマに陥る女性達と訳すのがしっくり来ると思われる。ある種の癌に対して免疫力を持つその免疫系が、逆に自身の身体を攻撃する自己免疫疾患に男性に比べ8倍も罹りやすくするいうジレンマである。このサイトにジレンマという言葉が出てくる。ジレンマというのは2つの角という意味で、2塁と3類の間に挟まれた走者は、どちらに走ってもアウトになるというジレンマを抱えている。免疫系の監視機構が常に高められている状態とそうではない状態においては、癌にかかりやすくなるか自己免疫疾患にかかりやすくなるかのジレンマに陥る。

スポンサーリンク