トランプ政権の内情:ネオコンは何故イラン戦争を急ぐのか?

トランプ政権は今危機的状況にあると噂されている。事の発端は、トランプキャンペーンのinternal pollで、トランプ再選が危ぶまれているというショッキングな結果が出たからだ。アイオワ、ウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニアだけではなく、アリゾナ、ジョージア、フロリダ、そして一番の大問題がテキサスでさえもトランプが負ける可能性が出てきたことが、トランプ陣営を浮足立たせていると、一部のフェイクニュースメディアが伝えている。毎度毎度の嘘八百ニュースの可能性は否めないが、テッド・クルーズ上院議員も2020年は民主党が圧勝するのではないかという懸念を表明しているので、あながちフェイクニュースとは言えないようだ。クルーズ氏は、トランプ政権によるメキシコへの関税発動に猛烈に抗議していたが、共和党内部からの反発があまりにも激しかったことで、関税発動を取り止めざるを得なくなったトランプ大統領は赤っ恥をかかされている。

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第三世界民族の大移動

国境問題もトランプ政権に影を落としている。トランプ支持者にとっての一番の関心事である不法移民問題は、トランプ政権誕生後、オバマ政権下とは比べ物にならないほど劇的に悪化している。アン・コールター女史はトランプ大統領を見限り、来年は民主党候補に投票すると宣言している。国境の壁も出来なければ、不法移民は指数関数的に激増し、強制送還数はオバマ政権以下とあってはコールター女史が怒るのも無理は無い。解決策の無いまま悪化の一途を辿る不法移民問題は、トランプ政権にとって致命的になるだろうと警鐘を鳴らすトランプ支持者が増えてきている。共和党は、2017年1月から2019年1月まで下院・上院・大統領府を掌握していたにもかかわらず、不法移民問題に対して2年間何もしなかったのだから当然である。不法移民問題を何とかしてもらいたくてトランプと共和党に投票したら、オバマ政権よりも10倍酷くなったでは目も当てられない。

トランプ敗北の恐怖が開戦に拍車

そういった訳で、来年の大統領選での敗北を見据えて、ネオコン達はイラン戦争を急いでいるというわけである。トランプ大統領自身は、イランとの戦争には消極的ではあるが、ただ、トランプの弱腰外交でイランを核保有国にしたと後世に汚点を残したくないというのと、大親友のベンヤミン・ネタニヤフ氏や、サウジとUAE王子(MBSとMBZ)の手前、イラン戦争も止む無しというスタンスも保持していると伝えられている。民主党に弾劾されたら腹いせにイランを空爆するのではないかと一部で囁かれている。クリントン元大統領は、弾劾される腹いせにイラクを空爆している(弾劾の3日前にOperation Desert Foxを発動)。現時点ではトランプ大統領が来年敗北すると決まったわけではないが、中東から手を引くという公約を破って中東で新たな戦争を始めれば100%選挙で負けることになる。アメリカ建国史上空前の好景気かつ支持率が50%を超えているにもかかわらず、トランプ大統領が世論調査において民主党候補にこれほど苦戦している理由は、中国との終わりの見えない貿易戦争、不法移民の爆増、医療保険制度問題、Javanka、メディアにおいて24/7垂れ流されるTrump bashing orgy等、さまざまな理由が考えられるが、一番の原因はやはりトランプ大統領の(器があまりにも小さいという)人間性にあるようだ。