人間は口汚い言葉を大声で叫ぶことで戦闘力が大幅アップする

スポーツや喧嘩などで、てめーとかこんちくしょうとか、ふざけんなこの野郎とか、口汚く罵ることでパワーが増大する事は、恐らく、多くの人が経験済みでしょう。こういう言葉を吐き出すことで、気合を注入して、自己を戦闘態勢に入らせ、それによってパワーアップするんだと考えられています。今回、この体力増強の秘密を明らかにする研究が行われています。

口汚い言葉を叫ぶ事でパワーアップ

Swearing aloud can make you stronger

In the research, Dr Stephens and his team conducted two experiments. In the first, 29 participants completed a test of anaerobic power — a short, intense period on an exercise bike — after both swearing and not swearing. In the second, 52 participants completed an isometric handgrip test, again after both swearing and not swearing.

研究の中で、ステファンズ博士と彼のチームは、2つの実験を実施しました。最初の実験において、29人の参加者たちが、口汚い言葉を叫んだ後と叫ばない後の両方で、無気的パワー(エアロビバイク上での短く激しい運動)のテストを遂行しました。次の実験では、52人の実験参加者たちが、同じような条件の下、等尺性握力テストを行いました。

2つの実験結果は、参加者が、最初の実験で、口汚く雄叫びを上げた場合、より多くのパワーを産み出し、最後の実験でも叫ぶことで、より強い握力を産み出す事を示しています。

“We know from our earlier research that swearing makes people more able to tolerate pain. A possible reason for this is that it stimulates the body’s sympathetic nervous system — that’s the system that makes your heart pound when you are in danger.

”私たちは、自分達の過去の研究から、口汚く叫ぶことで、人々を痛みにより強くできることを学んでいます。この事に対する考えられる理由が、口汚い言葉の雄叫びが、人が危機に瀕した時に心臓をバクバクさせる、人体の交感神経系を刺激するということです。”

”もし、それが理由であるならば、我々は、罵り言葉が、人も強くするだろうと予想し、そしてその事は、今回の実験の中で、ちょうど我々が発見した事でもあるのです。”

“But when we measured heart rate and some other things you would expect to be affected if the sympathetic nervous system was responsible for this increase in strength, we did not find significant changes.

”しかし、心拍数と、交感神経系が、このパワー増強に関与している場合、影響を受ける事が予測される、他の指標を測定した時、我々は、特に目立った変化を発見しませんでした。”

“So quite why it is that swearing has these effects on strength and pain tolerance remains to be discovered. We have yet to understand the power of swearing fully.”

”こういうわけで、罵り言葉が体力と疼痛耐性に対して、こういった影響を与えている理由については、今のところ全く分かっていません。私達は、口汚い言葉を喚き散らすことの底にあるパワーについては、今のところはまだ完全には理解していません。”

power of swearingは、喧嘩の前の罵り合いを考えればよく分かります。パワーを最大限に引き出すために、お互いに気を高め合うことで、喧嘩の準備体制に入るわけですが、アドレナリンを分泌しまくることで、興奮状態に入り、火事場の底力のようなパワーを発揮できます。心理的にも、罵り合いは、ハッタリが9割の喧嘩には、非常に効果的だと言われています。