貧乏で社交的な人ほど現実逃避から分不相応の生活をしたがる

低収入で社交的な人ほど、内向的な同輩に比べ、経済的底辺を埋め合わせるために、より贅沢な品を購入することが、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンによる新しい研究が明らかにしています。Psychological Science誌に掲載された研究は、貧乏人と金持ちの、性格別消費性向を調査するために、英国の銀行口座からの実際の支出データを使っています。

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底辺から背伸びして富裕層

Personality drives purchasing of luxury goods

People living on a low income often feel low status in society and spend a higher percentage of their money on goods and services that are perceived to have a high status.

低所得者は、自分を社会の底辺だと思う傾向が強く、収入の大部分を、社会的に高いステータスを持つとされる商品やサービスに浪費します。

自分が底辺だから言うわけではありませんが、底辺でも贅沢していいじゃないですか!と言いたくなります。それは、国や地方団体から、何らかの支援(生活保護等の)を受けているというんであれば、そんな事は許されませんが(贅沢したかったらてめーで働けよって事)、自分で稼いだ金で贅沢するのなら問題はないと思います。ただ、ブログやフェイスブックでセレブアピをするためだけに、借金(カードローン)したりするのはよくありません。セレブ気分を味わいたいという気持ちは分かりますが、何事も分をわきまえることが肝要です。底辺から背伸びをしても、富裕層にはなれないという事です。底辺は底辺にふさわしい生き方をすべきです。

底辺で外向的な人ほど見栄っ張り

Previous research has found that people who are sociable and outgoing care more about their social status than others. The new research shows that when extraverted people have a lower income, they spend proportionately more on status goods than introverts on the same income. At higher incomes, the difference in spending lessens as introverted people buy more luxury goods.

過去の研究が、社交的で外向的な人ほど、他の人より自分の社会的地位を気にすることを明らかにしています。新しい研究が、外向的な人が低所得だと、同じ所得の内向的な人より、社会的地位を表す商品に、比例してお金を使います。高所得では、支出における差異は、内向的な富裕層がより高価な品物を買うことで縮まっています。

外向的な人は友達も多いように思われるので、友達の前で少しでもいい格好をしたいという強い欲求が、身の丈をわきまえずに、分不相応なセレブ御用達の贅沢高給品を買わせてしまうみたいです。おぼっちゃまくんに出てくるびんぼっちゃまみたいなもんかもしれません。しかしながら、あっちは、落ちぶれた元上流階級の子息なので、生まれてから底辺の人間とは少し事情が違うかもしれません。思いっきり無理して着飾って心が荒むよりも、ボロは着てても心は錦の方が、より人間的であると言えます。人のステータスは、人の心で決まるからです。

底辺と思われることへの恐怖心

“It’s clear from our study that an extraverted personality is a driver for low-income individuals purchasing more luxury goods, and this is most likely to compensate for a perceived low social status that isn’t as keenly felt by introverts. We saw very little difference in the spending habits of introverts and extraverts with high incomes,” said Blaine Landis, study co-author from UCL School of Management.

”外向的な性格が、低所得者が分不相応な贅沢品を購入する要因になっていて、これは、内向的な人達はそれほど感じない、世間から底辺扱いされることへの(心理的恐怖の)穴埋めである可能性が最も高いことは、我々の研究からも明らかです。我々は、高所得の内向的な人と外向的な人の消費性向には、ほとんど違いを見い出すことができませんでした。”と、本研究の共著者でUCL経営大学院のブレイン・ランディス氏は言いました。

内向的で低収入な人だと、恐らく、友達も彼女もいないだろうし、張り合う相手も、見栄を張る相手もいないので、底辺と思われることに何の抵抗もないんだろうと思われます。ところがどっこい、外向的な人は、自分が底辺と思われることに恐怖を感じ、少しでも自分を高く見せるために、背伸びをして分不相応の生活をしてしまうのではないでしょうか。ボロアパートの駐車場に高級車が止まっていたりするのも、その一例だと言えます。しかし、どんなに背伸びをしても、住宅だけは如何ともし難く、ここだけは見栄の張りようがないので、住環境を極限まで下げて、浮いた金で贅沢品を買う、みたいな感じなのかもしれません。かつて、バブル経済に踊っていた日本でも、住宅購入を諦めた庶民達が、家を買う代わり、高級車や高級時計などの贅沢品を買い漁っていた過去があります。現在は、多くの庶民が、家も高級車も贅沢品も買えない、本物の貧乏人になってしまっていますが、それでも、ブログ、ツイッター、フェイスブックでセレブのふりをするために、かなりの無理をしている人達がいるみたいです。

結論を言うと、外向的な社会的底辺は、自分が底辺であるという、あまりにも痛ましい事実から現実逃避するために、さらに、周りから底辺と思われないように、中間層や富裕層のふりをするということです。大昔のテレビ番組に、学校で金持ちのふりをして、みんなから羨ましがられていた生徒が、実はボロアパートの住人で、シングルマザーが内職していたという、非常に痛ましいのがあったのですが、人間の本当の価値は、金ではなく、心だということを、人々は知る必要があります。シンドラーのリストを見れば、その事がよく分かるはずです。

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