An apple a day keeps the doctor awayは何故theなのか

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An apple a day keeps the doctor awayのthe doctorは、何故、a doctorではないのか?本来ならば、An apple a day keeps a doctor awayになるのではないか?と、そんな疑問が浮かんだので、何故、不定冠詞のaではなく、定冠詞のtheが使われいるのかを調べてみました。

まず、a doctor, the doctor, the doctors, doctorsでググってみました。

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An apple a day keeps the doctors away. 9 件

An apple a day keeps doctors away. 11 件

An apple a day keeps a doctor away. 16 件

当然ですが、圧倒的にAn apple a day keeps the doctor awayが多いです。

例えば、誰か見るからに体調がやばそうな人対して、あなたは医者に診てもらった方がいいよという場合、You need to see a doctor.と言います。どの医者に見に行った方がいいと特定しているわけではなく、とにかく、どっか病院行けという感じなので、定冠詞ではなく、不定冠詞が使われています。リンゴのことわざの場合もそうで、aが適切なような気がします。自分と同じような疑問を持っている人間は結構いるようで、ググると色々と出てきます。

This is a pretty old saying. Most small towns only had one doctor–the one you were trying to keep away.

An apple a day keeps the doctor away.

この諺は非常に古く、当時は、ほとんどの小さな町に、1人の医者しかいなかったので、その医者のことを遠ざけると言っているのです。

つまり、大昔は、医者は町に1人だったので、定冠詞のtheで無問題という事みたいです。言われてみれば、この格言が作られた大昔は、ほとんどの人は、その生涯において、1人の医者を見るかどうかだったと思われるので、確かに、theでも問題がないように思えます。

Using “the” here doesn’t make the doctor specific, it makes it more general. In this case it refers to any doctor, or all doctors.
“The” is often used to refer to things in general.

In the same way as in the following, “we go there in the summer“, “pay the taxman“, “we are the people of”, “he is afraid of the dark“. If you said, “a light in a darkness” it would be unusual.

A day an apple keep( the )doctor away

ここで使われているtheは、決まった医者を特定しているというわけではなく、一般的な医者のことを言っています。この諺のtheは、あらゆる医者、全ての医者を指しています。theは、物事を一般化するのに使われることがよくあります。

つまり、theは、We the peopleのtheと同じ用法だということのようです。毎日りんごを1個食べ続ければ、あらゆる種類の医者を寄せ付けないという意味になります。確かに、先進国に住む人々のほとんどが、一生涯において、数十人の医者の診察を受ける今の時代は、こっちの解釈の方がどちらかというとしっくりきます。もっと言えば、今の時代はむしろ、

An avocado a day keeps the doctor away.

こっちの方がより現代的な名言かもしれません。もちろん、できれば、アボカドとりんごの両方を毎日食べることに越したことはありません。

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