肥満は万病の元:勤勉・誠実な人ほど体重差別をする傾向が強い

肥満は万病の原因と言われています。巷では、ダイエット関連の書籍や商品、健康食品が飛ぶように売れています。趣味はダイエットと言う女性も珍しくありません。ダイエットへの関心の高さが、肥満に対する人々の思いを代弁しているように思えます。アメリカでは、デブのリベラルキャスターが、トランプ大統領のことをデブと馬鹿にしていますが、保守派からおまいうと嘲笑されています。

エンゲル係数が高い低所得者ほど肥満になりやすいのは何故なのか?
低所得者層ほどエンゲル係数が高いことは周知の事実となっています。可処分所得に占める彼等の食費の割合は高くても、そもそも所得が少ないことから、食費に使えるお金は少ないので食べるにも困る状態にあるはずです。従って、常識的に考えれば、低所得者層ほど痩せているということになります。さらに、低所得者は、世間一般的に、食事も食べる暇もないほど一日中働き詰めのはずなので、痩せていないとむしろおかしいという話になります。

この記事”Personality type could shape attitudes toward body weight of others, researchers say“にweight discrimination(体重差別)という言葉が出てくるのですが、ほとんどの人間は自分の体重は自分でコントロールできるのだから、体重差別は差別には当たらないのではないだろうかと考えるはずです。肥満体型は万病の元とも言われているので、むしろ、肥満解消のためにもデブをデブと言うのは正しいことなのではないでしょうか。
前出の記事の中に以下の一節があります。

“Individuals who are higher in neuroticism hold more negative attitudes about obesity, they show more phobia toward weight, they talk more negatively about their body to their friends and around their children, and they are more likely to perceive weight discrimination,”

「神経症性向が高い人々は、肥満に対してより否定的な考えを持ち、彼等は、体重に対してより恐怖を示し、友人や子供達の前で自分達の体型についてより否定的に話し、体重差別に敏感です。」

Five Factor model of personality (性格特性5因子モデル)の5因子とは、conscientiousness (誠実性、勤勉性), agreeableness (調和性), openness (開放性), neuroticism (神経症傾向、情緒不安定性) and extraversion (外向性)のことですが、これによってデブに対する受け取り方の違いが生じるようです。神経症傾向の高い人は、自身の体重のことをやたらと気にし、周囲の自分の体型を見る目に怯える傾向を示すようです。その一方で、誠実性の高い人は、勤勉であるが故に肥満になりにくく、他者の肥満に対して軽蔑的感情を持つようになるそうです。勤勉故に理想体型を維持し続けている人々の目には、デブは怠惰で不誠実のように見えてしまうのかもしれません。

体型で人を小馬鹿にするのは良くないのですが、肥満が三大成人病の原因にもなっている現実を鑑みれば、肥満体型の人に「ピザデブ痩せろや」と言うのは一種の愛情表現なのかもしれません。そう思える今日この頃であります。

デブ差別:差別されるのが嫌なら痩せろや!は正論なのか?
人を、肌の色や年齢、性別、学歴、収入、社会的地位、身体的特徴、心身の疾患等で差別することは人として許されません。差別をする人間は人として終わっているので、そういう人間を差別しても全く問題ありません。しかしながら、肥満体型の人を批判することは、そもそも差別に当たるのか?という問題が存在します。今日はそのことについて考察してみました。
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