本マグロもメバチマグロもキハダマグロもtunaとして売られる世界

この記事”Seafood mislabelling persistent throughout supply chain, study finds“を読んでいたら、以下のようなほんまかいなと言いたくなるような一節に出くわした。

In both Canada and the U.S., fish are labelled using a common name rather than a specific scientific name. For example, a variety of species may be sold as tuna, although different species can significantly vary in price.

「カナダ、アメリカの両国では、魚は、個別の学名ではなく、一般的な名称でラベル表示されている。例えば、様々な種類のマグロが、種が異なると値段が大きく違うにもかかわらず、tunaとして売られている。」

本まぐろ(クロマグロ)の学名はThunnus orientalis、ちなみに、メジマグロはクロマグロの子供のこと、マグロの中のマグロと呼ばれている大西洋クロマグロの学名はThunnus thynnusと言うが、ミナミマグロはThunnus maccoyii、メバチマグロならThunnus obesusとなるが、こういう正式な学名ではなく、クロマグロもメバチマグロもtunaと表示されて売られていたら大問題だろう。日本でこういったラベリングが為された場合、確実に食品偽装として糾弾されるはずだ。メバチ、ビンナガ、キハダ、本マグロが、ただマグロとして売られていたら恐ろしいことだ。とは言っても、スーパーなどでは、時折、生マグロの表示しかない商品もあるのも確かで、生本マグロとか生メバチマグロとか、きちんとした正式名を表示してもらいたいものである。

マグロ = tunaだが、本マグロ = bluefin tuna、メバチ = bigeye tuna キハダ = yellowfin tuna、ビンナガ = albacore tuna、カツオ = skipjack tunaとなる。カツオがtunaとして売られていたら発狂ものだろう。カツオはbonitoとも言うが、ただ単にtunaと呼ばれることもあるので注意がひつようだ。日本だと、ツナ缶と言えばマグロのことだが、ツナ缶だと思って買ったらカツオだったなんてこともあるので注意が必要だ。100円寿司だと、カツオは2貫で108円だが、大間の本マグロの赤身は1貫216円なので、同じ赤身でもその差はかなり大きいことが分かる。

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