bystander effectとwalk-on by societyの意味

この記事”Bystanders will intervene to help victims of aggressive public disputes“にbystander effectとwalk-on by societyというフレーズが出てくる。記事の内容は、世の中捨てたもんじゃないという研究結果を述べたものだが、1つ言えることは、日本は完全にwalk-on by societyであるということである。

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walk-on by societyの意味

前出の記事の以下の一文にwalk-on by societyというフレーズが出てくる。

The findings overturn the impression of the “walk on by society” where victims are ignored by bystanders.

本発見は、被害者が第三者によって無視される”walk on by society”の印象をひっくり返している。

walk on byは、(見て見ぬ振りして)そばを通り過ぎるという意味なので、walk-on by societyは、人が暴力の被害者になっているのを無視して通り過ぎる社会ということになる。君子危うきに近寄らずと言われるように、路上でやばそうな状況を目撃した場合、暴行現場に近寄らずに、遠目から動画の撮影をしてSNSにアップするのが現在の主流となっている。止に入って心臓や眼球を一突きされたら洒落にならない。薄れ行く意識の中で、「俺は何でこんな理不尽な死に方をしなければならないのか?止めに入るんじゃなかった」と後悔しながら犬死していくことになる。Never try to be a hero.である。

bystander effectの意味

bystander effectはバイスタンダー効果と傍観者効果の2つの意味がある。バイスタンダー効果とは、放射線治療において、標的細胞周囲のバイスタンダー細胞にも治療効果が及ぶことを言う。傍観者効果とは、自分以外の傍観者がいる場合、他の傍観者同様傍観しているだけの心理状態を指す。傍観者の数が多いほど、傍観者効果は高くなる。例えば、繁華街の路上で、両手に刃物や鈍器を持った男が、大声を出しながら被害者の頭を鈍器で滅多打ちにしつつ刃物で被害者の腕や背中や胸を滅多刺しにしている現場に出くわしたらどうするだろうか?遠目から惨劇を傍観しつつ動画撮影に興じるか、死ぬ覚悟で止めに入るか、あるいは、ガン無視で側を通り過ぎるかの三択だとしたら、ほとんどの人間は野次馬になることを選択するはずである。注意一秒怪我一生で、一秒暴漢に「止めろ!」注意しただけで、ナイフで刺されて一生治らない怪我を負わされたり、下手したら死ぬことになる。