甘党に悲報、乳化剤が大腸がんの原因!?

甘いお菓子や飲み物には必ずと言って良い程添加されている乳化剤ですが、この、質感や外見を良くしたり、消費期限を引き延ばすのに使われている、食品添加物の乳化剤が結腸癌を促進させるかもしれない事が、ジョージア州立大学生物医学研究所の研究者達によるネズミを使った実験で、この度明らかになったみたいです。Cancer Research誌に掲載された研究結果が、常習的な食品乳化剤の消費が、ネズミにおいて腫瘍成長を悪化させる事を示唆していて、やはり乳化剤は体に相当悪い可能性があるみたいです。

甘党の多い女性に大腸がんが多いのは、このせいだったのかもしれませんが、あくまでもネズミを使った実験での事なので、人間にもそのまま当てはまるのかどうかは分かりませんが、ネズミに悪いことは人間にも悪いとも言えるので、女性の方は、というか、甘党の方は食品ラベルを注意して見る必要があるかもしれません。

ネット上でも頻繁に、乳化剤は要は界面活性剤のことなので、そんなもんが体に良いわけがないと言われてきましたが、まさにその通りでした。反論として、体い悪いものが食品に添加されるわけがないという意見が多かったですが、我々は体に悪いものを未だに食べさせられ続けているという認識を持った方がいいかもしれません。

乳化剤が結腸癌を促進

Common food additive promotes colon cancer in mice

Emulsifiers, which are added to most processed foods to aid texture and extend shelf life, can alter intestinal bacteria in a manner that promotes intestinal inflammation and colorectal cancer, according to a new study.

「新しい研究によると、見た目を良くしたり、保存期間を延長する目的で、ほとんどの加工食品に添加されている乳化剤が、腸の炎症や結腸癌を助長する形で、腸内細菌を様変わりさせる可能性があるということです。」

動物実験の結果なので、そこは割り引く必要がありますが、それにしても、乳化剤が腸内細菌に悪影響を与えることで、大腸がんを誘発させる可能性がある驚愕の事実は、甘いもの好きの私には相当ショッキングな結果と言えます。

Colorectal cancer, the fourth leading cause of cancer-related deaths worldwide, was responsible for about 700,000 deaths in 2012. There is increasing awareness that the intestinal microbiota, the vast, diverse population of microorganisms that inhabits the human intestines, play a role in driving colorectal cancer.

「結腸直腸癌は、4番目に致命的な癌で、2012年に世界中で70万人が犠牲になっています。腸内細菌叢、人の腸に住む膨大な多種多様な微生物集団が、大腸がん発症に関与している事への認識が高まってきています。」

腸内細菌叢が脳や心臓も含め、体のありとあらゆる部位に何らかの影響を与え、さらに免疫系に対しても強い影響力を有しているので、体全体の炎症にも関わっているみたいです。免疫細胞の一種という見方まであるほどです。

腸内微生物叢

The microbiota is also a key factor in driving Crohn’s disease and ulcerative colitis, the two most common forms of inflammatory bowel disease (IBD). IBD is known to promote colon tumorigenesis and gave rise to the term “colitis-associated cancer.” Low-grade inflammation, a condition more prevalent than IBD, was shown to be associated with altered gut microbiota composition and metabolic disease and is observed in many cases of colorectal cancer. These recent findings suggest dietary emulsifiers might be partially responsible for this association.

「微生物叢が、クローン病や潰瘍性大腸炎の2大炎症性大腸疾患(IBD)発症における、大きな要因にもなっています。IBDは、結腸腫瘍発生を促進することが知られており、大腸炎関連癌という用語をもたらしました。軽度の炎症、IBDよりも一般的なコンディションが、腸内微生物叢変質や代謝性疾患に関係があることが解明されており、結腸大腸がんの多くのケースで観測されています。これらの直近の研究結果が、食品乳化剤が、この関連性に一部関わっている可能性がある事を示唆しています。」

“The incidence of colorectal cancer has been markedly increasing since the mid-20th century,” said Viennois, assistant professor in the Institute for Biomedical Sciences. “A key feature of this disease is the presence of an altered intestinal microbiota that creates a favorable niche for tumorigenesis.”

「”大腸癌罹患率が20世紀中頃から目立って増加しています。”と生物医学研究所のヴィエノワ助教授が語った。”この疾患の主な特徴は、腫瘍形成に好都合なニッチを作り出す、変異した腸内微生物叢の存在です。”」

ネズミを使った実験

In this study, the team fed mice with two very commonly used emulsifiers, polysorbate 80 and carboxymethylcellulose, at doses seeking to model the broad consumption of the numerous emulsifiers that are incorporated into the majority of processed foods. Researchers observed that consuming emulsifiers drastically changed the species composition of the gut microbiota in a manner that made it more pro-inflammatory, creating a niche favoring cancer induction and development. Alterations in bacterial species resulted in bacteria expressing more flagellin and lipopolysaccharide, which activate pro-inflammatory gene expression by the immune system.

「この研究で、チームは、加工食品の大部分に添加されている、夥しい量の乳化剤の幅広い摂取のモデリングを追求している投与量を用いて、2種類の非常に広範囲に渡って使われている乳化剤、ポリソルベート80とカルボキシメチルセルロースを、ネズミに給餌しました。研究者は、乳化剤摂取が、そのネズミの腸内細菌叢構成をより炎症促進性にする形で劇的に変え、癌誘導と進行に有利に働くニッチを作り出す事を観測しました。細菌種の変化が、バクテリアに、免疫系による炎症誘発遺伝子発現を活性化させる、より多くのフラジェリンとリポ多糖類を発現させました。」

This study demonstrated that emulsifier-induced alterations in the microbiome were necessary and sufficient to drive alterations in intestinal epithelial cells’ homeostasis, which is thought to govern tumor development. The effects of consuming emulsifiers were eliminated in mice devoid of microbiota (germ-free mice), and transplanting microbiota from emulsifier-treated mice to germ-free mice was sufficient to transfer alterations in intestinal epithelial cells’ homeostasis, suggesting a central role played by the microbiota in tumor development.

「この研究は、腸内細菌叢における乳化剤誘発変化が、腫瘍発達を司ると考えられている腸上皮細胞の恒常性の変化を駆り立てるには必要十分であることを証明しています。乳化剤摂取の影響は、微生物叢に欠けたネズミ(無菌ネズミ)で取り除かれいて、乳化剤を与えられたネズミから無菌ネズミへ微生物叢の移植が、腸上皮細胞の恒常性の変化を移すのに十分だった事が、腫瘍成長での微生物相によって果たされている中心的役割を示しています。」

乳化剤による腸内微生物叢変性作用が、大腸がんを誘発すると思って行動した方がいいかもしれません。女性は特に、多少割高でも無添加のスイーツを買うのは言うまでもありません。一旦癌を患えば、医療費負担だけでなく、面倒で激痛を伴う、精神的・肉体的苦痛に苦しむ治療を受け続けることになるので、その時の自分の悲惨な姿を思い浮かべた方がいいです。健康を失った後で後悔しても遅いので、健康なうちに行動しましょう。

Overall, these findings support the concept that agitating host-microbiota interactions to cause low-grade gut inflammation can promote colon carcinogenesis. The team is now investigating which microbiota members are triggering this detrimental effect, as well as the mechanism of altered microbiota-induced cancer promotion.

「総合的には、この発見が、軽度の腸炎症を引き起こす、宿主–微生物相間相互作用を混乱させる事が、結腸癌発症を助長する可能性がある事を支持しています。今回の研究チームは、現在、どの微生物相メンバーがこの有害な影響を引き起こしているのか、同様に、変異した微生物叢に誘発された癌促進の仕組みを調べています。」

国は医療費削減を掲げた大々的な癌撲滅キャンペーンを打ち出すべきで、そのために、国民に健康的な食品を提供する企業に補助金を出したり、消費者も無添加で安心・安全な食を提供してくれる企業を買って支えるべきです。そうすることが、国民や自分の健康を守ることにつながり、膨らみ続ける医療費負担、国民が病気になることで減少する労働力不足の改善にもつながり、医療費削減、税収増加が同時に見込めることになります。

スイーツ好きの女性は今一度、食品ラベルをよく見て、体に悪そうな添加物が大量に使われていないかをチェックする必要があります。本来は手作りが一番安心・安全ですが、無理な場合は、極力、無添加スイーツを買うようにしましょう。