トランプ大統領の罷免が秒読み段階に入っていると、多くの反トランプリベラル達が息巻いています。中には、トランプ大統領とペンス副大統領のダブル罷免で、ポール・ライアン大統領が誕生するだろうといった、荒唐無稽の与太話を書き連ねているリベラルまでいる程です。トランプ大統領が抱えるロシア問題は、マイケル・フリン氏を解任しただけでは済まないと、多くのリベラルジャーナリスト達がまくし立てています。民主党員の中からも、トランプ大統領に対する弾劾酸判を要求する声が日増しに高まってきています。さらに、反トランプデモは勢いを増し、このままでは最終的に大惨事に発展するだろうと危惧されています。
オバマ元大統領が仕掛け人?
今回の一連のロシア騒動は、オバマ元大統領が裏で暗躍しているとまことしやかに語られています。そもそも、オバマ政権のレフトオーバー達が、今回のトランプ下ろしを画策しているのは間違いなく、特にCIAは、本気でトランプ潰しに乗り出していると噂されています。トランプ政権が一刻も早くやらなくてはならない事は、オバマ政権の居残り組を全て解雇することだと忠告されています。ニュート・ギングリッチ氏は、ヒラリー氏に投票した連邦職員を全て解雇しろとトランプ氏に進言していましたが(President Trump Adviser Newt Gingrich Thinks He Should Fire All Federal Employees Who Voted Clinton)、トランプ大統領は氏の忠告を聞いておくべきだったかもしれません。結局トランプ政権は烏合の衆の寄せ集めで、あまりにもアマチュア過ぎて話にならないと、多くのトランプ支持者達から批判されています。
CIAとトランプ大統領の確執
マイケル・フリン氏の問題は、CIAのスパイ達が、トランプ大統領に反旗を翻したことから始まっているみたいです(The Spy Revolt Against Trump Begins)。今後さらにトランプ大統領を窮地に追い込む情報がリークされるとも噂されています。その事が、リベラル達が、トランプ大統領の罷免も時間の問題だと思わせているようです。CIAは、トランプ政権がロシアと密通しているという理由から、トランプ大統領に機密情報を流さないとまで言っています(US Spies Withholding Intel from White House Because they Know Russia Is Listening)。こんな事は未だかつてない、前代未聞の出来事のようです。どこまで信用して良いのか分からないのも確かなのですが、仮に、こういった情報が真実とした場合、共和党議会は、最終的にトランプ大統領を罷免せざるを得なくなるだろうという識者さえ出始めています。
トランプ大統領は罷免されるのか?
共和党下院議員からさえも、トランプ氏が弾劾されるかもしれないという、かなり悲観的な意見が出始めているので(Republican Congressman Hints At Trump Impeachment If Flynn Lied For The President)、ロシア問題がトランプ大統領に飛び火した場合、トランプ氏は間違いなく罷免されるだろうと、一部の専門家達の間で予想されています。
トランプ氏が罷免されるかどうかは現段階では分かりませんが、バノン氏が黙ってトランプ氏が罷免されるのを待っているわけもなく、とんでもない事をしでかすかもしれないと、一部のリベラル達の間でかなり恐れられています。トランプ政権が戒厳令を敷くのではないかと、本気で心配しています(Trump’s Anti-Judge Tweetstorm Is Prelude For His Reichstag Fire)。
仮に、トランプ氏が独裁者になろうとして、軍がトランプ氏に従えば、アメリカは独裁国家になりますが、軍がクーデターを起こした場合、軍事独裁国家になります。何れにしても、独裁国家になるわけですが、問題は、軍がその後どう動くかということにあり、トランプ独裁政権よりも酷くなる可能性すら存在します。もちろん、あくまでも仮の話なので、荒唐無稽です。
ペイリン氏とクリスティー氏
トランプ政権はとにかく、オバマ政権のレフトオーバー達の一掃が急務で、さらに、もっと有能な人間(例えば、クリス・クリスティニュージャージー州知事やテッド・クルーズテキサス選出上院議員)を雇い入れる必要があるようです。今のド素人アマチュア集団のままだと、トランプ大統領の罷免は時間の問題かもしれません。既に、ラインス・プリーバス大統領首席補佐官の解任の話まで出てきていますが(Will Trump Fire Michael Flynn, Sean Spicer And Reince Priebus? White House Reshuffle May Be In The Works: Report)、トランプ政権はカオス状態で、沈没寸前の状態にあるようですが、ここから立て直すには、州知事経験のある人間が必要だろうと指摘されています。元アラスカ州知事のサラ・ペイリン氏はカナダ大使という話も出ていますが(Rumors of Sarah Palin as US Ambassador to Canada Met With Hilarious Outrage)、ペイリン氏はトランプ政権の目付役に必要になるかもしれません。あるいは、トランプ大統領がクリスティー氏と昼食を共にしたと伝えられているので(Christie gets called to D.C. for lunch Tuesday with Trump, sources reveal)、今後何か動きがあるかもです。
個人的にはトランプ氏が弾劾されることはまずないと思っています。