日本人は北朝鮮からのミサイル攻撃に本気で備えるべき

もし、万が一、愚かにも、トランプが、プーチンの承諾なしに(プーチンが承諾するとは思えませんが)シリアを攻撃した場合、日本人は、北朝鮮とロシアのミサイル攻撃に備える必要があるかもしれません。シリアのアサド政権への攻撃は、自動的に、イランとロシアに対する宣戦布告になるだけではなく、北朝鮮に日本の米軍に対する先制攻撃の口実を与えることになるからです。ロシアも日本の米軍基地を攻撃してくるかもです。日本にとっては、対岸の火事で済めばいいのですが、万が一にも、米ロ戦争に巻き込まれてしまった場合、洒落になりません。

トランプは狂った?

多くの人達が恐れていたように、トランプ大統領は本当に精神的に病んでいる可能性があります。あれだけ、ブッシュ政権とネオコンを批判して、CIAのインチキ情報に騙されたブッシュを罵倒しまくっていたにもかかわらず、今度は、自分を失脚させようとしているCIAのインチキ情報を鵜呑みにして、ロシアの同盟者のアサドを葬り去ろうとしています。信じられません。まともな人間の思考ではありません。シリアなんかどうでもいい、アメリカファーストと言い続けてきた人間が、突然、シリアの赤ん坊が毒ガスの犠牲になった以上は、たとえ、第三次世界大戦になったとしてもアサド政権を葬り去らなければならないと、180度豹変しています。

ランド・ポール氏は、トランプ政権がシリアを攻撃する前に、議会で承認を得る必要があると釘を刺していますが(Democrats: Trump ‘really needs to come to Congress’ to approve strikes on Assad)、たぶん承認されるでしょう。アメリカは本当にアホな国だなぁと、感心させられます。何回同じ手で騙されたら気が済むのかと・・・。学習能力がゼロなのか、みんながネオコンのグルなのかは分かりませんが、完全にいかれてるとしか言えません。

全てはプーチン次第

第三次世界大戦に発展するかどうかは、全てはプーチン大統領次第なのですが、もし、アメリカがシリアを攻撃して、ロシアが同盟国のシリアを助けなかった場合、プーチンの面目は丸潰れになり、政権が持たない可能性があるとも指摘されています。なので、トランプ政権が、本気でシリアの政権交代を画策した場合、確実に第三次世界大戦になると予想されています。ロシアとアメリカの戦いが、シリアだけで済めば良いのですが、他の地域に飛び火した場合、非常に厄介で、最悪の場合、日本も巻き込まれる可能性があります。北朝鮮は、シリアの次は自分の番だと悟ると思うので、日本にミサイル攻撃を仕掛けてくる可能性大です。イランもシリアのアサド政権を失うわけにはいかないので、全力でアサド政権を支援するはずです。そうなると、アメリカ対ロシア、イラン、シリア、北朝鮮となるわけですが、日本も間違いなく巻き込まれます。国内に米軍基地があるし、北朝鮮から目の敵にされているので仕方ありません。

クシュナー氏陰謀論

トランプ大統領の豹変は、クシュナー氏の影響が大きいと一部で言われています。今回の一連の動きは、クシュナー氏のイラク訪問と完全に連動しています。バノン氏がNSCから追放されたのも、氏がシリア介入に猛烈に反対したせいだとも伝えられているので、クシュナー氏とバノン氏の確執を考えると、それもうなずけます。もちろん、全ていい加減なネット上の情報なので、妄想や作り話、フェイクニュースの可能性は完全には否定できません。ただ、バノン氏のNSC追放劇を鑑みると、トランプ大統領がネオコンに完全に取り込まれてしまった可能性が強く、トランプ大統領の娘婿のクシュナー氏が、実はネオコン(リベラルネオコン)だったという事実が明らかになったとも言えます。トランプ大統領が、シリアを攻撃した場合、中間選挙で民主党が歴史的な圧勝をして、トランプ大統領は100%弾劾/罷免されるだろうと、多くのトランプファン達が予想しています。とにかく、あまりにも愚か過ぎるとしか言えません。

中国の習近平国家主席が、トランプ大統領との首脳会談時に、シリア攻撃を留まる用に説得してくれるのが一番なのですが、誰かが止めないと、本当に世界大戦になる可能性があります。シリア問題と北朝鮮問題は今月が山場になりそうです。戦争だけは勘弁してもらいたいものですが、トランプ氏が大統領になった時点で、第三次世界大戦は避けられないとは思っていたので、覚悟はできていたつもりでも、実際に起こるかもしれないとなると、怖い物があります。