株価暴落:トランプ大統領が言うgoing locoとはどういう意味なのか?

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ニュースサイトを閲覧していたらこんな記事”Trump doubles down on Fed attacks, saying it’s ‘going loco’“が目に飛び込んだ。この文中の’going loco’の意味が全く分からなかったので調べてみた。

先ず記事を読み進めていくと以下のように書かれていた。

“The problem I have is with the Fed. The Fed is going wild. I mean, I don’t know what their problem is that they are raising interest rates and it’s ridiculous,” Trump said during a telephone interview with Fox host Shannon Bream. “The problem [causing the market drop] in my opinion is Treasury and the Fed. The Fed is going loco and there’s no reason for them to do it. I’m not happy about it.”

「”Fedのやり方には納得行かない。Fedは馬鹿なことをしている。というのも、何で彼等が利上げをし続けているのか意味不明だし、本当に馬鹿げているからです。”とトランプ大統領は、フォックスニュースのホスト、シャノン・ブリーム女史とのインタビューの中で語った。”私の考えでは、NY市場の株価下落の原因は、財務省と連邦準備制度にある。Fedはlocoで、彼等が金利を上げる理由など存在しない。私は利上げには納得行かない。”」

この英文中のlocoを辞書で調べると以下のような意味であることが分かった。
loco = 頭がいかれた, まともじゃない
go loco = 頭がいかれる

なので、問題の文は、「Fedは頭がいかれていて理由もないのに利上げを繰り返している。」といったような意味になる。つまり、猛烈にFed(Federal Reserve System/連邦準備制度)を批判しているということだ。先月のブログの中で早急な利上げに警鐘を鳴らしているが、Fedに課せられた最大の使命が物価の安定であったとしても、金融引き締めはやり過ぎれば劇薬になることは、過去の歴史が嫌と言うほど証明してくれている。リーマンショック後の世界同時大不況で、インフレ(ハイバーインフレを除けば)よりもデフレが怖いことはFedは百も承知なはずだ。急速過ぎる利上げは、やっとインフレに傾き出した米経済をデフレに戻しかねない危険性をはらんでいる。米利上げで新興国の経済危機が高まっているのも事実だし、トランプ大統領の苛立ちも納得できるというものだ。ただ、Fedとしては、ノーマルな金利水準である3%に一刻も早く戻したいんだろうし、好景気の間に金利を上げておけば、不景気になった時の薬(利下げ)が増えるので、とにかく早く3%に上げたいという気持ちは分かる。まぁ、少なくとも、アメリカには利下げとQE4という治療薬があるが、日本にはもう治療薬がないということだけは日本人は知っておく必要はあるだろう(日銀が株を買いまくって、市中に金をばら撒き続ければいいという暴論はあるが)。

記事タイトル中のdouble downについてはこのブログの中で詳細に説明されている。locoは、locomotive(機関車、原動力)のlocoでもあるので知っておいた方がいいだろう。

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