Deep State(ディープステート)についての一考察

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トランプ氏の言うところのDeep Stateというのは、トランプ政権を転覆させようとしていた勢力のことだと思われます。オバマ・バイデン政権がCIA、NSA、FBIを政争の道具に使っていたことは有名な話ですが、ディープ・ステートは、クリントン・ブッシュ・オバマ政権下のODNI、DOD、DOJ、DOS、DHS、NSC等で暗躍していた政府高官・高級官僚・一般職員のことを指します。

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モニカ・ルインスキー・スキャンダル

“I did not have sexual relations with that woman, Miss Lewinsky.”このビル・クリントン大統領の名台詞で知られるルインスキー・スキャンダルですが、クリントン大統領の弾劾に決定的な役割を演じたのがブッシュ政権からのhold overだったホワイト・ハウスの職員(後に国防総省へ転属)リンダ・トリップ女史でした。クリントン政権転覆に関わったトリップ氏のような前政権からの居残り組がディープステートと言えます。ヒラリー氏に言わせると、deep stateは、vast right-wing conspiracyになります。巨大な右翼の陰謀団という意味ですが、deep stateも巨大な陰謀団のことですが、両者には明確な違いが存在します。ヒラリー氏が言うところの夫を弾劾に追い込んだ陰謀団は、法律に則った地道な捜査によって弾劾するのに足る確かな証拠を得ていますが、トランプ氏のいうところの陰謀団は、外国人スパイを使って調査書類(Steele dossier)をでっち上げたり、FBI弁護士による証拠捏造、FBI捜査官による虚偽の証言等、法律ガン無視でやりたい放題やってトランプ政権の転覆を試みています。彼等がやったことは完全に国家反逆罪で、本来なら死罪に値する重大な犯罪なのですが、何故かほとんどお咎め無しで済まされそうです。基本的にディープステートは何をやっても許されてしまうのです。

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ウクライナゲート

ウクライナ生まれの移民である、国家安全保障会議(NSC)のアレクサンダー・ヴィンドマン米陸軍中佐が、2019年7月25日のウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とトランプ大統領の電話会談(トランプ氏曰く一点の曇りもない完璧な電話会談)を聞いた時に、トランプ氏がゼレンスキー氏に不適切な要求をしていることに不快感を覚え、そのことをNSC弁護士のジョン・アイゼンバーグ氏に報告して行きます。最終的にトランプ氏が弾劾されることになるのは、この時ビンドマン氏はトランプ氏とゼレンスキー氏の電話会談の内容は絶対に口外しなようにと念を押されていたのにもかかわらず、彼の親しい友人であるCIA分析官のエリック・シアラメラ氏に漏らしたことに起因しています。このシアラメラは、ロシアゲート捏造にも深く関わっている曰く付きの人物でもあります。一時期、このエリック・シアラメラと弾劾裁判で首席検察官役を務めた民主党のアダム・シフ下院議員の娘アレクサ・シフ嬢が付き合っていたという情報が流れていましたが全くのデマです。ウクライナゲートは、ロシアゲート捏造に失敗したディープステートが仕組んだロシアゲート2.0ということになります。これでディープステートが何なのか良くお分かり頂けたのではないでしょうか。

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バイデン犯罪一家の犯罪を暴こうとしただけ

トランプ氏は、バイデン犯罪一家のウクライナでの犯罪を暴こうとしただけで、それには、バイデンが大統領になった場合、アメリカの国家安全保障に重大な危害を及ぼしかねないという然るべき正当な理由があったのです。バイデンが大統領になったことで、戦争や飢饉、ハイパーインフレにより世界中で数千万人が死ぬことになります。バイデンさえ大統領になっていなければ死なずに済んだ人達なのです。全面核戦争になってしまった場合、人類の96%が死滅すると言われています。トランプ氏が再選していたら、今頃、ゼレンスキー大統領とトランプ大統領はホワイトハウスで談笑していたかもしれません。あの時、もし、バイデン犯罪一家の悪事が暴かれていたら、バイデンが大統領に当選することもなかっただろうし、世界がここまで混沌とすることもなかったはずです。かつてウクライナの国防大臣になるよう要請されていたビンドマン氏は、生まれ故郷であるウクライナの今の惨状をどう思っているのだろうと思う今日この頃です。

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ディープステートは大統領でも制御不能

トランプ氏の言うディープステートは、トランプ氏とプーチン氏が仲良くなることを全力で阻止しました。それは、ディープステートにとって、ロシアは常にアメリカの敵でなければならないからです。オバマ氏もかつてロシアはアメリカの敵ではないと公言していました。冷戦脳から脱却できないロムニーを嘲笑してさえいました。2014年のディープステート主導によるウクライナでの政権交代劇以降に勃発した内戦に際して、オバマは、ウクライナはロシアの関心が強いという理由でジャベリンやスティンガー等の殺傷兵器の売却を拒否しました。そういった殺戮兵器を送ることで、革命政権による親ロ派やロシア系住民に対する虐殺・弾圧がエスカレートして、ロシアが全面介入することを恐れたからです。チームオバマとチームクリントンを牛耳るディープステートは、オバマ氏の知らないところで勝手に色々と動いていました。オバマ氏もそのことについてFBIに不快感を吐露したことがあります。ディープステートが恐ろしいのは、大統領の知らないところで暗躍しているところです。トランプ大統領を弾劾に追い込んだウクライナゲートにおいても、トランプ大統領の預かり知らないところで、トランプ政権に巣食うディープステートが、トランプ政権を転覆させるべく秘密裏に動いていました。ディープステートが誰にも止められない事は、今のウクライナ戦争が証明しています。ウクライナ戦争はアメリカのディープステートが引き起こしたと言っても決して過言ではありません。


参考サイト

President Trump calls new FBI texts ‘bombshells’

Biden and Obama Must Answer for Russiagate

Alexander Vindman Discusses Testifying On The Central Phone Call In Trump Impeachment

who is Eric Ciaramella. I read Schiffs release and his name was there. Why the outrage?

Linda Tripp: A Catalyst of a Clinton Scandal Who Maintained She’d Done Right

Why Ukrainegate Is Nothing Like Russiagate

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