名言:Deception by an omission of the truth is as bad as a lie

事実の省略による誤魔化しは、嘘と一緒です。例えば、今アメリカで問題になっている、トランプ政権関係者達が、ロシア関係者と接触を持った事実を報告しなかった行為が、まさにこの名言に当たります。ロシアとコンタクトを取った事実を省くことは、コンタクトを取っていないと嘘を付くのと変わらないという意味になります。あくまでも、意図的に、会った事実を話さないことを意味しているので、例えば、ど忘れした可能性もあるので、嘘と同列に扱うのは無理があると言ったような反論とは次元が違います。そもそも、ど忘れならこの名言は当てはまりませんし、deceptionという単語が意味する通り、ごまかし行為の事を指しています。

事実の省略による欺きは嘘と変わらない

Deception by an omission of the truth is as bad as a lie. この名言は、ニューヨークタイムズ誌が集計するベストセラーリストの中のベストセラー作家であるJennifer Chiaverini(ジェニファ・キャベリーニ)氏にアトリビュートされています。こういったごまかし行為は、多くの人によって日常的に頻繁に行われていますが、その事実の省略がばれた時、当事者たちは、たいていの場合、あの時は事を荒立てたくなかったので敢えて言わなかったとか、すっかりど忘れしていたといったような言い訳をします。実際には、誤魔化すつもりで省いたのか、純粋にど忘れしていたのかは、本人にしか分からないので、下手にこの言葉を使うと、相手を嘘付き呼ばわりすることになるので注意が必要です。欺きと確信を持てる時だけ使用すべきです。

Omission of the truth is still a lie

ググると、上記のような似たようなフレーズも出てきます。Omission of the truth is a lie. も同じような意味ですが、相手を糾弾する意味合いが強くなるようです。ネット上だと、だいたいの人達は、事実を省くことは嘘、ウソのようなもの、嘘の一形態に過ぎないと言っているのですが、Omission of the truth is not a lie. と言っている人達もいます。言う必要性がないことを言わないからといって、その事を嘘と決め付けて批判するのはおかしいという意見です。

親が子供に「今日は学校ちゃんと行った?」ときつく尋ねた時に、子供が「行ったよ」と答えたのですが、事実は、学校には行ったけど、校舎の中には入らなかった事実は言わなかったとしたら、それが嘘になるかどうかは、まぁ、受け取る側の判断に委ねるしかありません。子どもは事実を言えば叱られるのが分かっているので、敢えて事実を語る必要はないわけです。

聞き手も質問の仕方を変える必要があることも確かで、例えば、上記の例の場合は、学校で全ての授業をきちんと受けて来た?と尋ねるのが、この欺きを防止する事にもつながります。